飛騨高山・白川郷そしてSKE48 vol.3


 予約を入れておいた飛騨牛専門の焼肉店。JAが運営しているらしいです。ピーク時は1時間超待ちの人気店。
 日本酒はもういいや、ということで地ビール。これが中々に美味しく当たりです。
 飛騨牛の赤身。これぐらいの脂がちょうど良い。ゆうべはやっぱし脂がキツすぎたなあ。
 カルビ。下品なサシの入り方。飛騨牛はもうムリ、ということでお会計。ビールと2皿で3,000円でした。もしも1時間待っていたのであれば、食べたくも無いものをあれやこれやと注文していただろうから、何となく得した気分です。
 もう少し胃袋い余裕があったので、高山ラーメン。「しらかわ」というお店が有名で、確かに20人近く行列していました。私は特別な情報源より「飲み屋街の路地にある桔梗屋が良い」とうかがっていたので当店へ。
 こんなところまで英語メニューがある。
 良くできた学食のラーメンといったところ。田舎のラーメンなんてこんなもんか。
 ホテルに戻って売店でデザート。牧成舎という飛騨の有名な牛乳屋が作るアイスモナカ。5年ほど前、「ソニアのショッピングマニュアル」というスタイリストが書いたオシャレ本の中で取り上げられており、最低購入価格が5,000円だったけれども勢いで注文したら、「私に相談もなくアイスを5,000円分も買うってどういう神経してるの?絶対許早苗」と詰られ、僕の性格上、相談しようがしまいが結果は変わらなかったはずだと主張しても聞き入れられずめちゃくちゃに怒られたのですが、「あ、でも、コレ、おいしいね」と総個数のうちちゃっかり半分は食べられたことが未だに納得いかない。
 久々に食べた抹茶の味は、あの苦い思い出を惹起させました。
 高山から名古屋に戻る列車で、我々の前の席が女子大生8人グループで、みんなでおそろいのイチゴタルトをテイクアウトして微笑ましかったのですが、通路を歩いてきたオバハンが揺れと共に彼女たちにダイブして阿鼻叫喚。1名のイチゴタルトがお亡くなりになりました。さてこの老人、どのような対応を見せるのかと興味津々に眺めていたのですが、「すみませんねぇ、足腰が弱いもので」の一言で全てを終わらせました。ザ・老獪。足腰が弱い人は、雪の白川郷へは行けません。
 さて今回のメインイベント、SKE48です。が、この張り紙。妻が真っ青になって公式サイトを確認したところ、「病欠者が多くてムリ」とのこと。なんというプロ根性の無さ。このためにわざわざ東京から来た妻があまりにかわいそう。付き添い出張の私はもっとかわいそう。
 仕方が無いので雰囲気だけでもと、上階のSKE48カフェへ。
 メンバーひとりひとりが趣向を凝らしたメニューが並ぶのですが、どうみても冷凍食材の並べ替えなので
 カプチーノを。だがしかしこれはカプチーノではないカフェオレである。
 妻はスムージーにアイスの実。そういえば江口愛実とかありましたね懐かしい。
夕食を共にする予定だった名古屋在住の友人夫妻に「かみさんが急遽来ることになった。話せば長くなる」と連絡。

というわけで、今回の突発的な旅行はこれにておしまい。白川郷はあまり面白くなかったかも。飛騨高山地方は1泊2日が限界ですな。コンパクトで観光し易い反面、見所があまりない。ただ、のんべんだらりと東京で週末を過ごすよりかは意義がある。みなさんも週末に是非どうぞ。

ところで、妻のSKE48のチケットは「2ヶ月以内の公演であればどれでも無料でご招待」チケットへと化けました。つまり彼女はもう一度名古屋に来る必要があるのです。「さすがにもう付き合わないからね」とは告げているのですが、私は心優しいので、結局は付き添うことになるんでしょうね。だとしたら、狙うは伊勢神宮→タラサ志摩でしょうか。いや、鳥羽国際ホテルも捨てがたい。円安なので集中的に国内を攻めるのも悪くない。きっかけは微妙でも、楽しければそれ良い。旅は旅だ。楽しもう。




「飛騨高山・白川郷そしてSKE48」シリーズ目次


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国内旅行もすごく大事にしています。なんてったって安い。みんなハワイなんか行くだけでなく、日本の名所と美食を巡る人生の豊かさも知って欲しいな。