北欧クルーズvol.09~オスロ~


新メニューとしてエッグベネディクトがありました。お気に入りのサーモンも捨てがたい。結局両方食べてしまう。
本日はノルウェーのオスロ!この街も市街地が港と近く、船旅向きです。
漁船がガチで直売してました。近くに駅があり、会社員が次々と吐き出され、足早に通り抜けていきます。丸の内と雰囲気は変わらない。ものすごくマジメに仕事してらっしゃる。
観光名所ともなっている市庁舎。タダだし大したことないだろうと思いきや、内部はものすごく素敵でした。
体育館よりも広いどーんとした空間。ぽかーんとしてしまう。
ムンクの「人生」という絵が展示されてます。

その他の部屋も芸術性に富んでいて素晴らしい。途中、韓国人のツアー客がいたのですが、とても物静かにガイドの説明に聞き入っていて、日本人とそっくりでした。外人の中で韓国人は最も日本人に感覚が近いと思います。あとドイツ人も中々近い。中国人はお隣さんなのに、どうしてあんなにイケイケドンドンなのでしょうか。やかましいからすぐにわかる。300メートル先でも中国人ってわかる。
お土産コーナーもしっかり設置。商売っ気がありますな。
近くの観光協会に立ち寄ると、日本語訳された地図が!これまでのどの北欧の都市よりもやる気を見せてくれる。
ノルウェーの通貨はノルウェークーナというものなんですが、旅行者のためにしっかりとユーロを使えるようにしてるっっ。やるなオスロ。

国立美術館へ。オスロ出身のムンクの絵が山ほど置いてあります。
「叫び」はとても不思議な絵。10分近く見入ってしまいました。「夕暮れに友人ふたりと道を歩いている時、突然空が血のように赤く染まった。疲れを覚えた私は立ち止まり、柵にもたれた。青黒いフィヨルドと町の上には、血の色に燃え立つ雲が垂れ込めていた。友人たちは歩き続けたが、私は不安に震え立ちすくんだ。そして、果てしない叫びが自然をつんざくのを感じたのだった」と、ムンクの日記に記されています。舞台はオスロのエケベルグの丘。橋に見えるのは、橋でなく道路。そして、ムンク本人が叫んでいるのではなく、「叫び」が聞こえるのに耐えかねて、両耳をおさえている絵なんですって。ただ、その叫びの元は諸説あって、「自分自身が叫んでいるのだが、本人はそれに気づいていない」という解釈もあるらしいです。ちなみに「叫び」はこれを含めて4枚も似たような作品があるとのこと。
 「吸血鬼」
 「マドンナ」
 「病室での死」
 「思春期」
「病める子」

とにかく暗い絵が多い。というのも彼は5歳の時に30歳の母を結核で亡くし、続いて15歳の姉をこれまた結核で亡くし、自身もリウマチや喘息に苦しめられ、ほとんどひきこもり状態だったんですって。さらに父を亡くして完全に孤独→鬱→愛人にピストルで撃たれて左手中指を失う→アル中→精神病院入院という、ハードボイルドな人生を送っているのです。そりゃ暗くもなるわな。しかし中々のイケメンでプレイボーイ。結局80歳まで生きて作品は25,000点も遺すという、なんつーか、人生わからんもんですねぇ、の代表格。
というわけで、来てみました、「叫び」の舞台、エケベルグの丘。ここからオスロ市内を一望すると、建設ラッシュであることがわかります。商売っ気あるし、勤勉だし、ヨーロッパの次世代センターになること間違いなしですね。ランチは近くにあるレストランでごちそうさま(詳細は別エントリ)。
北欧は魚卵をよく食べる。タラコペーストも普通に売られています。ガイドブックに「お土産に人気」と書かれていたので買って帰ろうと思ったのですが、全て要冷蔵でした。お土産ってどーいうこと?



船に戻って出港。ノルウェーフィヨルドの合間を縫って進みます。今回のクルーズで一番感動的な出港でした。鳥が一斉に見送りに集まってくれる。点在する島々にある家のデザインも素敵。ところで、フィヨルドのスペルってfjordなんですって。一見そう読めないですよね。
今夜のドレスコードもフォーマル!ドレスアップして、船長主催の常連客(と言っても2回以上参加ている客)向けのカクテルパーティ。当然船長が来るものだと思いきや「忙しいのでムリ」とのことで、若造による来年就航する巨大船の説明を始めて、これってただのコマーシャルやん。ちょっとがっかり。


夕食はカバーチャージが20ドル必要なイタリアンレストランへ。
見ての通り、全然美味しくない。。。


なんだこの雑なロブスターとスカンピは!こんな調理なら、ただの塩焼きにレモン絞るだけで良いのに!

デザートもいまいち。やっぱこのまえのステーキハウスにすれば良かった。。。

夕暮れと、その後のお月様がキレイでした。



「北欧クルーズ」シリーズ目次