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東京に続き大阪にも進出を果たした「ベンジャミンステーキハウス(BENJAMIN STEAK HOUSE)」。場所は梅田の KITTEの5階レストランフロアであり、私はマンハッタンの本店にお邪魔したことがあるのが密かな自慢です。
店内は広くテーブル席を中心に100席以上はあるでしょうか(写真は一休公式ページより)。本店のインテリアコードは引き継いでおらず、独自のモダンな内装に感じられました。客層につき、東京の六本木店はちょっとアレな感じの輩が多く、その賑わい方もスタッフの振る舞いも含めて六本木らしい夜を堪能させていただいた記憶がありますが、当店は家族連れや接待風のゲストが支配的で治安が保たれています。
我々はコース料理で注文し、最初に前菜の盛り合わせ。これはもう、ビジュからダメですねえ。盛り付けも味わいも、そのへんの西洋居酒屋と大差ないクオリティであり、客単価2-3万円のレストランの作品とは認められません。コースじゃなくて肉だけ注文すれば良かったと既に後悔しています。
ジャガイモのスープも悪くはないのですが、「普通に美味しい」レベルであり、ロイヤルホストなどのファミリーレストランで提供されるスープと比較しても格差を見出すのは難しかった。
2種のパンも全体的にボソボソとした乾燥気味の食感が際立っており、口の中パッサパサです。ホイップクリームバターもコクが無く全てが物足りない。客が3万円を払えるからといって、店が3万円の仕事ができているとは限らないのだ。
主題のポーターハウス。数週間熟成させた立派な牛肉であり、なるほどこれまでの料理の印象を鮮やかに覆す圧巻のクオリティです。肉からはナッツのような芳醇な熟成香が感じられ、高温のオーブンで一気に焼き上げられた表面はカリッと香ばしく、内部は肉を嚙みしめる歓びに満ちています。フィレの繊細な味わいとサーロインの力強い肉汁を同時に楽しめるのは、まさにポーターハウスの醍醐味。これまでの不満をすべて帳消しにするほど、本格派ステーキハウスの誇りを感じさせる格別の味わいでした。
マッシュポテトとホウレン草。ニューヨークスタイルのステーキには欠かせない王道のサイドディッシュ。あくまでステーキの引き立て役であり、単体で食べるよりも熟成肉の強い脂と一緒に口に運ぶことで、そのポテンシャルが最大化されます。
デザートを締めくくるのは、まさにアメリカの伝統を体現したような重厚感溢れるチーズケーキ。フォークを入れた瞬間に伝わる密度の高さはクリームチーズを贅沢に使用している証であり、良くも悪くも大味なインパクトを残します。ドミノピザのような安定感。たまにはこういう雑なスイーツを食べたくなる。
以上を食べ、軽く飲んでお会計はひとりあたり3万円弱。流石にステーキは旨いですが、その他の料理はファミレスと変わらず、ワインの値付けも高いので、なんだかなあというお気持ちです。とは言え日本で楽しむコレ系のステーキハウスはどこでも割高なので仕方ありません。
大箱で直前での予約にも対応してもらえ、接客もそつが無く(六本木店より全くきちんとしてる)、店構えも立派で格好もつくので、お金さえ払えば会食の会場としては中々使えるお店かもしれません。
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