ラ・パスタイオーネ/麻布十番


ランチにお邪魔した際にはテンコ盛りのサラダにウニパスタのセットで2,000円と大変満足。今回は町内会カラオケ大会の後、パパっと食べて帰る用途として立ち寄りました。
既に数杯飲んでホロ酔いだったので、さらに飲むつもりはなかったのですが、「ワンドリンクお願いします」とのことだったので、ハウスワインの白。コペルト(席料)を取っているのに飲み物の注文も必須という仕組みは何だかなあ。
前菜にカンパチと生ウニの炙りカルパッチョ。カンパチの脂も品の良い味付けも申し分ないのですが、ウニの量が吹けば飛ぶようで、全くウニの良さを楽しむことができずストレスが溜まりました。こんなことならウニなど除外して、その分カンパチを増やして欲しいところです。
イワシとジャガイモのミルフィーユ。味の濃いイワシとホクホクとしたポテトが互いに作用し合って美味しい。パスタ推しの店と見せかけてきちんと前菜が旨いのは嬉しいですね。
連れが注文したニョッキ。ゴルゴンゾーラソースがたっぷりで良い香りです。
生ウニとナスでトマトソースのスパゲッティーニ。連れは「それなりに美味しいけれど、期待するほどでは無い」とのことでした。
スパゲッティ・デル・ポヴェレッロ。いわゆる「貧乏人のスパゲッティ」すなわち卵とチーズのみを用いたシンプルな調理です。しかし当店はフォアグラの風味をきかせており、貧乏人が武器を手にした一皿。
グアンチャーレと濃密卵のスパゲティカルボナーラ。なのですが、配膳する際には「パンチェッタの~」と説明してきたので、実際のところどうなんでしょう。そしてグアンチャーレとパンチェッタのいずれであったにせよ、豚の旨味とコクが全く伝わって来ず、純粋に卵黄しか感じられなかったパスタでした。

ランチにお邪魔した際と全く印象が異なりました。しかもその差は今後も埋まらないような直感。したがって、今後はランチのみにお邪魔しようと思います。

http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13137527/

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麻布十番はイタリア料理屋も多い。ただし、おっ、と思えるお店は少数です。個人のお店のランチが狙い目ですね。
東京カレンダーの麻布十番特集に載っているお店は片っ端から行くようにしています。麻布十番ラヴァーの方は是非とも一家に一冊。Kindleだとスマホで読めるので便利です。