サロン ブッチャー アンド ビア/新宿

サグラダファミリアでも建てているのかと、永遠に終わる気配が無かった工事が終結を迎え、新宿南口が生まれかわりました。
堂々たるオブジェ。この写真を撮るのに10分かかりました。なぜなら無印良品みたいな男3人グループがずっとこの前で入れ替わり立ち代わり写真を撮り合いっこしながら占有し、どいてくれなかったからです。いい加減どいて欲しい。このような想いを抱いた人々が私の他に15人は居ました。

我々の呪詛が結集し目に見えぬエネルギーとなって彼らの手元を狂わし、不思議と彼らのカメラが地面に落下しバキンバキンに割れました。あ、そこまでしなくていいんだけど。生き霊ってほんとにあるんですね。
さてバスタ新宿、ならびにNEWoManです。
新宿の混沌とした長距離バス乗り場が集約&整理され、空港のようにシステマティックなターミナルへと大変貌。
NEWoManはニュウマンと読むのですが、ルミネの延長線上のお店が多かったです。花とワインをプレゼント用にセット売りするお店が印象的。
そして、NEWoManには朝4時まで開いている大人のフードコートがあるのです。これまでの人生の中で最もオシャレな案内表示板。
その中でもずっと目を付けていたのが当店「SALON BUTCHER & BEER」。表参道ローブリュー櫻井シェフの監修で、「駅チカでミシュラン1ツ星の味が気軽に味わえる本格的肉料理とビールのレストラン」がコンセプト。私は彼の料理を愛しているので期待しかありません。
店名の通り世界各国の輸入ビールが勢ぞろいなのですが、非人道的な価格設定。250mlで1,000円前後はザラ、330mlで1,300円を超えてくるものも。現地であれば2~3ユーロで買えるものばかりでいくらなんでもこれはやりすぎ。何とか納得のいく価格設定である白穂乃香800円でお茶を濁す。
パデトカンパーニュはさすがのローブリュー、美味しいです。粗挽きの肉と旨味の詰まった脂が渾然一体となって舌の上で溶けていく。
シンプルなポテトもグッド。会話の脇からついつい手が伸びてしまい、あっという間に空っぽ。
リヨン。豚の角煮とのことですが、バラ肉を焼いただけにしか思えませんでした。角煮の定義とは?とにかくシンプルな調理で味付けが薄い。かといって肉そのものの味を楽しめるほどの品質ではなくガッカリです。
エビスは600円。なんだか惨めな気持ちになりますが、私の性格からして例え1兆円持っていたとしても当店で250mlで1,000円のビールを飲むことはできない。
突然クククと笑い出す連れ。どうしたんだい、と尋ねると「"インゲン"が"イケメン"に読めちゃったの」。疲れているんだね、今夜はゆっくり休むといい。それにしてもこのイケメンは驚きの900円。直接材料費率は5%を切っているのではあるまいか。

非常に割高なお店でした。「駅チカだから」とかそういう次元を超えています。サービスも無茶苦茶。ファーストドリンクを一向に持って来ず何度も催促する必要があったり、2人と伝えているのに勝手に隣の椅子を外そうとしたり、コンセプトや客層に完全にミスマッチな仕事ぶりです。

価格設定とオペレーションを再考すればもっと良いお店になるように感じました。何といっても最高の立地に悪くないコンセプトなんですから。


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