Restaurant Gordon Ramsay/Royal Hospital Road

ゴードン・ラムゼイは21世紀で最も有名な料理人の一人ではないでしょうか?元サッカー選手で料理人に転進。めちゃくちゃ短気でキレまくり。テレビのドキュメンタリーでは下っ端への罵倒罵倒罵倒の連続でもはや清々しい。スカパーで「ヘルズキッチン」も人気でしたね。

スコットランド出身ですが、料理は一貫してフレンチ。ただ、休みの度に世界中を旅して各国料理を食べまくり、それらからインスパイアされたものを自身の料理に反映させる、研究熱心なお方です。ハーブやスパイスを多用することでも有名。日本では汐留のコンラッドに入ってます。汐留は一ツ星、本店である当店は堂々の三ツ星。

待ち合わせ時間の15分前に到着したのでウェイティングバーでメニューを熟読。妻は15分遅刻したので、結果として30分も待つこととなりました。店員に代わる代わるからかわれました。あうー。シュークリームみたいなやつにフォアグラのあつあつパテが入ったおつまみが美味しかったのが救い。

 パンは普通。
冷たいスープからスタート。ハーブだらけで、ブラインドで食べればフレンチではなく東南アジア料理と感じてしまうカモ。
フォアグラのパテにあひる肉。フォアグラらへんが美味しいのは当然として、つけあわせが美しい!
ブリオッシュはバターがキツすぎと思ったのですが、妻は絶賛してたので、人それぞれなのでしょう。

 ロブスターのラビオリ。身がたっぷり詰まってて最高に美味しかった。ロブスターだけでなく、ビスク(スープみたいなやつね)の一滴一滴まで本当に美味しい。
白身魚にラブリィなスープをかけたもの。個人的には一番の皿。白身魚って、どこで食べてもべつに普通なカンジですが、この皿は繊細で、上品で、奥行きがある。ハーブ使いもアジアの乱暴な使い方じゃなく、計算し尽されているのが伝わってきます。
妻のメインは豚肉。
私は小鳩。これはどうってことありません。彼は肉よりも魚&ハーブ攻撃が向いてるのかもしれません。
デセール(デザート)一発目はメロンとキュウリとバジルのスープ。ものすご爽やか!美味しいよう。ジョッキで飲みたかった。
クレームブリュレとリンゴジュース。クレームブリュレは想像の範囲内の美味しさですが、リンゴジュースには参りました。ものすごクリアなのに濃厚。
レモネードケーキにヨーグルトのソルベ。なんともかわいらしいですね。さっぱりしてるので、満腹なのにスイスイ胃袋におさまってしまいます。
ミニャルディーズ(小菓子)にはホワイトチョコのアイスにチョコレートとゼラチンの何か。うまく写っていませんが、ドライアイスのホワホワ感がたまりません。ドライアイスって無条件で楽しくなる。


ゴードンさんは更年期障害ブチギレクラッシャーなおっさんなのに、どうして料理はこんなにも繊細なのでしょうか。あと、ガテン系のおっさんが作るフレンチはどっしりとした調理が定番なのに、このおっさんのそれはものすごく軽い。もたれないのが良いですね。

サービスも完璧。メートルデトル(ホールスタッフの隊長)がものすごい貫禄なのに、笑顔はとてもチャーミングなのが印象的でした。汐留のゴードンラムゼイの立ち上げで、日本で働いていたこともあったんですって。客層もすごく良い。70ぐらいのじーさん2人が正装して上品に語り合ってるシーンとかしびれちゃう。

大満足。来て良かったし、また来たい。ただ、ミシュラン三ツ星はやりすぎ。申し訳ありませんが、この程度のレストランは日本に50店はある。ミシュランはイギリスに甘すぎだと思います。


「北欧クルーズ」シリーズ目次

関連記事
旅行が好きです。油断するとすぐに旅に出ます。楽しかった大型旅行の先頭記事をまとめました。リンクに飛んでから、順々に次のページをめくって頂ければ幸いです。


関連ランキング:フレンチ | チェルシー(ロンドン)