店名に「ステーキ&ロブスター」と掲げてある通り、恵比寿店に比べるとレストランみが強い。入店すぐはバーカウンターで、奥のダイニングエリアの誂えはアメリカのステーキハウスそのものです。ちなみにロブスターは活きたまま空輸しているそうで、店内の生簀でも元気に動き回っていました。
ランチタイムはメインディッシュを注文すればちょっとしたビュッフェも付いてきます。恵比寿店に比べるとラインナップは少なく感じましたが、それが店舗間の差異なのか時期的なものなのかは知らない。ビュッフェ台にあったシャルキュトリ。食肉加工製造業者であるコダマの最も得意とする分野のひとつです。このクオリティのシャルキュトリが食べ放題だなんて、スーパーで買って家で食べるよりも安いじゃないか。
サラダ類もいくつかあって、豆やイモなどを用いたものなどバラエティに富んています。パンも用意されているため、近くの外国人は勝手にホットドックや生ハムサンドをクリエイトしていました。
メインはオージービーフのサーロインステーキ。なのですが、これはスジばっかしで全然美味しくないですね。ただし先のビュッフェと合わせて1,800円という価格設定なので、値段を考えれば仕方がないでしょう。
ちょっとしたデザートやコーヒー、紅茶なども用意されています。
たっぷりの野菜とシャルキュトリを食べ、ステーキまで食べて1,800円。これはいい、すごくいい。メインをパスタにすれば1,400円で済むので、目黒駅界隈においては最強のランチのひとつ言えるでしょう。恵比寿店よりも少し安いのかな。いずれにせよ栄養バランスのとれた大満足の昼食に間違いありません。夜は飲み放題プランもあるので、仕事の打ち上げにもいいかも。
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- 鳥しき ←焼鳥界のレジェンド。
- LAND(ランド) ←目黒のカレーはコチラでキマリ。
- 薬膳スープカレーシャナイア(Shania) ←でもスープカレーならこっち。
- 支那ソバ かづ屋 ←下手な中華料理屋に行くよりも余程上質。ワンタンメンはマスト。
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- タイ料理 みもっと ←ここはガチでやばたにえん。
市や区など狭い範囲で深い情報を紹介する街ラブ本シリーズ。2015年の『目黒本』発売から約4年の年月を経て、最新版が登場!本誌は目黒に住んでいる人や働いている人に向けて、DEEPな目線で街を紹介するガイドブックです。