カリブ海クルーズ vol.13~お別れ会~

本日は終日海の上。
レストランの裏方ツアーのご招待が。TOEICの問題文みたいですね。
想像以上に裏方でした。1週間程度のクルーズであれば、食材は寄港地で補充することなく、母港で全部積みきってしまうらしいです。たまに食材が足りなくなることがあるけど、その時は近くの仲間の船から譲って貰ったりもするんですって。居酒屋みたいですね。
その日のメニュー内容を事細かに記したもの。欧米のレストランのメニューって、写真を載せずぶっきらぼうに文章で書いてあるだけで、色々とホールスタッフに内容を聞かないといけないところが面倒ですが、ちゃんと写真とかもあるのか。なぜああいう仕組みにしているのでしょうか。アメリカ人はおしゃべり好きだからかなあ。
お次は舞台の裏方ツアーへ参加。こういうのに参加して感心するのは、アメリカ人の質問の遠慮の無さ。「何か質問は?」となった瞬間、質問の嵐。給料や福利厚生など込み入った話まで図太く聞きまくる精神に感服します。日本人だと、「何か質問は?」と聞くのは一種の儀式なようなもので、実際に質問されることなんてあんまり無いですもんね。
色々とお話を伺ってようやく当社のエンタメレベルの高さを得心しました。他社の船上パフォーマーは陸の上で勝負にならなかったから仕方なく、という雰囲気が強く、結果として意識も肉体も技量も低く映ることが多かったのですが、当社の演者は陸の上でも仕事を持っているのです。プロとして自分にすごく自信を持っていて、堂々としていてカッコよかった。
こんなところで歌って踊れたら気持ちよいだろうなあ。ノーギャラで良いから紅白出たいなあ。
アイススケート場でぐるぐる回り、亀山級のヘッドスライディングを決める私。
ランチは部屋のバルコニーで摂ることに。ルームサービスは単純なメニューに限定されることが多いですが、スイート客はレストランの全てのメニューを注文してOKとのこと。
ハイチでハンバーガーを食べ損ねていたので記念に注文。期待通り楽しめました。
クルーズも終わりに近づいてきたので、プロムナードにてお別れパレード。
こんなに安売りしちゃって良いの?と心配するぐらい
山ほど着ぐるみが出てきます。それにしてもシュレックの奥さんはブスだなあ。あんなお姫様が認めらるだなんてアメリカは心が広い。
ラウンジでお酒を飲むのも今夜が最後。
ビールからのスパークリング連射という暴挙に出、酔っちゃいました。
劇場でお別れパーティ。こういうのには毎回ちょっと感動してしまう。ちょっとだけね。
夕食のホタテはあからさまな冷凍味ですが、ホタテ自体すごく好きな食材なので問題なし。
オニオングラタンスープはイマイチ。ゆうべのものとは全く異なる。こういうことされちゃうと、別料金レストランに行きたくなっちゃう。
サラダは焼いたチーズが香ばしくて良い。
メインはラムのモモ肉。ラムのモモ肉って食べる機会が少ないため、思わず飛びついてしまいましたが、臭みが強すぎて食えたもんじゃありませんでした。最後のディナーなのに。。。
フロリダはキーライムパイで有名とのことなので、それをデザートに注文したところ、非常に人工的な味でアウト。
最後のディナーだ、なんとしても良い形で終えたい、との思いから、ピスタチオのアイスクリームで挽回を図ると、まったくピスタチオを感じさせないものが。メロンジュースのメロン味レベル。
最後に飲食の責任者やウェイターが集まってありがとうございましたのご挨拶。おおおこんなにも人数いたのか。圧巻。8日間お世話になりました。

「カリブ海クルーズ」シリーズ目次


関連記事
旅行が好きです。油断するとすぐに旅に出ます。楽しかった大型旅行の先頭記事をまとめました。リンクに飛んでから、順々に次のページをめくって頂ければ幸いです。