北欧クルーズvol.04~出港~

乗船後、荷解きの前にすべきこと、それは昼食です。

見た目はあんまりだけど、意外に美味しくてびっくりした。ドミノピザぐらい。

今回の船は図書室が充実しています。
全員に義務付けられる避難訓練。以前に乗船した時は、学校や会社の避難訓練と同様に緊張感の無いものでしたが、今回はめちゃめちゃマジでした。乗組員がピリピリしてて、私語でもしようものなら怒鳴られかねない雰囲気。やはり今年始めのコスタの座礁事故が影響してるのでしょう。

ただ、あの事故はなんちゅーかむちゃくちゃで、さすが安物クルーズ会社、事故の原因も避難も安物だな、と業界では笑いものにされています。だって事故原因は、「給仕長の出身島に近づくためにコンピュータ制御を手動に切り替えたら座礁しちゃったてへぺろ」なんですよ。タイタニックの事故からちょうど100年目なのに、なんとしまりのない。

加えて、船長の行動があまりに情けない。事故発生時、船長は乗船名簿にない身元不明の女性と食事とワインを楽しんでいて、発生直後はやべーってなって乗客を置き去りにしてソッコーで近くの島に避難。メディアからボロカスに責められると「私は適切な措置を行い、最後に船を離れた」と嘘をつき、さらに追求されると「実は、転んで偶然救命ボートの上に落ちたんです」というセンス抜群の言い訳。何から何まで生粋のイタリア人。

結局、事故当時の通信記録が公開され、不謹慎ですが笑ってしまいます。
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港湾当局:「今どこにいるんだ?逃げ出したのか?」
船長:「私と司令官は…あの…その…」
港湾当局:「乗客を置き去りにして救命ボートに乗ったんだな?いいか、あんたは助かったかもしれない。だが状況は悪化している。後悔するぞ。船に戻れバカ野郎!」
船長:「ちょっと待って下さい」
港湾当局:「船に戻ると約束しろ!船で指揮をとれ!拒否するのか?これは命令だ!」
船長:「真っ暗で何も見えません」
港湾当局:「だからどうしろというんだ?暗いから家に帰りたいとでも言うのか?船に戻って、何ができて、何人が船にいるか、何が必要か報告しなさい、今すぐにだ!」
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船長の行動はともかく、その他乗組員の対応もグダグダで、乗客が自分で救命ボートを出したり、海に飛び込んで泳いで逃げようとしたりで、多数の死傷者が出てしまった大惨事です。

大学生の頃、バックパックひとつで世界を旅していた時期は、とにかく安い航空会社で移動することに情熱を費やしていましたが、あるパイロットが「航空チケットが安いということは、パイロットや乗組員の給料も安く、地上のオペレーションも安物で、事故時の対応やその後の補償も全て安いということを意味する」と言ったことにビビってしまって、それからはずうっと全日空にしてるのです。船でも同じことが言えるでしょうから、やっぱり普通以上のクルーズ船にすべきなんでしょうね。


出港時はみんなでデッキに上がってカンパイ!

テレビではプレミアリーグの試合が。
今回の船は室内プールがありました。寒い地域を航行するから?温度もちょうどよくて快適。


お待ちかね、ばんごはん。
しつこいようですが、私はエビが好きなのである。





初日から飛ばしすぎである。


船内の売店で既にノルウェーのお土産が売られてる。しかも結構センス良い。
靴下買っちゃったもんね。
東進し、時差が発生するので時計を調整する必要アリ。
毎晩、船内新聞と翌日の寄港地のガイドが届けられ、予習しながらおやすみなさい。


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