すし初/湯島

1921年創業の老舗。四代目の主人は唎酒師(日本酒のソムリエみたいなカンジ?)であり、ツマミに併せて次々とお酒をご提案して下さいます。

なのに、最初はやっぱりビールなの。すんまへん。
小松菜のすり流し。アサリの旨みがアクセントとなりgood。
ビールのアテにコウナゴを軽く炙ったもの。ビールが蒸発する。
ホタルイカ。ホタルイカってなんであんな美味しいんでしょうね。お酒がすすむ。あと、海苔が良かった。香りが良い。愛知の業者のモノらしいです。
少し炭酸を感じる若いお酒。アペリティフのように楽しむことができ、本日一番のヒット。
牡蠣のにぎり。大ぶりで旨し。あと1ダースいける。
お刺身と併せて2種。右は軽くてタイプ。左は日本酒日本酒したもので、私にとって重く感じました。
ブリ、シメサバ、ヒラメ、マグロ。ブリが美味しかったなー。極厚にぶった切り、軽く炙って香りを立たせる。たっぷりの脂が味蕾を覆いつくす。最高。たぶんこのブリは本当に美味しいっぽくて、近くにいたお客さんも、お好みでブリばっか食べてました。後のブリ番長である。
ハマグリのお椀。ハマグリでけぇ!その大きさヌキテパ級!
車エビ。エビ大好き!あと1ダースいける。
これ日本酒ですよ。貴醸酒といって、酒で酒を仕込むというマトリョーシカみたいなお酒です。想像通りリッチな味わい。豊か。外人が喜びそう。
半ば脅迫気味にエビが好きだと連呼していると、甘エビを切って下さいました。新手のカツアゲである。
茶碗蒸しはタラの白子。白子って和食も洋食にも使えて良い食材ですね。自家製のポン酢の酸味が印象的。
こちらも華やかかつ飲みやすいお酒。一体私はこの日にどれほど飲んだのでしょうか。
きんきはさっぱりと煮てくださいました。梅の風味が良い雰囲気。顔面や背骨にまでむしゃぶりつく。なんかドンズバで好きな食材が続いて嬉しいな。
さらにお酒を重ね握りに突入。
イカ。ねっとりと甘くあげぽよ。
ヒラメの昆布〆。昆布の香りって素敵ですよね。和食にしかない味わい。
これは有名なお酒ですね。まろやかでありながら少しだけ辛味が残る。好き。
赤貝。お酒にぴったし。
でたー再びブリー!やはりうまい。また別のお客さんもうめーうめーと言っていた(後のブリ夫人である)ので、今夜のブリは最強なのでしょう。
連れが「ウイスキーが飲みたい。あとそれにあったツマミも。セットでお願い。」と無理難題。それでもちゃんと出てきました。手作りのシングルモルト。強烈なパンチ。アルコール度数も高く感じる。
ツマミもパンチがあるものを用意してくれたのですが、やっぱウイスキーつえー。さすがに食中には厳しい飲料ですね。「ところでワイン置かないのですか?」と尋ねると、検討はしているんだけれども、中々料理にしっくりくるのが見つからなくて苦労しているらしいです。
イクラちゃん。
ピカピカしてて快哉を叫びたくなる。幸せ。
一周戻ってサッパリ系。ホタテ。こちらも大好きな食材なので思わず顔がほころびます。
サッパリお口を整えるためと言い訳し、シンコ。〆具合がちょうど良く、ほっと一息。
お酒も一周して義侠。やっぱこれ好きだわ。
卵を少々つまみ
〆はひもきゅう。赤貝のヒモの旨み、歯ごたえ。キュウリのまた違った食感と青々しさ。おなかも一杯。
閉店時間近くとなり、カウンター席のお片づけが始まったので、テーブル席に移りデザートに酒。結果的に、開店から閉店まで居座ってしまいました。

いやー、めちゃめちゃ食べて飲んだ。酔っ払いです完全に。翌日は完全に二日酔い。当日はチョイチョイつまみながらだったから気づかなかったけど、改めて文章に起こすととんでもない量を飲み食いしてますね。

色んな日本酒をツマミにあわせてバリエーション豊かに楽しめるお店。日本酒にうるさい方は是非どうぞ。

http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13025204/