JEAN-PAUL HEVIN/六本木

夏のメニューに切り替わったので、早速ランチ(写真は公式webサイトより)。
Taboulé à l'avocat(タブレ ア ラヴォカ)。軽快な脂を湛えた角切りのサーモンにアボカド。ハーブたっぷりのヴィネグレットソースが健やかな味わいでサッパリ。クスクスの味わいも軽やかで、夏にぴったりの一品。
暑い1日だったので、今回に限ってはチョコ系で攻めるのではなく、マンゴー主体のサッパリとしたデザートを選択。Verrine exotique(ベリーヌ エキゾティック)。マンゴーのジュレにパッションフルーツやバナナのベリーヌ(ムース)。底を支えるジュレも爽やかで、甘酸っぱく心地よい。
連れはVerrine Saint-André(ベリーヌ サンタンドレ)。
そう、チーズのサンタンドレから造られたデザートです。バターに近いトリプルクリームのコクがどこまでもリッチで滑らか。とにかく濃厚でショコラの深みさえもしっかりと受け止めます。こりゃ旨い。
飲み物はショコラ・ショ(ココア)のGingembre(ジャンジャンブル)。濃厚なショコラの間をショウガの清々しさがすり抜けていきます。我ながら良い季節に良いセレクトをしたものだ。
ところで、友人より「最近チーズの勉強されているんですよね?JPH好きですよね?コレ最強ですよ!」とプレゼントして頂いたのがコチラ。
フランスの著名なチーズを用いたボンボンショコラ大特集です。ううむ、なんと素晴らしいプレゼント。今、私が置かれた状況ならびに興味の内容を把握した上でのモノ選び。しかも誕生日でもバレンタインでも何でもないというのに。ありがたやありがたや。
シェーブル。シェーブルの何かは不明です。山羊乳特有の緻密な舌触りが非常に滑らか。山椒の使い方も見事。After Sevenの出してハイ終わり山椒とは雲泥の差。
ポンレヴェック。 わ、ウォッシュをショコラに使うだなんて冒険!と思いきや、最奥部のミルキーな部分のみを取り出しているのか、ミルクの甘さがどこまでも優しい。タイムの香りも面白い。天才的な一粒です。
エポワス。よりクセの強いウォッシュでJPHは攻めてきます。意図的なのか、エポワス特有のトロトロ感やマールの香りは感じられず、チョコのために設計されたようなクリアな味わいでした。ここで使うスパイスはクミン。
ロックフォール。エポワスとは打って変わってロックフォールの味わいを最前面に押し出します。これはすごい、刺すような塩味と青カビの香り。チーズラヴァーには堪らない味わいです。クーベルチュールも寄り添うようにタフな味わい。美味しい。全くムッシュ・エヴァンは面白い方である。


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男、かつ、左党の割にスイーツも大好きです。特にチョコレートが好きですね。JPHが基準なので、スイーツの評価は厳し目かもしれません。


JEAN-PAUL HEVIN 東京ミッドタウン店