イースト・ミーツ・ウエスト(East Meets West)/プライド・オブ・アメリカ(Pride of America)

食事代金はクルーズ料金に込みながらも予約が必要なレストラン。雰囲気だけであれば、ミシュラン星付きのスタイリッシュな中華料理店のようです。
スシ・バーも併設されています。ただし寿司は追加料金であるため誰も注文することはなく閑古鳥。職人もすることがなく延々に包丁を研いでいる。
玉子スープ。これは旨い。日本の一般的な中華料理屋のそれと同等です。安心して楽しむことができました。
カラマリ。イカリングですね。衣が妙に分厚く、したがって油分も多い。イカ自体も貧弱な味わいでありイマイチ。
レモン・ペッパー・シュリンプ。アメリカンチャイニーズのオレンジチキン的な味わいを期待して注文したのですが大当たり。大ぶりのエビがゴロゴロと入っており食べごたえ抜群。味付けは妙に甘ったるいところを除けばグッド。酸味と刺激が口の中で大暴れ。アメリカらしい料理でした。
酢豚はパンダ・エクスプレスよりもやや劣る。豚肉の質が悪く、それを覆い隠すかのような厚い衣と強い火入れが胸を焼く。パイナップルが妙に新鮮なのはさすがハワイと言ったところ。
チャーハン。味付けはそう悪くないのですが、ゴハンの炊き加減が地獄。べっちゃらべっちゃらした歯ごたえで糊のように伸びていきます。一方で、炊き加減さえ上手くできればアメリカのクルーズ船としてはかなりのレベルに昇華しそうでもあります。
なぜか白米もついてきたのですが、こちらの炊き加減はそれほど悪くありませんでした。

ゆうべのアロハ・カフェのレベルを考えれば段違いに素晴らしいレストランです。7日間という短い期間であり、同じレストランに何度も通うことはありませんが、2〜3週間のクルーズであれば何度か訪れてみたいなと思わせてくれるレストランでした。



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目次
「2週間のハワイ旅行で出来ること」シリーズを目次としてまとめました。
当シリーズ執筆時点(2017年5月)においては一番イケてるハワイ本。雑誌STORYの編集者・ライター・モデル・スタイリストが総力を結集した情報量です。ローカルのマニアックな口コミも多数掲載されており、リピーターも充分満足できることでしょう。
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