ビルズ(bills)/ワイキキ(ハワイ)


小腹が空いたのでおやつにパンケーキ。ハワイにまで来てオーストラリアの店。なぜなら私は日本で真っ先にビルズに対してヘイト・スピーチを開始したその道の専門家であるため、ハワイだろうと何処だろうと検証しなければならない宿命なのです。
奇しくも同時期に戦友である女の子から「銀座店行ってきました。相変わらずです」との報告を受けていたので胸が高鳴る。
入り口はしょぼいですが、2階のヌケ感が最高に気持ち良いです。ビーチに面しているわけでもないのにこの開放感は賞賛に値する。
ジンジャーエールはショウガの風味がじっくりと鼻腔に響く。甘さは程々であり、悪くない味わいです。ただし価格は7ドル。税金とチップを考慮すると1杯1,000円近くするという地獄。
レモネードも7ドル。これはダメ。めっためたに甘く、これ1杯で300キロカロリーはあるのではないか。
真打ち登場。リコッタパンケーキ。
相変わらず半生というか粉っぽいというか、好きじゃない味覚です。しかしながら東京で食べるそれを完璧に再現しており、雑なアメリカ人の手にかかっているというのにこのクオリティはものすごい企業努力。トーマツも真っ青の凄腕マニュアル人間が監査していることでしょう。
「うーん、美味しくないわ。日本で食べたほうがまだマシね」と妻。そう?美味しくないのは仕方ないとして、東京と同程度の美味しくないを維持しているってことは凄いことだと思うよ、と熱弁をふるう私。
「あなた、一周まわって、もはやビルズの大ファンになってるわ。オーストラリアでも何処へでも行ってらっしゃい」


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目次
「2週間のハワイ旅行で出来ること」シリーズを目次としてまとめました。
当シリーズ執筆時点(2017年5月)においては一番イケてるハワイ本。雑誌STORYの編集者・ライター・モデル・スタイリストが総力を結集した情報量です。ローカルのマニアックな口コミも多数掲載されており、リピーターも充分満足できることでしょう。

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