博多~別府~由布院~黒川~阿蘇~熊本~天草 vol.1

今年のGWはいつにもましてゴールデンのようですね。製造業で、一旦を火を入れたら止められない系の会社さんは特にそうらしく、16連休という、もはやウィークどころの騒ぎで無い方もいらっしゃるようでうらやましい限り。

私は博多~別府~由布院~黒川~阿蘇~熊本~天草という渋めの旅程で羽を伸ばして参りました。

混雑で大分空港や熊本空港のようなレア路線は確保できず、旅の起点は福岡から。空港近くで車を借り、高速道路を駆け抜け別府へ。初の高速1,000円にワクワクしてたのですが、カレンダ上、平日のため3,300円も徴収されるという罠。幸先悪いdeath。

別府と言えばなんとなく、「バブルの名残がある温泉街で団体宴会向け」という印象が大きかったため、宿泊はパス。地獄巡りオンリーです。地獄巡りとは、温泉の成分がAgは銅か銀か何かで青色の98℃の間欠泉です。入浴は不可ではあるものの観るだけの娯楽施設。しょせん子供騙しだろうと斜に構えてたのですが、結果として大人でも全然楽しめました。福島の五色沼に熱を加えてさらにカラフルにした感じ。
坊主地獄は沸騰した泥がボコボコおもしろい。
海地獄はこんなに綺麗な青なのに100℃近いとか詐欺ですね。
山地獄。単純に山の裂け目から湯気が出てるだけ。しょぼい。
と、思いきや、なぜか隣に動物園が!「山地獄はしょぼくてごめんなさい。そのお詫びに動物でもいかが?」的なノリ。すごい発想。カバってノドの奥まで歯が生えてるんですね。初めて知った。
かまど地獄。突然現れるかまどの上の鬼たち。なんなんだこのお人形サンは。とりあえず地獄っぽい「かまど」とネーミングし、あとづけで寄せ集めた感じ。
鬼山地獄。ワニがたくさんで怖いだろうとのこと。「マレーシアの伝統的な建物を移築」 とか全然意味わかんない。ネタ切れ感抜群。
白池地獄。熱帯魚館が併設。節操なさすぎ。とりあえずピラニアで怖さをアピール。
肝心の地獄は白い温泉で、居心地良さそう。
血の池地獄。マリオのクッパ城で落ちたらあかんとこをこう呼びましたね。何かが併設されてないので、ここまで来ると物足りなく感じる。
竜巻地獄。間欠泉。間欠泉自体は珍しい現象なので、すごいことなんだけど、これまでの地獄がすごすぎたので、ふうんこんなもんかって感じ。

温泉が色とりどりに点在することはとても不思議なことですが、それよりも、あの娯楽施設を作り上げた人間のセンスに脱帽。今までに無い観光名所でした。
ランチは海まで出て、関アジを中心に海産物を。 やっぱ関アジがダントツおいしい。ぷりっぷり。

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国内旅行もすごく大事にしています。なんてったって安い。みんなハワイなんか行くだけでなく、日本の名所と美食を巡る人生の豊かさも知って欲しいな。