なかむら屋/安里(沖縄)

今回は、私の愛すべき街、栄町にAirbnbで滞在しております。朝7時にマンションを出ると、知らないオジサンが道端で酔いつぶれているハードボイルド・タウンです。ちなみにこの12時間後、同じ場所を通りかかると違うオッサンが観光客にタバコをせびっていました。
普段は朝食を摂らない主義なのですが、ダイビング期間中はエネルギーを摂取しないと体がもちません。りうぼう(沖縄のスーパー大手)でオニギリを買うのも味気ないので、すぐ近くの沖縄そば屋へ。24時間営業です。
住人と拮抗するハードボイルドな店内。後ろのテーブルでは居酒屋の制服を着た店員らしき人物と半グレ系のオヤジ、東南アジア系水商売風の女子が大声でゲラゲラと酔っ払っています。ちなみに朝の7時です。
沖縄のそば屋の相場は500円という印象ですが、当店は600円スタートと強気。たんぱく質と脂質もバランスよく取りたかったので、最高値のソーキそば750円を注文。
15秒ほどで着丼。なるほど深刻な肉の量です。小学生のゲンコツほどのソーキが中央に鎮座。味は中くらいといったところ。ソーキも麺もスープも普通に美味しいですが、深い爪あとを残すという風情ではありません。
ソーキを食べ終わるとスペアリブが登場します。味のベクトルはソーキと同じですが、より肉々しさを湛えており最後の最後まで食べごたえがありました。
ちなみに店内は全てセルフサービス方式。絵に描いたようなワンオペであり、麺の受け渡しはもちろん、食器の片付けなども自分で行いましょう。
翌日もお邪魔しました。今回は野菜そば。700円とソーキそばより安かったため、野菜だけがトッピングされたソバだと思っていたのですが嬉しい誤算。ソーキもきっちり入っているじゃないですか。

野菜はその場で炒められ、そのエキスがスープに添加されるため、前日よりも深みのある味わいに感じました。肉とのバランスも良く、これで700円であれば文句なしです。24時間営業というのも嬉しい。栄町で小腹が空いた際に是非どうぞ。


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この年は1年で10回沖縄を訪れました。1泊15万円の宿から民宿まで幅広く手がけています。
TACが世に出した一風変わった沖縄本。もはやガイドブックではなく参考書の域です。非常に情報量が多く、かつ、うまく整理されており読みやすい。大判ではないので持ち歩きやすいのも素晴らしいです。オールカラーの割に高くない。数多ある沖縄ガイドブックの中では突出した存在です。

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