ベジトリップ(vegetrip)/岩国駅

岩国市地方卸売市場内で50年に渡って野菜や果物を取り扱う田中青果。そのコンセプトショップであるジュースバー「Vegetrip(ベジトリップ)」 が場内で大当たりし、その2号店として岩国駅前すぐに当店がオープンしました。
基本はジュースバーであるものの、軽食なども充実しており、お昼時にはランチメニューもあります。また、レジ脇のスペースでは果物やお野菜も販売されています。
アルコールも置いてあったので、地元のビールを。夜にはちょっとしたツマミも用意されているそうで使い勝手良し。通し営業なのも便利。
ランチタイムのローストビーフ丼。味は中くらいですが千円を切ることを考えれば悪くない費用対効果です。
トマトのドリア。ごはんにトマト系のタレが練り込まれており、ソースとチーズをかけてドリア風に仕上げています。
こちらはカレー。付け合わせの焼き野菜が美味。また、ルーにもたっぷりと野菜が溶け込んでいるようで、野菜特有の甘味が目立ったカレーソースでした。
ランチタイムはいずれの食事も千円を切るという意味で良心的ですが、単品のサラダひいてはサラダボウルのような料理が無いのが残念。せっかくの野菜押しの店なのだから、ここはひとつ炭水化物に頼らず野菜だらけのメニューを目指して欲しいなと思いました。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。

ベージュ アラン・デュカス 東京 (BEIGE ALAIN DUCASSE TOKYO)/銀座

銀座はシャネルビルの10階にある「ベージュ アラン・デュカス 東京」。フランス料理界の巨匠アラン・デュカスとシャネルがタッグを組んだ、東京ではトップクラスに格式の高いレストランです。1階のレセプションで仰々しく迎え入れられ、シャネルのボタンのエレベータで10階に上がり、ファッションショーのランウェイのようなウェイティングルームを抜けてダイニングへと向かいます。
インテリアは、世界中のすべてのシャネルブティックの設計を担当するデザイナーが担っているらしく、なるほどシャネルのテーマカラーであるベージュ色を基調に、シャネルの生地を想起させるソファやカーペットなど、全てがシャネル仕様です。「シャネルは別格。服からアクセサリー、バッグ、靴、化粧品に至るまで全て単一ブランドで揃えられるのはシャネルだけ」という、誰かの言葉を思い出しました。今日は胃袋までシャネルである。
覚悟していた通り酒はバカみたいに高く、いずれも市価の3~4倍といったところ。サービス料12%というのもボディブローのようにきいてくるのですが、サービス陣のクオリティは東京随一であり、これであれば12%でも15%でも好きなだけ持っていきたまえ。「なんかしらんけど10%余計に徴収しても良いルールらしい」と勘違いしているレストランが多い中、当店においてはサービスの神髄を見ることができました。
酒を決めたらスっとツマミが差し出され、そこから食べ物メニューでじっくりと料理を決めていきます。このあたりの試合運びは完全にフランスですねえ。ツマミもジャガイモをベースにビーツを差し込んだ仄かに温かいものであり気合が感じられます。
料理を決めたら早速アミューズ。シェフ自ら調達する鎌倉野菜。少しも押しつけがましくないサラっとした調味であり、そおっと内臓に寄り添います。奥のヒヨコ前のペーストにカボチャのアイスも滋味あふれる地味な味わい。
ランチのプリフィクスコース的なものでお願いし、私の前菜は「備長炭で炙った季節野菜」。そのへんのスーパーでは手に入れることのできない種類と質のお野菜がたっぷり。レストランの醍醐味である。
パンはいずれも最高レベル。写真は蕎麦とお米(だっけ?)のパンであり、その他2種類が用意されましたが、いずれも素朴にしみじみ旨い系であり、ロブションの派手派手なフレーバーとはまた違った魅力がありました。
お魚料理は「備長炭で焼き上げた天然サーモン」。備長炭と言えば焼鳥のイメージであり、サーモンをこんな風に丁寧に焼かれて食べるのは初めてかもしれません。魚そのものの美味しさはさておき、付け合わせのスイスチャードをパターン分けして調理し、また配膳時に流し込まれる追いソースも含め、全体として複雑でバランスがとれた一皿でした。
メインは「フォアグラと鴨の炭火焼き」。鴨そのものは舌圧子のような口当たりであり眉を顰める硬さだったのですが、やはり付け合わせのビーツとリンゴやソースの出来栄えを勘案するに、総合的にみてやはりレベルが高い。
お口直しは本当にお口がフィックスされるような爽やかな味覚。安っぽいグラニテのようなジャラっとした舌触りとは一線を画す滑らかさです。
デザートはもちろんシャネルのアイコンをモチーフとしたカメリア。私は彼のチョコ屋に出入りするほどココのチョコがすちなのですが、見てくれがどうのこうの以前にやはりチョコとして根本的に美味しいですね。別皿にて供されるチョコアイスもクラシック、かつ、スタイリッシュな味覚です。
ビルの屋上で育てるハーブを用いたお茶で〆。ごちそうさまでした。

以上を食べ、ふたりで1本飲んでお会計はひとりあたり2万円強。ランチでこの支払金額は中々のものですが、上手く注文すればもっとお安く楽しめます。

というのも、料理の皿数を減らす代わりにグラスワインが2杯ついて1万円ポッキリ(税サ別)というプランもあり、酒も食事も量はそんなに要らない派にとっては恐らくそれで充分。シャネルとアラン・デュカスの世界観を楽しんで1万円であれば安いもの。

サービス陣のシュっとした対応や調度品などを含め、銀座の大人のテーマパークと呼べるかもしれません。まずはランチでどうぞ。

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「好きな料理のジャンルは?」と問われると、すぐさまフレンチと答えます。フレンチにも色々ありますが、私の好きな方向性は下記の通り。あなたがこれらの店が好きであれば、当ブログはあなたの店探しの一助となるでしょう。
日本フレンチ界の巨匠、井上シェフの哲学書。日本でのフレンチの歴史やフランスでの修行の大変さなど興味深いエピソードがたくさん。登場する料理に係る表現も秀逸。ヨダレが出てきます。フランス料理を愛する方、必読の書。

ワーケーションという名の幻想。奴らは「ワーケーション」と言いたいだけであって、実践した経験は極めて少ない。

菅義偉首相が官房長官時代にぶち上げ、途端にスターダムにのし上がった概念「ワーケーション(Workation)」。「ワーク」(労働)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語であり、テレワークとは区別される働きながら休暇をとる過ごし方です。
新しもの好きでありつつも保守的な日本人は当該コンセプトに対し、大手新聞社から怪しげなwebメディアまで賛否両論罵詈雑言の雨あられ。しかしながら、どの媒体の記事も表面的にメリット/デメリットを論じているばかりであり、記者の実体験に基づく記述が全く無い(あったとしてもせいぜい1~2泊に留まる)のが気になりました。

実は皆、「ワーケーション」と言いたいだけであって、実践したことがある人は極めて少ないのではないか。今、本当にワーケーションを試してみれば、ワーケーション業界の第一人者になれるのではないかと思惑し、2021年1~3月の間で私自らチャレンジしてみました。
場所は冬でも温かく春でも花粉の無い沖縄。もちろんぶっ通しの滞在というわけではなく、なんやかんやで東京に用事はあるので行ったり来たりを繰り返しはしましたが、それでも立派に「ワーケーション?ああ、昔はよくやったねえ」とドヤるぐらいの経験値は積めたと自負しています。

以下、実際に試した者にしかわからない奇譚をご紹介。本当の「ワーケーション」の世界にようこそ。


■ネット環境が思いのほか整備されていない
ネット越しに仕事をするので当たり前ですが、回線速度は生命線となります。宿泊施設を予約する際、立地や部屋の広さ、料金などを比較検討するのは当然ですが、回線速度までは気がまわらない(まわったとしても確認する術がない)のが普通でしょう。

意識の高いホテルやコンドミニアムであれば50Mbps程度は出ることが多いのですが、普通の宿泊施設であれば10Mbpsを切ることが殆どであり、中には1Mbpsを切る高級ホテルもあったりします。

こうなってくるとWeb会議やメガ単位のデータのやり取りはストレスを感じるようになってくるので、自衛のための代替回線、例えばスマホのテザリングやモバイルWiFi、データ通信専用SIMなどを併せて携行する必要があります。

しかしながら、それら自前の回線もエリアに拠って速度の大小がかなりブレるし(通信会社が提供するエリアマップはアテにならない)、かといって事前チェックに現場を訪れるのも馬鹿らしい。

つまり、まともな通信環境の下での作業を求めるのであれば、ワーケーションと言えどもある程度の都会に滞在する必要があるのです。


■ガジェットは壊れる
リモートワークに必要な装備は山ほどありますが、それらはどれも壊れます。東京であれば「あ、ヘッドセットの調子悪い。新しいのポチっちゃお~」とすれば翌日、ともすれば当日中におニューのアイテムをゲットすることができます。しかし田舎でそうはいきません。

例えば国内線離発着数トップクラスの那覇であっても、Amazonで注文したものが到着するまでに3~5日は要します。もちろん那覇にはヤマダ電機のような家電量販店があるのでリアル店舗での調達すれば済む話ですが、これが他の離島や山間地の場合は為す術がなく、マウスの単三電池が切れただけでも難儀します。

つまり、まともな補給路を確保した上で作業をしたいのであれば、ワーケーションと言えどもある程度の都会に滞在する必要があるのです。


■作業環境は自宅よりも全然悪い
前述の回線速度とも関連しますが、作業環境は自宅よりも全然悪いです。

例えば私は自宅においてスタンディングデスクでPC作業を行い、立ち疲れたらソファやベッドにゴロンする生活を送っているのですが、ホテルにスタンディングデスクはまずありません。バーカウンターがあればその上にPCを置いてハイチェアに座らずに立てば何とかなるのですが、それすら無い場合は冷蔵庫や電子レンジなど丁度良い高さの安定した物体の上にPCを置いたりと工夫が必要です。

室内にどうしても丁度良い高さの安定した物体がない場合は、テラス席のテーブルを丁寧に拭いた上で室内に持ち込みコーヒーテーブルを重ね合わせるなどの荒業をやってのける場合もあります。
図解すると、「ワーケーション」でグーグル画像検索するとこのようなイメージ画像が表示されますが、実態は、
こうです。このような新手のバベルの塔の上や薄暗い玄関の靴箱の上で立ったままパソコンをタカタカしていると、いったい俺はどこに何をしに来ているんだろうという不思議な気持ちになってきます。

もちろんスタンディングデスクは極端な例ですが、一般的なライティングデスクすらないホテルも多く、あったとしても椅子がフニャフニャで長時間作業には向かなかったりと、作業環境のクオリティは自宅やオフィスには全く敵いません。
結果、ワーケーション先であってもWeWork的なワークスペースを利用することとなります。やれやれ。ちなみに沖縄なら「howlive」がオススメです。通常は1時間1,100円ですが、JALカードで支払えば1日2千円ポッキリというキャンペーンやってました。


■うるさい
自宅であれば近所の目があるので皆、品行方正に生活をおくるものですが、旅先の宿泊先では羽目を外してしまいがち。

そのため上階で子供が走り回ったり、隣室の部屋飲みが奇声を発したりなどは日常茶飯事。しかしながら小規模なホテルやコンドミニアム、民泊ではルームチェンジが原則きかないため、騒音に耐えながら仕事に臨む必要があります。

私は一時期ジュリアードへの進学を考えていたほど音には敏感なので、こういう状況は精神的にかなりきつく、結果、ワーケーション先であってもWeWork的なワークスペースを利用することとなります。やれやれ。

加えて、そのような逃げ場を機動的に活用するためには、ワーケーションと言えどもある程度の都会に滞在する必要があるのです。


■外食の選択肢が限られる
ホテルやコンドミニアム、民泊のキッチンは自宅ほど装備が整っていないので、栄養補給はいきおい外食が主軸となるのですが、これを東京の感覚、すなわち「野菜不足だからクリスプでも行くか」「時間が無いから牛丼で済まそう」「今日はちょっとワイン飲んじゃおっか」のような態度で臨むと絶望します。

まず、田舎は飲食店の数がそもそも少なく、あったとしても営業時間が限られており、その7~8割は炭水化物でまわっています。この条件に当てはまらない飲食店は国道沿いの焼肉と回転寿司とファミレスぐらい。これが大都市を除いた地域の外食文化の現実です。食べログでランキングを開いてもラーメン屋ばっかりです。

あなたに毎日炭水化物ばかりを取り続ける覚悟はありますか?なければワーケーションと言えどもある程度の都会を滞在先として選びましょう


■結論
整理すると、ワーケーションに向くのは以下の箇条書き全てに当てはまる方でしょう。
  • 大容量の回線や情報機器を必要としない職種
  • 作業環境の変化や騒音に鈍感
  • 食事に無頓着
このような価値観をお持ちの方がワーケーションなるコンセプトに興味を持つかは甚だ疑問です。1点目など、ワーケーションの概念すら否定しかねません。

然るに昨今のワーケーションと言いたいブームは、実際に試したことの無い連中がちょづくための幻想でしかなく、こたつ記事量産メディアの乗っかり芸に他なりません。やはりガッツリ仕事をするのでれあればオフィスか自宅が一番です。生産性が低くなる上に家賃を二重に支払わねばならないことを考えると、ああ、ワーケーションとはなんて非合理的なコンセプトなのでしょうか。

もちろんコロナ禍から逃れたい(基礎疾患があるため大都会で生活するのは怖い)、暑さ/寒さに極端に弱い、花粉症が酷いなど、別の動機があるのであればワーケーションという選択肢も大いにアリでしょう。

それではそのような方のために、私が体験した沖縄での滞在先についての短評を記しておきます。もちろん1泊10万円みたいなホテルはチルすぎてチートなので除外。予算は1泊2万円までとしています。


<ワーケーションに向かない>
■Airbnbなどの民泊施設
もともとあまり好きな概念ではありませんが、ことワーケーションとなると輪をかけてオススメできません。なぜならネット環境が脆弱だから。

日本における民泊施設はガチの光回線を引いている部屋は少数派であり、モバイルwifiルータを貸与する仕組みが殆ど。使ったことがある人はわかると思いますが、モバイルwifiルータはとにかく不安定であり速度も遅く、web会議などでは信用できません。

また、民泊施設は騒音などのトラブル時に対応してくれる見込みは薄く(そもそも管理人が同じ建屋にいない)、長期滞在時の消耗品の購入は自腹だったりもします。一見割安に見えますが、何かあった場合の課題解決能力は皆無であり、なんやかんやで割を食うのはユーザである我々です。安いには安いなりの理由があるのだ。


■小規模なコンドミニアムやホテル
数百室を擁しレセプションや管理人がしっかりしている大規模コンドミニアムなら問題ありませんが、数室しかない、民泊に毛が生えた程度のコンドミニアムやホテルは要注意。

回線こそはしっかりしていることが多いですが、民泊施設と同様にトラブル時の対応力が欠落していることが殆どです。快適度合いが上下左右の隣室客のマナーに大きく左右され、運に拠る面が大きい。また人の出入りも激しいため、昨日までは静かだったけれど、今日からはやかましい、なんてこともザラ。そんなときでもルームチェンジに対応してくれないのが小規模なコンドミニアムやホテルです。

ちなみに「たびの邸宅 沖縄那覇」ひいては「たびの邸宅」という系列のコンドミニアムには要注意。私は心から酷い目に遭い、抗議のお便りをかなり丁寧に具体的に送ったつもりなのですが、メール1本で軽くあしらわれました。今のところ2021年で最も嫌な思い出です。呪ってやる。


<ワーケーションに向く>
■アラマハイナ コンドホテル
ちょっと高くて1泊ギリ2万円といったところですが、お気に入りなのでご紹介。沖縄は北部の本部町、島内屈指の観光地「美ら海水族館」徒歩圏内にあるコンドミニアム調のホテル。分譲もしており、どの部屋も50平米超とロングステイに向いた宿泊施設です。いわゆる高級ホテルの濃厚な接客とは異なり、良い意味で簡素な客あしらいです。
とても広いです。「50平米超」との案内はされていたのですが、動線が良く打率以上に打っている印象を受けました。
コンドミニアム調なのでダイニングテーブルやキッチンなどもきちんとしたものが用意されています。もちろん食器や調理器具などは最低限なものですが、あくまで仮の生活拠点という意味では充分すぎるほどの仕様でしょう。詳細は別記事にて


■ユインチホテル南城
建屋としてはかなりボロいホテルなのですが、WeWork的なワークスペースと温泉を併設し、宿泊者はいずれも無料で利用できるという面白いコンセプトのホテルです。館内はとにかく古く、謎のBGMが流れ続けており昭和が止まりません。駐車されている車にレンタカーは無く、利用客は沖縄の方が殆どです。
部屋は普通。ところどころ清掃の甘さが目立ちますが、1泊1万円かそこらのホテルなので、まあ、こんなもんでしょう。海に面した高台に建つホテルなので眺望は素晴らしい。
目玉はWeWork的なワークスペース。ホテルのラウンジなのに子供の出入りを禁じるという思い切りの良さ。家族や同行者と物理的に隔離された場所で仕事に臨むことができるのがすごくいい。
コーヒーなどの飲み物や小菓子も用意されており、空港のラウンジのような雰囲気です。週末は客層が荒れがちですが、平日は至って平和。静かで作業に没頭できます。回線速度もピュンピュン。
天然温泉もあり、宿泊者はいつでも無料で利用することができます。大浴場があると自室のバスルームの質がどうでも良くなるのがいいですね。
南城市役所の真向かいにあり地域のスポーツセンターも兼ねているのか、体育館やスカッシュ、屋内外のプール、筋トレルーム、テニスコートなど、港区スポーツセンター級の設備が整っています。これらの利用は有料ですが、宿泊者は割引がきいて1回数百円でした。
繰り返しますが、建屋としてはかなりボロくサービスも洗練されていないため、あくまでワーケーションに適した場として捉えて下さい。合宿とか研修にも向いてるかも。また、車での移動が必須のド田舎にあるため(「いま沖縄で最もホットな地域「南城市」飲食店まとめ」参照)、飲みに出歩いてデロンデロン、みたいな事態も避けることができます。ある意味では仕事に没頭できる環境なのかもしれません。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。

カレバカ世紀(つぐき)/目黒

目黒は地味にカレー屋が多いのですが、その中でも評判がかなり良いのが当店「カレバカ世紀」。「世紀」と書いて「つぐき」と読むらしいです。目黒駅から権之助坂を下って名店「とんかつ大宝(たいほう)」すぐ近くの雑居ビル4階。
店内はラーメン屋のような誂えであり、L字型のカウンター席のみで10席強。店主はワンオペで全てをこなしており気の毒なほど忙しい。然るにゲストは自然発生的に下膳を手伝い席を譲り合いという温かみのある雰囲気です。
ランチタイムにはコールスロー風のサラダがつきます。味は外観通り。福神漬けはなくラッキョウのみですが、このラッキョウが素朴な味わいでツボ。どぎつい酸味などは無く私好みでした。
私は「ポークビンダルー」を注文。ゴア発祥のカレー料理であり、当店のそれはとにかくスパイスが豊富。量だけでなく粗挽きでザラザラとした舌ざわりも特長的。唐辛子的な辛さはないのですが不思議とジンワリ汗が滲み出てくる仕様です。
ちなみにランチタイムはトッピングが1品サービスであり、私は日替わりトッピングの「ニンニクの芽とシメジ」を注文。美味しいのですが、隣のオッチャンがお願いしてた「とろけるチーズ」が絵的にすげえ旨そうだったので、次回はそれにしてみよう。ライスは純ジャパです。
お会計は1,100円。意識高い系のカレーは千円台中盤が常ですが、当店は千円を切る価格帯からのスタートであり良心的。夜メニューに「カレーチャーハン」なる、チャーハンにカレーをかけるという蠱惑的なメニューがあったので、次回はそれにしてみよう。

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カレーって美味しいですよね。インドカレーも日本カレーも大好き。ただしそれほど詳しいジャンルではなく、スパイスマニアには逆立ちしても勝てないので、意外性のあるオススメカレーをご紹介。

カレーにまつわる単語が辞典形式にまとめられ、知っていそうで全く知らないカレーエピソードがたくさん詰まっています。気合を入れてカレーを食べに行く前に目を通してから臨むと楽しさ倍増!

アラマハイナ コンドホテル(Ala MAHAINA CONDOHOTEL)/本部町(沖縄)

沖縄は北部の本部町、島内屈指の観光地「美ら海水族館」徒歩圏内にあるコンドミニアム調のホテル「アラマハイナ コンドホテル(Ala MAHAINA CONDOHOTEL)」。分譲もしているため、どの部屋も50平米超とロングステイに向いた宿泊施設です。
いわゆる高級ホテルの濃厚な接客とは異なり、良い意味で簡素な客あしらいです。ところで私は2020年の緊急事態宣言中に当ホテルへの予約を入れており、土壇場になって「やっぱ閉めるから提携してるホテルに移ってくれ」と、仕方が無いながらも残念な体験をしました。にも関わらず今回のチェックイン時に「あの時はすんません」の一言もなかったので、あまり顧客管理などには興味のないホテルなのでしょう。
気を取り直して部屋へ。お、ちゃんと玄関があってシューズボックス、ならびに廊下もある。これは広いお部屋の予感。
予感的中。とても広いです。もちろん事前に「50平米超」との案内はされていたのですが、動線が良く打率以上に打っている印象を受けました。全部屋オーシャンビューであり、この眺望にアガらない人は海とかリゾートとか向いてないと思います。
コンドミニアム調なのでダイニングテーブルやキッチンなどもきちんとしたものが用意されています。もちろん食器や調理器具などは最低限なものですが、あくまで仮の生活拠点という意味では充分すぎるほどの仕様でしょう。
キッチンの逆サイド。独り暮らしサイズの冷蔵庫や電子レンジも完備。お茶やネスプレッソは自由に飲んで良く、足りなければジャンジャン持って来てくれる気前の良さ。
リビングエリア。特大のデイベッドの居心地が抜群。またベッドルームからの仕切りもスライドするようになっており、部屋のどの位置からも海と空が見えるセンスはかなりのものです。
こちらはテラス。6畳間を横に引っ張ったような中々の広さ。庇も長く、余計な日差しが入ってこないのもすごくいい。
こちらはベッドルーム。この部屋にも壁掛けテレビがあり、寝転がりながら画面に正対することができます。マットレスはあまり私の好きなタイプではありませんでしたが、まあ、好みは人それぞれでしょう。
洗面所はもちろんバス・トイレと別。タオルは山ほど用意されており、椅子も置かれてメイク長めなオルチャンも納得の設計です。アメニティは正直微妙ですが、そのへんは長期滞在向けの施設と割り切って、自前のものを用意しておきましょう。
バスルームは一般的なマンションと同等の広さ。なのですが、最上階に大浴場が用意されているため、我々は滞在中に一度も部屋のお風呂を使用しませんでした。ちなみにその大浴場は特別すげえ風呂かというと違いますが、内風呂と露天風呂がダブルで用意されておりそれぞれそれなりの大きさなので、日々の生活に組み込むには悪くないサイズ感です。
お手洗いも別建て。もちろんウォシュレットであり普通に綺麗で使い易い。
共用エリアにフィットネスセンターもあります。が、これは「とりあえずあればいいんだろ」というテイストのフィットネスセンターであり、ムキムキマッチョのテカテカビッチには物足りない設備かもしれません。
宿泊者は無料の自称インフィニティプールもあるのですが、これは単にインフィニティと言ってみたかっただけのような気がする設計です。夏季しか開いておらず、ガチ泳ぎするには狭いので、まあ、写真を撮るためだけのプールです。
色々書きましたが、海の見えるリゾート地で長期滞在するには抜群の宿泊施設でした。同じエリアには「ホテル オリオン モトブ リゾート&スパ」もありますが、あちらはやはりホテルであり人件費の比重が高く、部屋の割に高ぇなあという印象。旅慣れた人で、ホテルのスタッフにあれこれお願いする必要のない方にとって「アラマハイナ コンドホテル(Ala MAHAINA CONDOHOTEL)」は単泊でもリーズナブルな施設でしょう。オススメです。

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1年で10回沖縄を訪れることもあります。1泊15万円の宿から民宿まで幅広く手がけています。
TACが世に出した一風変わった沖縄本。もはやガイドブックではなく参考書の域です。非常に情報量が多く、かつ、うまく整理されており読みやすい。大判ではないので持ち歩きやすいのも素晴らしいです。オールカラーの割に高くない。数多ある沖縄ガイドブックの中では突出した存在です。

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