スゥリル/中目黒

青葉台の住宅地にひっそりと佇むイケてるビルの2階。カウンターが良いとの情報を得ていたのでカウンター席へ。テーブル8席カウンター5席の料理を1人のシェフだけで作ってるから皿出しが死ぬほど遅い。
 15分待たされたアミューズはカニの何かとブロッコリーの何か。凡庸である。
 厚岸の牡蠣に海水ジュレやらババロアやら。これって、シモムラのアレじゃ。。。別にパクってるつもりじゃないだろうけれど、人の有名なスペシャリテに類似したものを提供すると確実に比較されるので、相当自信が無い限りやめておいたほうがいいと思います。そしてやはりシモムラの圧勝なのである。もちろんシモムラのほうが金額が全然高いから食材の質が段違いなので仕方ないとは思うのですが、だからといって納得はできません。こういう挑戦はやっぱ良く無い。


カウンター席だからついついシェフの手元を凝視してしまうのですが、なんか、こう、優雅じゃないんですよね。テキパキもしていない。一番ひいたのは、海水ジュレを味見したスプーンでそのまま盛り付けを始めていたこと。おっさん間接キスかよー。

 ガランティーヌも別に普通。たぶんニュートラルな気持ちであればもっと美味しく食べれたんだろうけど、さっきの類似品と間接キスのせいですごくもうだめ。
 魚はまあまあ。キノコと牡蠣をソテーしたやつが特にうまかった。しかし、また牡蠣。食材をかぶせてくるセンス、なんなんでしょうね。
 蝦夷鹿も全くもってイマイチ。ガストの安っぽい牛肉みたいな味がする。カシスのソースに至っては意味不明。
豆乳のブラマンジェも豆臭さが響いてアウト。牛乳プリンの方が美味しい。バナナアイスはこってりして美味しかった。

そこそこ美味しいし、そんなに高くないから悪くないレストランだと思うんですが、私はちょっとダメかも。何か違う。何が?と聞かれても答えづらいんですが、私には合わない。



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