古川橋すぐそば。どの駅からも遠い陸の孤島にタモリが20年以上通い続けているラーメン店があります。タモリ倶楽部の「空耳アワー」でも幾度となくロケ地に採用され、先日は「ありがとう盛運亭！祝35周年記念パーティー」と題して番組で特集もされました。
創業1983年（昭和58年）の老舗であり、Wスープだの魚粉だのややこしい仕組みはなく、東京醤油ラーメン一辺倒。その他、いくつかの定食もあります。この日は平日昼間だというのにほとんどの客がビールを注文していました。
一番人気の豚の生姜焼き定食を注文。880円です。注文後約3分て提供されるスピード感。正午近くとなり、気づけば店内は満席に。
お椀は味噌汁ではなくラーメンのスープ。アッツアツで上あごの皮がベロんとめくれるほどです。味に深みはないものの妙な旨味の強さ、ならびに独特の甘さがありました。
メインの豚の生姜焼き。肉の一枚一枚が分厚くカットも大きい。思いのほか生姜風味は薄く、甘い玉ねぎとともにマイルドな味わいです。キャベツにぶっかけられたマヨネーズと共に味変しながら胃袋に落とし込む。
ラーメン屋のライスはイマイチなことが多いですが、当店のそれはそう悪くありません。男茶碗1.5杯分ほどのボリュームがあり、余程の健啖家でない限り満腹に近づくことができるでしょう。
お新香はまあ普通です。塩気が足りなければ卓上のふりかけをどうぞ。
店内にはビッシリとサイン色紙が敷き詰められ、タモリの他、ヤクルトスワローズの選手たち、松たか子や爆笑問題の太田、Mr.マリックなど、妙に有名人が多い。別段美味しいというわけではないのですが、昔ながらのレトロなラーメン屋という意味で存在意義があるのでしょう。話題のタネとしてどうぞ。
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当店の近所の中華料理店は下記の通り。どの店も圧倒的にランチがお得です。十番で中華は昼がオススメです。
- 火鍋 三田 ←なんて素敵な地獄絵図。暑い夏に最適なレストラン。
- ナポレオンフィッシュ ←中国の少数民族料理。今までに無い調味料の使い方！当店に限っては夜も良いです。
- 飄香 ←夜は高級店ですがランチは驚くほどリーズナブル！
- 永新 ←単品モノは高いですが、スープの旨さに悶絶！
- 登龍 ←ギョーザが1人前2,000円という地獄。
- 御膳房 ←ここもランチ。ランチコースもありますが、一番安いセットメニューで充分。
- 萬力屋 ←チェーン店ですが結構おいしくリーズナブル。
- 富麗華 ←中国飯店グループの旗艦店。ですが、高いだけです。
- 紫玉蘭 ←富麗華のセカンドライン。ランチは800円～と一気にお得に。
- 麻布十番グルメまとめ ←ほぼ毎日、麻布十番で外食しています。その経験をオススメ店と共に大公開！
東京カレンダーの麻布十番特集に載っているお店は片っ端から行くようにしています。麻布十番ラヴァーの方は是非とも一家に一冊。雑誌なので売り切れ注意！
