2008年ラーメン備忘録

「バカみたいに高い店ばっか自慢しやがってスノッブな奴だ気に入らない」とクレームを頂戴することがあります。すごく悲しい。趣味なんだもん許して下さい。

私は素人の割にそこそこ料理ができる。家庭料理であれば大抵のものを作ることができる。しかも自分好みの味付けにできるから、自分が作る料理が最も自分の嗜好に合っている。そのため外食時における判断基準は「自分で食材を仕入れられるか」「自分で作ることができるか」「自分の料理より美味しいか」に拠るところが大きいのです。したがって、いきおい高級店に行く回数が増えてしまう。自分じゃ表現できない、プロの仕入れと調理を味わうために。

同様の観点から、ラーメン屋に行くこともすごく多いんですよ。だって家じゃ絶対に作れない味だもん。というわけで、今回はラーメン特集。

■けいすけ/品川
品達行ってTETSUが混んでいると諦めてけいすけに行くようにしています。新メニュー、「けいじろう」に挑戦。味はけいすけ、盛は二郎。ネタっぽいですが、おいしいです。 

■ポークヌードル内藤/初台
昼と夜で店が変わるラーメン屋。昼はなんでもないつけ麺屋なのですが、夜は二郎リスペクト系。ラーメンの名前も「偽郎(ぎろう)」。味は二郎の平均以上でした。 

■ジャンクガレッジ/大崎
六厘舎→次念序ときてジャンクに挑戦。単なる暴力的なネタラーメンとおもいきやしっかり旨くってびっくり。ただ、1時間近く待つのは辛いなあ。 

■風雲児/新宿
何かのラーメンランキングで上位にあったのでお邪魔したお店。動物魚介ミックス系でおいしかったです。大盛無料。しばらく通いつめて色んなメニュー試したけど、普通のラーメンがいちばん好きです。 

■万豚記/都内全域
チェーン店ですが、ここの黒胡麻坦々麺は非常に安定していていつもおいしい。紅虎の黒胡麻坦々麺は店に拠って全然味が違うので(神楽坂◎、有楽町◎、りんくうタウン△、横浜スカイビル×) 、どこも同じ品質の万豚記は素晴らしいのです。 

■大/蒲田
元蒲田二郎。どういう経緯があったか知りませんが、店名が変わり移転しました。 しかしラーメン自体は変わらず。むしろヤサイの量が増えたような気がします。

■一蘭/都内全域
初めて食べた時は超おいしい!と思ったのですが、最近は何とも思いません。味が落ちたのか、他店のレベルが上がったのか、昔の思い出は美化されるのか。 

■麺屋ZERO ONE/蒲田
昔の蒲田二郎があった近辺に出店した二郎系のラーメン屋。信義則に反するような気がするこういう形の出店は。味は悪く無い。量は二郎に比べると少なめ。

■仁鍛/白楽 
六厘舎系。六厘舎や次念序に比べるとあっさり。そう大騒ぎするほどおいしいとは思わなかったし、大して行列していなかった(土曜13時で15分待ち)ので、メディアの喧伝と実態に乖離があるのかもしれません。 

■康竜/新宿 
一蘭とお店のシステムで係争中。一蘭をスピンアウトした人が立ち上げたお店のようです。

■なんでんかんでん/栄(名古屋)
一時期は環七のなんたらとかで有名でしたが、全然おいしく無かった。。。 

■桜花/神奈川新町
15号線ラーメン激戦区にあるつけ麺屋。巨大な豚バラ肉を炭火でじっくり炙ったここのチャーシューは世界で一番美味しいチャーシューだと思います。デブなあなたは+100円で特盛(420g)を是非! 


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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。