おにまる/麻布十番


本日は先日結婚式を挙げたばかりの新婚夫婦がスペシャルゲストとして参加です。新婦は武井咲に似た品の良い美人(以下、えみちゃん)。あった瞬間に「わ!美人が来た!」と思わず本音がこぼれてしまいました。
それにしても新郎が新婦にベタ惚れ。「えみちゃん、疲れてない?」「えみちゃん、無理しないでね」と常に新婦に気遣い、ボディタッチが妙に多く、腕を組み太ももに触れ手まで握り出す始末。ほんっと奥さんのこと大好きだよね~、と皆でからかうと「うん!大好き!えみちゃんチュウ~」ここまでピュアに人を愛せる中年は珍しい。
家でもこんな調子なの?と尋ねると「はい!えみちゃんにずっとくっついてます!」なんと可愛らしい。デール・カーネギーの「犬を見習え。尻尾を振りながら常に寄り添い愛情を捧ぐだけで生きていけるものだ」という言葉がよみがえる。
ちょっと恥ずかしい思いをさせてやろう。一緒にお風呂とか入ったりするわけ?と意地悪な質問を投げかける。彼らは眉ひとつ動かさず、「入るよね~」と見つめ合う。何これ聞いた俺が恥ずかしい。

「『もう眠いから早く寝ようっ!』ってなるじゃないですか、そんなときは、ふたりでお風呂場に行って、えみちゃんが洗い場、僕がバスタブに入って、『競争だ!10分で出れるかなっ!?』とか言いながら、ふたりでダッシュで身体を洗うんです。あ、僕はバスタブですけど、お湯を張ってるわけじゃないですよ、でないとザブザブしちゃって上手く洗えなくて、えみちゃんが先に出ちゃうじゃないですか」知らんがな。
しかし新婦は出張が多く家を空けることが多い。どうすんの?寂しくて死んじゃうんじゃないの?と新郎に問うと、「大丈夫です!ひとりの夜は、結婚式のビデオを繰り返し見ることにしています!」
新郎がトイレに行った隙に、ねえ、あれ、大丈夫?今まで付き合った男もあんな感じなの?と新婦に尋ねる。「そんなわけないです。彼は 思い切り特殊。でも、彼と結婚して本当に良かった!こんなに愛されて、私、幸せです!」もういいからお前ら帰れすぐ帰れ。
深夜3時、残されたメンバーでちゃんぽんを啜りながら「何だったんだあれは」と口々にふりかえる。それにしても羨ましい。愛は沈黙か叫びによってしか表現できませんが、彼は圧倒的に後者。私も家族のことを当然に愛してはいますが、あそこまで全力で叫ぶのはさすがに気恥ずかしい。

皆でイジりながらも幸せ満開のふたり。幸福とは香水のようなもの。周囲の我々まで幸せな気分に浸ることができた夜でした。


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我々のおにまるクロニクルは下記の通り。心からくだらない部室のようなやりとりばかり。ヒマで死にそうな時に時間つぶしにどうぞ。
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  • 2016年5月 ←「俺を殺しにかかってますね」
  • 2016年4月 ←営業日数25のうち8はご来店。
  • 2016年4月 ←からの朝までカラオケ。
  • 2016年3月 ←精彩を欠いている山田さん。
  • 2016年3月 ←美人局デビュー。
  • 2016年2月 ←スーパーバイザーの誕生日会。
  • 2016年2月 ←ヒルズ族というのはまやかし。
  • 2016年2月 ←「しゃ、写真を一緒にいいですくゎ?」
  • 2016年1月 ←カンテサンスに1日2度行く女。
  • 2016年1月 ←シューツリーの受け渡しのはずがどうしてこうなった。
  • 2015年9月 ←伝説の○○○○初登場。
  • 2014年5月 ←一番食べた日。
  • 2014年8月 ←イスラエル人が闖入し大騒動
  • 2014年8月 ←初訪問。もう2年も前なのですね。


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