サルマティッカアンドビリヤニ/品川

おっさん7人で忘年会。こういうときに一番センスが問われます。選びましたは品川と御殿山の間の路地にあるインド料理屋。コース料理4,000円にプラス1,000円で飲み放題。
 マサラパパド。豆の粉のせんべい。散りばめられたスパイシーな野菜たちが食欲をそそり、スターターとして素晴らしい。
 サラダはナンでもないキャベツサラダでした。
 パコラ?サモサ?ジャガイモと野菜を揚げたもの。日本人には出せない味付けで悪くない。
 フィッシュティッカ。平たく言うと、魚のカレー炒めです。香り高い味付けがもうやみつき。本日一番の皿。
 タンドリーチキン。スパイスとヨーグルトソースにマリネした骨付きチキンを串に刺し、タンドール釜で焼きあげる。辛くてしょっぱくて酒酒酒。
 ピーマンにジャガイモを詰めたもの?これはイマイチ。ピーマンが凡庸なピーマンで工夫なし。サモサとも味つけが重複しています。
 シシカバブ。フレッシュハーブとスパイスにマリネしたマトンの挽肉をソーセージのように串にくっつけタンドール釜で焼き上げたもの。スパイシーさ加減で言えばこれが一番強烈だったかも。さらに食欲が刺激される。
 カリフラワー。これはちょうど良い箸休め。食材そのものの甘さとスパイスの香りが折り重なって、ほっこりするのです。
 チーズナン。ナンにたっぷりのチーズ。本当にインド料理として認められるのかはわかりませんが、まあ、どう考えても美味しいです。
チキンカレー。よくあるインド料理食べ放題に出てくるカレーに近しい。
キーマカレー。こちらもどこにでもあるインド料理屋の味。
ビリヤニ。細く長く香り高い米を用いた炊き込みご飯です。スパイスと米が重なり合って独特の風味。すごく美味しいかと問われると違うかもしれませんが、異国を感じられるという意味ですごくよい。
こちらはバターをたっぷりしたナン。こってりと背徳的な味わいで美味。あと普通のナンもあったけど、テーブルの遠い位置にあったので手が届きませんでした。
ほうれん草のカレー。見た目の割に味は薄い。印象なし。
これはよくわからんかった。フレンチドレッシングみたいな味で、使い道が不明。

5,000円でこの充実度は素晴らしい。辛いからお酒も進んで盛り上がっちゃう。店員は全員がインド人で意思の疎通がうまくいかないことも多いですが、そういうのも含めてエンターテインメントです。

そうそう、6人で予約してて、当日Aさんが来れるか微妙になって、乾杯15分前に代打Bさんを見つけてたのですが、結局終了5分前にAさんが到着し、うーん飲み放題終わっちゃったしどうしようと困っていたら、お店側がタダでビールを振舞ってくださいました。なんて心の広い。

品川駅周辺は良いお店が少ないですが、少し足を伸ばして北品川方面または当店、これですね。



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