飛騨高山・白川郷そしてSKE48 vol.1

妻が窓の外の首都高を眺めながら思いつめた表情を続けているので優しく語りかけると、「SKE48の公演に当選したの。名古屋なの。遠いでしょ?」。悩むくらいなら最初から応募なんかしなけりゃいいのに、という素直な感想を胸に秘め、「行きたくても行けない人がいて、せっかくキミが行ける立場にあるんだから、行ってみなよ」と背中を押す。

決心がついたようにも見えたのですが、引き続きうーんうーんと頭を抱えている。「これだけのために日帰りはね、越えちゃいけない一線だと思うの」うんそれはさすがにガチヲタだと思うよ。せっかく遠くまで行くんだし、1泊して名古屋を楽しんでおいでよ。「でも、名古屋の街には魅力を感じないの。これっぽっちもね」

さすがにこのままではラチが開かないので私も帯同し、土曜日に白川郷を観光し高山泊、翌日は飛騨高山を観光、夕方に名古屋に戻って彼女はSKE48、私は昔の友人と飲みに行くという、神プランを提案。なんて思いやりのある夫。我ながら感動してしまいました。

6:43品川発で8:24に名古屋着。さすがに眠たい。
 名古屋で乗り換え。ここからさらに2時間半。付き合い旅行にしてはかなりタフ。
 10:55高山着。朝から何も食べていないので、駅すぐそばの飛騨そば屋へ駆け込む。
 本ワサビを自分ですりおろすお店で期待大。
 山菜十割そば(大盛り)2,800円。た、高い。。。山菜はフレッシュで悪くないのですが、そばが歯ごたえが無いわりに喉越しも悪く、グズグズで全然美味しくなかったです。金返せ。2,000円でいいから返せ。
 1時間バスに揺られてようやく白川郷着。遠かった。それにしても中国人だらけである。存在している人間の98%が中国人である。別の意味で異国情緒を感じてしまったアル。
 巨大なかまくら。
 展望台へのシャトルバスが20分おきに出ているのですが、天気も良かったので、徒歩で登りました。15分ほどで着くので、歩いたほうが良いと思います。
 和田家。民間のデカい家が入場料とって開放しています。
 入場料300円。1日1,000人来るとして、1日30万円。1年間で1億円。私もこの地に家を建てようかしら。
 黒川温泉石見銀山大内宿のような規模と雰囲気の街です。
 名所には必ず中国人がいる。集団で記念撮影し続けどいてくれない。みんな自撮棒を持っているのですが、誰もが使いこなせず持て余しておりました。
じっくりと街の隅々まで散策して2時間。間が持たない世界遺産です。白川郷に泊まろうかとも考えたのですが、やめておいて正解でした。することがマジで何もない。


「飛騨高山・白川郷そしてSKE48」シリーズ目次


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国内旅行もすごく大事にしています。なんてったって安い。みんなハワイなんか行くだけでなく、日本の名所と美食を巡る人生の豊かさも知って欲しいな。