ナリサワ/青山一丁目

世界的に権威のあるレストラン評価機関と言えばミシュラン、ザガットあたりですが、 最近勢いを増して来てるのが「ザ・サンペレグリーノ ワールド 50 ベストレストラン」。それに今年12位にランクイン、かつ、ベスト・オブ・アジア賞を受賞したお店です。ちなみにミシュランだと2つ星。ずーっと行きたかったんですよね。 


席につくと謎の物体。徐々に膨らんで迫ってくるし。ちなみに本日のテーマは「森」らしい。 







アミューズ。これはどう見てもウンコ!ウンコ手づかみスタイル!中身はちゃんと牡蠣でした。炭を練りこんだ何かの生地で包んで揚げたもの。外見にびっくりするだけじゃなくて、ちゃんと美味しくて、この時点で勝利を確信。 




店員が突然石釜をテーブルに持ってきて「ここでパンを焼きます」。なるほど、最初の謎の物体はパン生地だったのね。膨らむわけだ。 






サワラのたたき。これは薄味で印象なし。なぜかぬるい。和食みたい。 








液体窒素で凍らせた「炭」のパウダーを、イカにかけて。超絶うめー!イカの内臓の複雑な苦味が絶妙!ちなみに本当の炭じゃなくて、パプリカをどうにかして黒くしたらしいです。徐々に炭が溶けていき、黒いソースに変わっていく。 





パンが焼きあがった 









からのバター。完全にふざけてる。バターに黒オリーブの粉末をかけてカイワレを刺してるだけなんですが、 なんというか、まあ、面白いお方だ。肝心のパンは甘めで私の好きなタイプ。 






賀茂茄子に手を加えてトマトゼリーのシートをかぶせたやつ。おお!なんて美しい!飛びつくと熱くて驚き。このナリで熱いとか意外すぎる。 







謎の試験管にスープ。








手長エビとその他魚介、豚からとったスープとな。冬瓜とエビにそのスープをかけて頂きます。いよいよ和食です。でも手長エビを使うなら、やっぱアメリケーヌソースみたいにこってりした味が好きです私は。 






甘鯛と舞茸を蒸したやつ。ようやく私の想像力の範疇にある食べ物が出てきました。でもこれってどう考えてもフランス料理じゃないと思う。 







お口直しは日本酒のグラニテ。というか完全に日本酒というかジャパニーズ。 









インは岩。じゃなくて飛騨牛にぬるいオイルをかけ続けて火を通したもの。肉のまわりの黒いのは、ネギを細かくして炒めまくってスパイスで味付けしたものだと。この黒いのがうまかったなあ。ネギを食材というより調味料的に使うって新しすぎる。 






デザートその1。栗。えー、栗ってこんなにおいしかったの?ってくらい濃厚栗だった。 







デザートその2。洋ナシと柚子と文旦(グレープフルーツみたいなやつ)。これはカットしたのがそのまま入ってたり、餅にしてあったり、ゼリーにしてたり、 キンキンに冷やしてたり、熱々にしてあったりで面白すぎる。早く食べないと。 













お茶菓子はワゴンでお好きなだけ。「全部ヨロシク」攻撃で満腹じゃ。 







マカロンが嬉しかったなあ。見た目も最高ですよね。取り合いになるけど。 













超満足。今まで行ったレストランの中で一番、そしてダントツに素晴らしかった。感動の域。 
これは私だけじゃなく連れも同じ感想だし、 他のテーブルでも「美味しい!」「わあ面白い!」と常時あげぽよだったので、 ホンモノだと思います。ただ、食べることに集中しすぎて会話が全く弾まないので、 プロポーズとかには全然不向きだと思う。(ちなみに隣のテーブルのオッサンがすげーブスっとした奴で、なんだよせっかくいい店に女の子と来てるのに、って見てると、食べ進むにうち徐々に表情が和らいでいき、しまいには店員に笑顔でカラミ始めてワロタ) 

奇抜な料理を出すお店って奇抜なだけで美味しくないことが多いけれど、ここは奇抜な上に抜群に美味しい。天才の創造力をビンビンに感じました。フランス料理っぽくないかもしれないけれど、 これは、もう、完全に「ナリサワ料理」だと思います。ごちそうさまでしたー! 

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「結局、一番良いレストランはどこなの?」と結論を求められた場合は即答でナリサワ!と回答しています。訪れる度に新しい発見がある世界最高のレストラン。

「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。