オギノ/池尻大橋

東京ではトップクラスに予約が取りづらいお店ではないでしょうか?私は行こうと決めてから2年以上かかりました。たまたま当店のHPを開くと「キャンセルがあったので本日空き有」的なことが書かれていたので、ソッコーで電話してなんとかなったわけです。

喫茶店(カフェではなく喫茶店)というか美容院というか、不思議な外観。内部もフレンチレストランっぽくない。
お通しのピクルス。ヤングコーンのピクルスが面白い。
ウニと何かのゼリー。いつもそうですが、つい北島亭と比較してしまう。
鮎。美味しいけれど、盛り付けがファミレスみたいなのが残念。
パンとリエットは食べ放題。結構美味しくて進む進む。これだけでおなか一杯になりそうです。
スープドポワソン(魚のスープ)。美味しいのですが、味の濃い私ですら濃いなあと唸ってしまうほどでした。
サンマのクレープにぶくぶくスープとカボチャ。これはちょうど良い濃さで美味しかったです。
お魚。盛り付けがセンス無いよなあ。

牛肉。バリバリ赤身で美味しい!と推されてましたが、味わいは中くらいといったところ。
連れは豚肉。牛と違いがわからん…。
デザートにプリン。見た目はアレですが、これはめちゃくちゃ美味しかった!卵の味が濃厚!

夜にカプチーノを飲むのはヘンな感じがしますが、どうしてもウサギちゃんが欲しかったので注文してしまう。耳がたまらんね。

どの皿もそこそこ美味しい。ただ、盛り付けが普通すぎてテンションがあがることはありませんでした。近所にあればしょっちゅう通いたいけれど、リダイヤル100回して予約とって電車乗って行く程ではありません。

なんとなくネガティブな記事になってしまいましたが、期待が大き過ぎただけであって、フラットな気持ちで臨めばリーズナブルなお店だと思います。


このエントリーをはてなブックマークに追加 食べログ グルメブログランキング

関連記事
「好きな料理のジャンルは?」と問われると、すぐさまフレンチと答えます。フレンチにも色々ありますが、私の好きな方向性は下記の通り。あなたがこれらの店が好きであれば、当ブログはあなたの店探しの一助となるでしょう。
日本フレンチ界の巨匠、井上シェフの哲学書。日本でのフレンチの歴史やフランスでの修行の大変さなど興味深いエピソードがたくさん。登場する料理に係る表現も秀逸。ヨダレが出てきます。フランス料理を愛する方、必読の書。


OGINO
関連ランキング:フレンチ | 池尻大橋駅三軒茶屋駅

アンドセジュール/多摩川

東横の多摩川駅から徒歩3分。人の流れが全く無いこんなところにフレンチレストランがあったとは…。しかし満席。そりゃそうだ、安くて美味しいもん。ワインの値付けも安すぎて不安になってしまう。
天使エビのカダイフ包み。最近カダイフを使った料理が流行ってますね。
ガスパチョ!スパニッシュですが、暑い日だったのでキニシナイ!こういう柔軟なところ、すごく好き。
ハラミを焼いたやつ。フレンチの伝統的な牛肉料理って、あっさりした赤身をしっかり焼いて、バターをしっかり効かせたどっしりとしたソースを使うことが多い。日本人はサシが大量に入った肉を好むので、日本のフレンチで肉を出すのはとても勇気が必要です。だって脂たっぷりの和牛なら塩コショウレモンが一番うまいもん。当店はその伝統的な調理で攻めてくる。楽しめました。ワインがぶがぶやで。
デセールもこってり美味しかったです。

とても満足。でも、もったいない。これだけのセンスと技術があれば、東京の端っこで細々とやってないで、スポンサーを見つけて都心でグランメゾンやればいいのに。雇われ料理人なら所詮は人の店、儲けとかそれほど気にすること無く存分に才能を発揮できるでしょうに。

難しい問題ですね。自由を求めて小さな自分の店をもつと、商売を常に意識するようになり、自由に料理をできなくなる。雇われシェフで組織に縛られたほうが、逆に才能を発揮できる。このジレンマを打破できる"何か"が見つかれば、日本の食シーンは劇的に向上すると思います。誰か見つけてください。


このエントリーをはてなブックマークに追加 食べログ グルメブログランキング

関連記事
「好きな料理のジャンルは?」と問われると、すぐさまフレンチと答えます。フレンチにも色々ありますが、私の好きな方向性は下記の通り。あなたがこれらの店が好きであれば、当ブログはあなたの店探しの一助となるでしょう。
日本フレンチ界の巨匠、井上シェフの哲学書。日本でのフレンチの歴史やフランスでの修行の大変さなど興味深いエピソードがたくさん。登場する料理に係る表現も秀逸。ヨダレが出てきます。フランス料理を愛する方、必読の書。

Un de ces jours
関連ランキング:フレンチ | 多摩川駅沼部駅新丸子駅

レフェルヴェソンス/表参道

慶應→ブラス→ファットダックというエリートコースを突き進むシェフ。ファットダック出身ってだけで前衛的な調理とみなされ、今年最も賛否両論なレストラン。ミシュラン一ツ星。ちなみに店名は「泡」を意味し、内装や皿、料理に至るまでブクブクアワーな世界が広がります。
カニのエキスをぶくぶくさせたもの。すごく美味しいんだけれど、量が少なすぎて逆にストレスが溜まってしまう。次の皿への期待という意味では正しい戦略か。
フレンチレストランでイカをこういう形で食べるのは初めて。イカ自体の味は薄く、味付けも薄かったので印象に残らない。そんなにシンプルにするならワサビ醤油のほうが美味しいのではないかとさえ思ってしまう。
スペシャリテのカブ。方々の記事で大絶賛されていたカブですが、私は特に何も感じませんでした。カブとしてはすごく美味しいし、調理も丁寧にされていることはすごく伝わるのですが、所詮はカブなんですよ。今までに食べたカブの中では文句なし一番に美味しいのは間違いありませんが、カブなんですよね。私の嗜好が幼稚なだけかもしれませんが。
メインはフォアグラ、エビ、卵などがギッチリ詰まったパイ。
これはとても美味しい。非常にわかり易い味わい。周辺の野菜もそのままですごく美味しい。
デザートは意図が理解できず。上質なグレープフルーツと濃厚なアボカドが完全に喧嘩しています。
というわけで、思っていたほど前衛的な調理ではなく、むしろシンプルな調理のお店だと感じました。

最後のシェフが挨拶に来るとのことで、経歴からしてどんだけスノッブな奴なんだろうと身構えていたのですが、とっても人懐っこい方で、料理が大好きってなカンジのイケメン好青年でした。笑顔が素敵。レストラン談義でちょこっと話が盛り上がった時のキラキラ輝く瞳!この仕事が好きで好きでたまらないことがヒシヒシと伝わって来て、ああ、この店は将来カンテサンスやナリサワと共に日本のフレンチを引っ張っていくのだなあと直感。風格のある料理を出すために、もっと値段を上げても良いかもしれません。今後に期待!


このエントリーをはてなブックマークに追加 食べログ グルメブログランキング

関連記事
「好きな料理のジャンルは?」と問われると、すぐさまフレンチと答えます。フレンチにも色々ありますが、私の好きな方向性は下記の通り。あなたがこれらの店が好きであれば、当ブログはあなたの店探しの一助となるでしょう。
日本フレンチ界の巨匠、井上シェフの哲学書。日本でのフレンチの歴史やフランスでの修行の大変さなど興味深いエピソードがたくさん。登場する料理に係る表現も秀逸。ヨダレが出てきます。フランス料理を愛する方、必読の書。


レフェルヴェソンス
関連ランキング:フレンチ | 表参道駅乃木坂駅広尾駅

天然うなぎ しま村/高田

当日午前11時に予約して正午に入店という暴挙。ミシュラン一ツ星だけど、まあ平日昼間だし住宅街だし余裕でしょと思ってたら、きっちり満席。こんな辺鄙な立地でこの人気はすごい。カメラを持っていなかったので、今回は写真ナシです。

私は鰻釜。釜でひとり分づつ炊いたご飯に、しっかり焼き目をつけた鰻がどーん。一膳目はそのまま、二膳目は薬味を入れて、三膳目はダシとわさびを入れてお茶漬けに、四膳目にはとろろをかけてごちそうさまという、ひつまぶしの進化系です。美味しい。特にご飯、白米がすごく美味しい。

鰻って国産であればあんまり味の違いがわからない私。あとはどれだけ蒸すかとかどれだけ焼くかとかの違いでしか私は判別できず、当店の調理法が私の好みであったので、全体的にすごく美味しく感じました。

連れはレディースセット。う巻きを筆頭とするあらゆる鰻料理を小さいポーションで全て提供という、鰻のフルコース。小さめの鰻重もついて、素敵なコースだと思います。

リーズナブルで良いお店だと思います。ただ、冠に「天然うなぎ」とつけるのはいかがなものか。この日は置いていなかったし、年がら年中安定して天然うなぎを供給することなんて至難の業でしょう。


このエントリーをはてなブックマークに追加 食べログ グルメブログランキング

関連記事

「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。

天然うなぎ しま村
関連ランキング:うなぎ | 高田駅

北島亭/四ツ谷

北島亭。フレンチ好きで知らない人はいないでしょう。四ツ谷にある老舗。内装がしょぼいだの華やかさに欠けるだの量が多すぎるだの批判はたくさんありますが、「美味しくない」という人は絶対にいない実力派。ミシュランに載る事がなく、「ミシュランなんてアテにならん」と言わしめる原因のお店です。今年はようやく一ツ星を獲得。良かった良かった。
アミューズにツブ貝。「下の海草は飾りなので食べれません(キリ」と言いきるところが何だか可笑しい。
メロンのスープ。げげげげー、と思ったアナタ!これがめっちゃめちゃうまいんだって。爽やかに甘い。クセのない上質なキュウリみたい。
ウニのコンソメゼリー。どう考えてもうまいっすよねコレは。しかも量がとんでもなく多い。寿司屋の5カン分ぐらいのウニ。周りのカリフラワーのムースもとてもよく調和しています。
フォアグラのポワレ。これはヘンに脂っぽくてあまり好きじゃありません。
シャケ。半生というかなんというか、絶妙な火入れです。すごく美味しいし、ポーションもしっかり。
メインは和牛のロースト。
興奮しますよねこういう断面。うまい。たまらん。焼肉屋でガッツリ食べる時よりも、「肉食った感」で満たされます。
切っただけのスイカ。うーん、面倒だったのか、この形が一番という結論に達した結果なのか…。
デザートは10種類ぐらいからひとつをチョイス。ブランマンジェにしました。これも牛乳プリンぐらいの量があって、ヴァニラの風味がしっかり効いていて、シンプルながら圧倒的な美味しさです。
ミニャルディーズもたっぷりと。食べ切れなかったらお持ち帰り可とのことですが、その場で食べ切ってしまう。

私は大食いでわかりやすい味を好むため、このお店は黄金センターです。ただ、連れは「何あのシャケに載ったブロッコリー。センスなさすぎ」と憤慨してたので、そこは人それぞれでしょう。

そう、色々とダサいんですよね。内装も接客も料理も何もかもがダサい。ミシュランが星をつけなかったのもなんとなく納得できます。ただ、どの皿も印象的で、どれも美味しい。おなか一杯になることができる。こういうお店ってなかなかないですよ。おっさん同士で来るのがいいのかなあ。また来ます。


このエントリーをはてなブックマークに追加 食べログ グルメブログランキング

関連記事
「好きな料理のジャンルは?」と問われると、すぐさまフレンチと答えます。フレンチにも色々ありますが、私の好きな方向性は下記の通り。あなたがこれらの店が好きであれば、当ブログはあなたの店探しの一助となるでしょう。
日本フレンチ界の巨匠、井上シェフの哲学書。日本でのフレンチの歴史やフランスでの修行の大変さなど興味深いエピソードがたくさん。登場する料理に係る表現も秀逸。ヨダレが出てきます。フランス料理を愛する方、必読の書。

北島亭
関連ランキング:フレンチ | 四ツ谷駅四谷三丁目駅曙橋駅

プランデルブ/北鎌倉

2012年のミシュラン湘南地域で唯一の星付きフレンチ。北鎌倉の山の上にあり、車でないと行けません。ワクワクしますよねこういうところにあるレストラン。お酒が飲めないのが残念。連れが飲んでいた自家製枇杷のスパークリングが美味しそうでした。
前菜はウニにコンソメゼリー。間違いなく美味しいけれど、北島亭の同じものを経験済みなので、どうしても比べてしまい、やっぱり北島亭のほうがいいなあとか思ってしまいます。
 連れの鎌倉野菜盛りの方が断然見目麗しい!
スープはまずます 。

メインはリードボーを選択。リードボーとは牛の胸腺。焼肉で言うところのシビレですね。割と珍しい部位で中々お目にかかることが無いので、メニューにあれば必ず注文。フワっ、トロッ、ジュワッの三拍子。臭みも無く抜群に美味しかったです。
 デザートも手抜きナシ。大満足。
鎌倉地域って妙にフレンチが多くって、食べログの評価もどこも異常に高い。ちょっと遠出したから舞い上がって美味しく感じてるだけじゃないのかあ、と穿った見方をしがちですが、当店は心から美味しいです。また来ます。


このエントリーをはてなブックマークに追加 食べログ グルメブログランキング

関連記事

「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。

レストラン プランデルブ北鎌倉
関連ランキング:フレンチ | 北鎌倉駅