タイより物価が3割安い!アジア最後の楽園、ミャンマー美食紀行 vol.1

2018年10月より日本人がミャンマーに入国する際の観光ビザ免除制度が始まりました。これまでは出発前に東京のミャンマー大使館などで事前の手続きと手数料(50米ドル!)が必要だったのですが、2018年10月よりそれらが不要となったのです。ミャンマーに対する心理的ハードルがグっと下がった瞬間です。
加えて10月下旬より乾季に入り、観光するには抜群の気候。更にはANA特典航空券予約に必要なマイル数が3割減額キャンペーンと、ミャンマーに係る維新の風が吹きっぱなし。「彼の地で何をしたいのか?」という本質的な目標無しに、とりあえず行くことをゴールに設定し、2泊3日の弾丸旅行にいざ出発。


■11時25分、ヤンゴン行き
スーパーフライヤーズ(ANA上級会員)の特典を活かし、無料でプレミアムエコノミーにアップグレードして頂けました。が、フットレストや機内スリッパの用意は無く(リクエストしても貰えない)、ビジネスクラスで余ったシャンパーニュやデザートも回ってこない。座席も狭く普通のプレミアムエコノミーとは勝手が違うような気がしました。デルタの成田〜パラオ便のビジネスクラスがビジネスクラス扱いされていない感覚に似ています。

ともあれ、映画を3本観てしまえばあっという間にヤンゴン着。東京都の時差は2.5時間と30分刻みなのが面白い。ちなみにミャンマーの首都はヤンゴンではなくネピドーですこれ豆な。


■現地通貨「チャット」に両替
ミャンマーの通過である「チャット」は日本で事前に両替することができません。もちろんミャンマーにおいて日本円から替えることもできず、じゃあどうすれば良いかというと、日本から米ドルを持ち込む必要があるのです。
ここからが面倒で、ミャンマーもご多分に漏れずアジア特有のピン札信仰が根強く、米ドルも100ドル札の新札(最近流通し始めた青色のラインが入っているやつね)のピン札しか受け付けて貰えないか、古い札だと両替レートが悪くなるそうです。

もちろんミャンマーの空港や市街地にはATMがあり国際キャッシュカードも受け付けているのですが、「金額が合わない」「カードが吸い込まれたまま出てこなくなった」というインシデントも多く、2泊3日の短い旅程でトラブル対応は遠慮したい。仕方なく旅行前に東京で最新式の100ドル札ピン札指定で両替してからの入国です。
基本的に支払いはカードで済まそう大作戦なので両替したのは100ドルのみ。それでもゼロがいっぱいついたお札をたくさん貰えるので、お金持ちになった気分を味わうことができます。為替レートは11,176円→100米ドル→158,000チャットでした。

ちなみに両替やお釣りをもらう際にホンモノではあるもののボロボロのお札を渡されることがありますが遠慮なく突っぱねましょう。ボロボロのお札は自動販売機はもとより対面販売であっても断られることが多く、皆、「いかに汚い札を他人に押し付けるか」に腐心しており、国を挙げてババ抜きを楽しんでいるのです。


■空港からタクシー
税関を抜けると客引きのタクシードライバーたちが一斉に駆け寄ってくるため、ハリウッドスターにでもなった気分を味わうことができます。もちろん彼らはふっかけてくるので既読スルー。空港ビルを出てすぐにある公認のタクシースタンドへと向かいましょう。
ここでは行き先を告げると、チケットに行き先・金額・車両番号などを記載してくれる仕組みであり、あまり悪いことができない仕組みです。一旦金額を合意すれば、時間・距離に関係なく固定料金になります。

係員から最初に提示された金額は12,000チャットと「地球の歩き方」情報よりも高い。「さっきあそこで11,000って聞いたんだけど」と適当に言ってみると、すぐさまその金額にまで値下げしてくれました。もちろんそれでも相場よりも高いのかもしれませんが(後述のGrabだと8,000チャット程度)、800円が700円になるかどうかという小さな次元での議論なので、あまり気にする必要もないのかもしれません。


■パンパシフィックヤンゴン(Pan Pacific Yangon
滞在は2017年秋に開業したばかりのパンパシフィックヤンゴン(Pan Pacific Yangon)。ヤンゴン市街地のど真ん中、ジャンクション・シティという巨大ショッピングモールに併設されたラグジュアリーホテルです。詳細は別記事にて


■ジャンクション・シティ(Junction City)
https://junction-city.business.site/
2017年ヤンゴン中央駅南東の超一等地にオープンしたショッピングモールです。外資系ラグジュアリーブランドからスーパーマーケットまでとりとめのないテナント選定であり、典型的なアジアのショッピングモールです。時間が限られた旅行者があえて行く必要はないかもしれません。


■Grab(グラブ)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.grabtaxi.passenger&hl=ja
一時期はひとかどのUber芸人として名を馳せた私ですが、ここミャンマーにおけるタクシー配車アプリのガリバーは「Grab(グラブ)」。使用感はUberやLyftと大差ありませんが、自家用車のシェアというよりはタクシー配車が主軸です。

事前に金額が確定するためボッタクリなど嫌な目に合うことはなく、ドライバーの審査もあるため流しのタクシーよりは安全。何よりアプリ経由のクレジット決済なのが便利です。

ただしUberやLyftに比べるとボロボロの車両がやってくることもしばしば。シートベルトが無いことも多く、安全性については議論の余地があります。1度、なぜか後部座席の足元に泥水の水たまりがあり、10分のドライブ中に2度エンストしたことがありました。そういうのが苦手な方は「Grab Plus」といって、追加料金で割とマシな車両とドライバーがやってくる仕組みもあるので、上手く使い分けましょう。


■Monsoon Restaurant(モンスーンレストラン)/ヤンゴン
http://www.takemachelin.com/2018/10/monsoon.html
ヤンゴン在住の外国人に絶大な人気を誇る高級ミャンマー料理店。大のオトナがそれなりに飲み食いしてひとりあたり1,500円程度。店の客層ならびに雰囲気は上々で、サービス陣も感じが良い。おまけに早い・安い・旨い。東京の物価の高さは何なんだと頭を抱えてしまった瞬間です。詳細は別記事にて


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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。