慶良間 vol.3

夕食は那覇に移住した友人夫妻が、久茂地にある沖縄料理屋へ連れて行って下さいました。「南島酒房 黒うさぎ」。ガイドブックや食べログとかには全然載っていないお店です。近くの「ゆうなんぎい」や「ドラえもん」はすごく有名ですね。

キョロキョロしながらこのお店の前を通りかかると「あ、○○さんのお連れ様ですか?どうぞどうぞ!」と何この常連感。
 夫妻とは1ヶ月前にお会いしたばかりだったのでお久しぶり感はなかったのですが、オススメの塩をお土産としてくださってすごく嬉しい!私は完全に手ぶらだったので恐縮でございます。

 前菜。貝は臭みがなくgood。魚がサツマイモみたいなイモを刺身でくるりんちょしたやつで面白かった。
 島らっきょう。でけえ!らっきょうって年中食べれると信じ込んでいたですが、シーズンは春から初夏にかけてなんですって。上品なネギのようで美味しかった。
 ラフテー。これは新しい。だし汁(?)で柔らかく煮込んだとても上品なもの。ラフテーって醤油やら砂糖やら泡盛やらで暴力的に煮込んでアジコイメ高血圧上等的な料理なはずですが、こういう調理法もあるのですね。
 お刺身盛り合わせ。カジキマグロがすんごい美味しかった。カジキって淡白というか水っぽいというかマグロとしてはショボくみられがちですが、こちらのカジキは本マグロの中トロのような濃厚な味。こんなんあるんですねー。
 アーサのてんぷら。酒が進む。
 オススメはシークワサービール。爽やかで美味しい。糖質オフとかどうでも良くなってきた。
 ゴーヤチャンプル。これも上品。豚肉はそれ単品で調理されていて、豆腐もしっかり原型を留めています。
 島豚の黒酢和え。豚肉の味が濃い。
 〆にうちなー焼きそば。沖縄では焼きそばに沖縄そばの麺を使う。太麺推しの私としては至福。アトキンス博士申し訳ありません。いやー、うまかった。沖縄料理ってどこで食べても大体同じで後はコストパフォーマンスで勝負!みたいなジャンルだと思ってますが、ちゃんと美味しいお店があるんですね。しかもメディアには全然登場してこないあたりがシブイ。沖縄夫妻に感謝感謝です。

ちなみに翌日の飛行機の食事も炭水化物だらけで完全に糖質オンな旅でした。