ヴィアンド(Viande)/神楽坂

前回までのあらすじ。値札を見ずに物欲を満たすTバック女子を、作品の感想を200行のLINEで寄越す映画ヲタクに紹介することになりました。

食事というよりも会話メインの会となりそうだったので、気軽なビストロ?バル?をチョイス(写真は食べログ公式写真より)。飯田橋と神楽坂の中間地点。坂を登り切った脇道の路地裏にあるお店。
20時にお店に入ると店内は満席(写真は食べログ公式写真より)。我々は予約をしておいたので難なく入店できましたが、ウォークインの客がひっきりなしに訪れ、予約客でいっぱいである旨を店員から告げられ、肩を落として去っていく光景が散見されました。必ず予約して行きましょう。
ハートランドは680円。美味しいのですが、お店の雰囲気ならびに小さいグラスであることを鑑みれば少々割高のような気がします。

Tバックと映画ヲタを引きあわせ、挨拶もそこそこに映画トークのゴングが鳴る。私は数日前にミャンマーから帰ってきたばかり。機内で『インクレディブル・ファミリー』『デッドプール2』『オーシャンズ8』『あさひなぐ』を観たよ、と話を向けると、「あ、オレ、『インクレディブル・ファミリー』は公開日にひとりで劇場に観に行った」「あたし、『デッドプール2』は劇場で3回観ています。全部ひとりで」なにこのひとたちきもちわるい。
漬けカンパチとリンゴ根セロリのレムラード。レムラード(Rémoulade)とはフランス料理に使われるマヨネーズから派生したソース。マヨネーズにマスタード、ピクルス、ケイパー、ハーブなどを加えて作ります。サラダ部分がシャクシャクして美味しい。カンパチも良いでのすが、もうすこし量が欲しかった。
パンは実に普通です。パン代を別途取るのであれば、もう少しちゃんとした自信作にしてほしいところ。
うさぎ・フォアグラ・イチジクのポーピエット。ポーピエットとは肉の薄切りあるいは魚の薄い切り身で野菜やひき肉などの具を巻いたもの。蒸したり揚げたりして仕上げます。なるほどフォアグラとイチジクの風味が溶け合い見事な味わい。うさぎの味覚も清澄で美味しかった。ただもう少し量を。
「邦画はあんまり観ないなあ。わざわざ劇場に足を運んで観る気がしない」とのことだったのですが、私は特にこだわりはなく雑食性。この前は『ちはやふる -上の句-』『ちはやふる -下の句-』を観たばかり。

内容はさておき、広瀬すずがめちゃんこ可愛かったよ、と感想を述べると、「そういえば〇〇さん(私の名)って、広瀬すずに似てますよね」と馬鹿にされました。冥土の土産に聞かせてやろう、ここが貴様の墓場になる。
ここから先のふたりの会話には全くついていくことができず。だって外人の名前ばっかしなんだもん。唯一得た有益な情報は、『デッドプール2』にはブラピとマットデイモンが実はカメオ出演していたことでした。ぜんぜん気づかなかったなあ。
秋刀魚とレモンのアヒージョ。これはサンマが美味しいですね。サンマの食材としての可能性に敬服した1皿でした。オリーブオイルとレモンはどうでしょう。あまり香りが立っておらず印象に乏しい。
半熟たまごとトリュフのココットグラタン。料理名こそは魅力的ですが、これは全然美味しくなかった。トリュフの香りは無いに等しく、中途半端な火の通りの卵に妙に堅い質感のベシャメルソース。専業主婦がノリで作った創作料理のような味わいでした。
牛ハラミステーキとポテトフライ。こちらはグッド。筋肉質で健康的なハラミが噛みしめるほどに旨い。大振りにカットされたポテトもガリっと揚がっており、マスタードをたっぷりと塗りたくって頬張る背徳感よ。本日一番のお皿です。
話題はマーベルやDCなどのアメコミ文化へと転ずる。「じゃあ俺が今から〇〇の役やるから、そっちは△△ね。ぶしゅー!!」「ぐわんぐわんぐわんみょーん」「やっべーその手つきマジリアル!超ウケる!超ウケる!」ウケません。なにこのひとたちきもちわるい。
赤海老とずわい蟹のリングイネ アメリケーヌソース。こちらも料理名こそは魅力的ですが
、パスタとしては中の下という印象。甲殻類の濃密さは皆無であり、レトルトのパスタソースよりも味が薄い。カニの風味に至っては皆無であった。
生ハム3種の盛り合わせ。これはまあ、既製品を切って出すだけなので素直に美味しかった。
4時間近く滞在してひとり1万円ぐらい。うーん、ちょっと高いなあ。いずれの料理も味がイマイチで量が少ないため、結果的に沢山注文しないと満足感は得られず、結果的に高くついてしまいました。生ハムと安いワイン2~3杯に留めるような、二次会的な使い方に向いているお店でしょう。もしくは飲み放題付きプランで宴会するとか。


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