飛騨高山・白川郷そしてSKE48 vol.2

高山へ戻る。
JR東海ツアーズ名古屋発のパック旅行で、写真を見る限り和モダンでちゃんとしてそうな宿であり、時間もないので吟味することなく予約したのが間違いでした。
なんじゃこら。ビジネスホテルを無理やり改装しただけである。客層も良くない。
気を取り直して高山の町へ繰り出す。そう、この街は看板や表示板が全て数ヶ国語で表記されているのです。何かの本で「外人には高山がアツい!」みたいな記事を読んだのですが、本当にそうなのかもしれません。バックパッカー宿も多く、欧州の旅行者が好みそうな街。
旧市街へ。高山の夜は早く、17時頃には観光客向けの店は閉店です。
唯一まだやっていたお店。こ、この状況は買い食いせずにはいられない。
飛騨牛のにぎり。びっくりするほど美味しかった。今回の旅行で最も旨い料理が買い食いとは。ところで、小学校のころ、なぜあんなにも買い食いが禁止されていたのか未だにわかりません。担任に説明を求めたところ、「駄目なものは駄目」という土井たか子丸出しであったため、ああ、こいつはバカだ相手にしないでいいやと幼心に思い、気にせず買い食いしまくっていたのですが、結局私は立派な大人に成長しているので、うん、なんなんでしょうねあのルールは。

そうそう、思い出してきた。小学校6年生の担任が小久保という自称インター出身の女で、何かにつけて「アメリカでは~」「インターでは~」と子供相手に吹聴してくるバカで、ホームルーム時に「みなさん落し物です、この、ヘェロォオゥキッティィの鉛筆はどなたのですか?」とか叫んでたので「あいつアホちゃうか?ハローキティはハローキティやっちゅうねん」と隣の席のキタノさんに語りかけたところ、顔を真っ赤にして激怒され、キタノさんもろとも1時間ぐらい粘着に叱られ続けたのは一生忘れられない思い出です。年長者にどれだけ叱責されても「でも、ハローキティはハローキティであって決してヘェロォオゥキッティィでは無い」と毅然と立ち向かい続けた私は偉い。キタノさんはとばっちりでゴメン。

あと中学2年の理科教師の佐竹。こいつも兵庫の田舎出身のバカで、普段から暇つぶしにおちょくっていたのですが、試験では常に満点だったのに成績にCをつけやがった。まさかここまで露骨に私憤のために権力を行使してくるとは。Bならギリ許容できたがCはムリ。校長にクレームを上げて更迭してやりました。
夕食は高山イチのフレンチで胸焼け。

気持ち悪いしさっさと寝てしまおう、しかし温泉あるんだから入らなきゃ癒さなきゃ、いやでも俺普段の生活でそんな疲れてないし、はっきり言って旅行するほうが疲れるし、あんま意味ないよなこのマッチポンプ感、とかどうでもいいことばかり考えながら5分で温泉から離れておやすみなさい。
6:30起床。ロイヤルニートの朝は早い。朝食は「郷土料理バイキング」とあったので覗いてみると、郷土料理の定義がわからなくなりました。ちなみに隣の席が会話の内容から判断するに50歳と40歳の不倫カップルで、不倫までしてこんな宿に連れて来られて女子は気の毒に、いやまてよ不倫という大掛かりな冒険ですらこんな宿にしか連れて来てもらえないのは彼女の実力なのか、世の中厳しいのう、と、朝食に魅力が無いのでどうでもいいことばかり考えてしまう。
朝9時だというのに街は外人で溢れています。
六本木よりも全然外人が多い。
朝市は輪島級の賑わいを期待していたのですが、ポツンポツンと野菜の露店があるだけでした。
期間限定で酒蔵を見学できるとのこと。
酒蔵の人がベラベラに英語で説明しており、ああ、ほんとに外人向けの街だなあ。
2種を試飲させて頂いたのですが、どちらも甘ったるく、好みではありませんでした。
別の酒蔵でも
試飲。こちらもイマイチ。私はこの地方のお酒、ひいては水が合わないのかもしれません。

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国内旅行もすごく大事にしています。なんてったって安い。みんなハワイなんか行くだけでなく、日本の名所と美食を巡る人生の豊かさも知って欲しいな。