外食家 くじら/読谷村(沖縄)

残波岬でのダイビングの後に立ち寄ったお食事処。
入店時に「ご予約は?」と聞かれて驚き。なるほど今日は連休のど真ん中。結論から述べるとわざわざ遠くから食べに来るほどのお店ではありませんが、確実に入店したいのであれば予約しておいたほうが良いでしょう。
スープ。複雑味に乏しくフラットな味わい。まあ、880円のランチセットのオマケであればこんなものかもしれません。
サイドディッシュのチキンとサラダ。チキンのガリっとした火入れは結構好きなのですが、どうにも味付けが薄っぺらい。サラダはコンビニレベルです。
自家製のタバスコ(?)に、味変用のパルメザンチーズ。このタバスコが程よい辛さで複雑性を一気に増してくれるので、このトッピングを前提に料理を楽しんだほうが良いかもしれません。
メインはシェフ自慢のチーズリゾットを選択。こちらも米の火の通りは好みであり量も立派なのですが、いかんせん味付けに乏しい。味覚の相性につき、当店のシェフと私の間に大きな隔たりがあるのでしょう。

「沖縄はまず量なんですよ。『おなかがいっぱいになったかどうか』が第一の基準であり、本質的な味については論点になりませんね。『美味しいけれどもう少し量が欲しい』という感覚は沖縄には存在しません」と、ローカルより解説。なるほど。


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この年は1年で10回沖縄を訪れました。1泊15万円の宿から民宿まで幅広く手がけています。
TACが世に出した一風変わった沖縄本。もはやガイドブックではなく参考書の域です。非常に情報量が多く、かつ、うまく整理されており読みやすい。大判ではないので持ち歩きやすいのも素晴らしいです。オールカラーの割に高くない。数多ある沖縄ガイドブックの中では突出した存在です。

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