フランス料理の技法を駆使したラーメンをして話題を集めた神楽坂の「Salmon Noodle 3.0(サーモンヌードル)」が沖縄に進出。名護に開業した「Crab Noodle 3.0」と共に、那覇市首里には「フレンチソーキそば専門店」として「Salmon Noodle 3.0(サーモンヌードル)」をオープンさせました。
店内はラーメン店としては破格の広さと天井高を誇り、トータルでは50席近くありそうです。コンクリートむき出しのインダストリアルな内装で、若干のコストコ感ある。
券売機で食券を購入し、セルフサービスのさんぴん茶やデトックスウォーターを手に持って席に着きます。「フレンチ」を前面に押し出した食事なのもあってか、アルコール類も妙に充実しています。
私は「辛旨プレミアムえびSOBA」を注文。1,400円だったっけな、値段からしてスープと麺が出る程度を想像していたのですが、山のようなトッピング(?)が添えられており、食べる前から随分とお値打ちだなあという印象です。
気になるトッピング類ですが、ゴーヤやゴボウを揚げたチップス類にちょっとしたサラダ、甘味の強い生の海老に凝縮した海老のソース、ピリ辛の肉味噌と百花繚乱。単なる飾りではなく、そのまま食べても当然に美味しいのですが、スープに混ぜ込むとスープの旨味を増幅させるためのピースとして機能しています。
クリーミーなスープには海老の風味がビンビンに活きており、アメリケーヌソースをスープとして食べているような重厚感のある味わいです。「辛旨」の名の通り、程よくスパイスの辛味がきいておりスープの深みを引き立てています。この泡泡はエスプーマを使っているのかな。ラーメン(沖縄そば?)としては独特の滑らかな口当たりです。
ちなみにスープに浮かぶ茶色い固まりは軟骨ソーキをフリット仕立てにした追加トッピングであり、ゼラチン質が濃く、なるほどこれはワインが欲しくなる。
麺は複数の選択肢の中から選ぶことができ、私は平打ちの生麺を選択。麺の表面は滑らかでありながら、スープをしっかりと抱き込むように設計されており、濃厚なスープを食べるための麺と言えるでしょう。一方で、麺単体で見るとスープに比べて存在感は劣るように感じました。
追加の「フレンチ和え玉」は500円。このお皿にも濃厚なスープと卵黄、ウニが並べられており、これだけで立派なパスタ料理のようです。そのまま食べても良し、先の「辛旨プレミアムえびSOBA」のスープに落とし込んでも良し、いずれにせよ糖質中毒は必至の一食です。
美味しかった。これは果たしてフレンチなのか?沖縄そばなのか?という議論はさておき、単なる奇をてらった融合料理ではなく、ひとつの麺料理として純粋に美味しい。乾麺を油で炒めただけのパスタが千円を余裕で超えて来ることを考えれば、これだけ濃厚なスープとたくさんのトッピングが付いてこの価格設定は極めて良心的と言えるでしょう。次回は店名の通りのサーモン系の麺に加え、「サーモンジューシー」も試してみよう。
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