マンシーズ トウキョウ/麻布十番


Mancy's Tokyo。週刊文春あっちゃんカラオケお尻丸出しお姫様抱っこ報道で一気にスターダムにのし上がった当店。バブル全盛期の有名ディスコ「マハラジャ」の跡地であり、経営者は加護ちゃんの元旦那と、話題が尽きないお店です。
日曜の昼下がり、町内会カラオケ大会でお邪魔する機会を得ました。いかがわしい雰囲気など一切無く心から健全。食事を楽しむ場合、ランチセットは1,000円前後であり、ショーケースに並べられたスイーツなどもかわいらしいです。
目玉は「luxury KARAOKE room」。こちらは8人までの部屋で1時間12,000円の延長30分5,000円。ただし料金は3時間で打ち止めなので、3時間以上を使用する場合は時間無制限で32,000円と悪くない値段です。
いわゆる最先端のカラオケ器材。ハイテクなリモコンが2台とマイクが2本。
謎のスペース。皆で首を傾げてしまい、実際に立ち入って振り返ってみると、
小型ディスプレイが。なるほど、お立ち台なのですね。
かなり立派な洗面所が備え付けられています。
トイレも広く清潔。器材はサティスとしっかりしてます。
クローゼットも大きい。冬場にカラオケに行くと、ハンガーに吊るされたコートに囲まれて歌うハメになることが多いから、この仕組みは精神衛生上良いですね。
靴を脱いでスリッパに履き替え、ゆったりとくつろげます。
階下のレストランのメニューも追加料金なしで注文できます。ただし飲み物が全般的に高い。ワインなんて酒屋で買う4倍の値段です。
タンバリンとマラカスも標準装備。さて、準備が整いました。
ビールで乾杯。800円です。カラオケ屋にしては高いですが、そこそこのレストランからのデリバリーであり、部屋の雰囲気もゴージャスであるため、まあこんなもんかと無理矢理自分を納得させます。
パンケーキは1,200円の割に貧相。近所の浪花家総本店のたいやき1匹のほうが食べ応えがあります。
お隣の部屋が空いていたのでちょっとお邪魔して写真をパチリ。こちらもしっかりとした作りのソファが置かれており、一般的なカラオケよりも数段高級感があります。

6時間ひっきりなしに歌い続け、ビールを数杯飲んでひとりあたり8,500円。割といいですよね。しかも今回は8人部屋を6人で割ったので、定員マックスまで入れば更に安価に仕上がったことでしょう。ちょっと特別な空間で、時間を気にせず心置きなくカラオケを楽しみたい場合に是非どうぞ。

そうだ、「ultra soul」を歌った際に「ウルトラソウル!の後にヘーイ!って言った奴は罰金1,000円」という示し合わせをしたのですが、やっぱ思わず言ってしまうものですね。

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十年近く愛読している本です。ホームパーティがあれば常にこの本に立ち返る。前菜からドルチェまで最大公約数的な技術が網羅されており、これをなぞれば体面は保てます。