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ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化し◎〇△×と記した

年間を通じて外泊が多いので、ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化しました。

◎〇△×と記していますが、これは私が滞在した時点における感想であり、価格や為替の変動、混雑度合い、当時のスタッフの対応など偶然に因る部分も多いので、話半分に捉えてください。また、ハイアットやヒルトンは最上級会員であり、ひらまつは株主なので、素で予約する場合とは対応が異なるかもしれません。

費用対効果も重要視しています。お金に糸目をつけないお金持ちの方々とは観点が異なることをご承知おきください。

ところで、私は子連れ客とそれをコントロールできない宿泊施設を憎んでおり、そういった客層が支配的なホテルは自然と△や×が多くなります。しかしながら、これは見方を変えれば家族旅行に向いたホテルを選ぶ指標となり得るかもしれません。


【ハイアット】
<北海道>

<関東>
△:ハイアットリージェンシー東京ベイ

ハイアットリージェンシー グアム(Hyatt Regency Guam)/タモン

グアム島の中心部タモン湾に位置する高級ビーチフロント・リゾートホテル「ハイアットリージェンシー グアム(Hyatt Regency Guam)」。グアム国際空港より車で約15分、ショッピングエリアにも徒歩圏内という好立地です。
入館するとドーンと広がる開放的なロビーエリア。リゾートにあるハイアットリージェンシーらしい設計です。ドアマンやベルボーイは普通のオッチャンですが、いつもニコニコと愛想が良く、ハワイのハイアットのやる気の無い連中に見せてやりたいくらいです。
ご案内頂いたお部屋は12階で、クラブラウンジに近くて便利です。どでかいキングベッドと65インチの大型TVを備えた広々とした客室で、50平米弱といったところでしょう。ただ、どことなく使用感があり清潔が行き届いておらず、アメリカのハイアットらしさに満ちています。
立派なワーキングデスクが誂えられているのですが、デスクとチェアの高さが合っておらず使い勝手は良くありません。ネットも下りが9Mbpsとオンライン会議をするには心もとない。

また、手書きのメッセージとウェルカムドリンクのボトルワインが置かれていたのですが、肝心のミネラルウォーターや水汲み場でのリフィル用ボトルの用意を忘れられており、初日は無駄にペットボトルの水を買い求めてしまいました。こういう無駄な出費は本当に悔しい。
クローゼットはウォークイン方式で使い勝手良し。セーフティボックスの用意も当然あり、荷物で部屋が散らからないのが良いですね。ところでお部屋は冷房がガンガンに効いており、電源を切ったとしてもクローゼット方面ではセントラルコントロールの冷気が流れ込んで来ます。寒がりの方はパーカーなどレイヤリングできる上着の持参をお忘れなく。
ウェットエリアは独立したシャワーとバスタブを備えています。ベッドルームからバスルームへの視線が通る開放的な設計になっており、フレンチドア風のスライディングドアでバスルームを仕切ることができます。
トイレは独立した個室となっており、海外のホテルとしては嬉しい温水洗浄便座が完備されています。
テラスからの眺望。先ほど冷房が寒いと記しましたが、テラスの窓を全開にしたところ、部屋じゅうのガラスやミラー、金属類が一瞬で結露したので、グアムの湿度恐るべし。
共用設備に参りましょう。フィットネスセンターは2層構造で面白いつくりなのですが、全450室というサイズ感のホテルとしてはコンパクトに感じました。
屋内プールの用意はなく、屋外プールのみですが、これがなかなか良いですね。単にバチャンと水が貯まっているだけでなく、高低差があったり周回する仕組みになっていたりと、子供を飽きさせない設計です。多くの木々が植えられており、上手く日陰が生じて過ごしやすい。
加えてウォータースライダーの用意もあり、思いのほか長さもあって、ホテルのプールの無料アトラクションとしてはレベルが高く感じます。その他、水中バスケ(?)やバレーの器具の用意もありました。
プールを抜けてそのままビーチに出ることも可能です。真っ白な砂浜に遠浅の海がどこまでも広がりとても綺麗。ただしビーチチェアやパラソルの貸し出しは無いようです。お隣のデュシタニはビーチでの滞在を積極的に進めており、このあたりは芸風の違いなのかもしれません。
クラブラウンジは12階に位置します。遮るものがない高層からの眺めは抜群で、西側に窓があるためサンセットも楽しむことができます。10:00〜20:00が営業時間で、その間はクッキーなどの菓子・コーヒー・紅茶・ソフトドリンクをセルフサービスで楽しめます。常駐するスタッフはニコニコとしており感じが良いのですが、事務処理系はてんでダメで何の役にも立たないので、複雑は手続きはロビーフロアのフロントデスクに向かうことをお勧めします。
カクテルタイムは17:00〜19:00。カクテルタイムと称しつつフードが大変充実しているのが嬉しい誤算。カナッペや生ハム・チーズはもちろんのこと、サラダや魚、肉なども大変充実しており、夕食の代わりとしても充分に耐え得ります。個人的にはスパイシーなポキ(?)がお気に入り。
アルコールは各種ワインにビール色々、ハードリカーなどとひと通り揃っています。ちなみに私がお邪魔した際は妙におじさんが多く、皆、同僚のようで、それでいて一切アルコールには手を付けず延々コーラを飲んでいる様が興味深かった。エアラインのパイロットや軍関係者なのかしら。
朝食はロビーフロアにある「カフェ キッチン(CAFE KITCHEN)」で。もともとはラウンジアクセスの権利があるゲストは12階の専用ラウンジ「リージェンシークラブ」でも朝食が提供されていたようですが、コロナ禍以降はすべて1階の当レストランに集約されたという経緯があります。 

結論として、たいへん不満を抱いた朝食でした。もちろんこれは当館やハイアットが悪いわけでなく、アメリカのホテル業界の病巣とも言える、安定したクオリティの低さでした。
総括すれば、このホテルは「古き良きアメリカのリゾートホテル」という表現がよく似合います。設備の随所に年季が入っており、ピカピカの新築が当たり前のアジア系ラグジュアリーホテルに慣れた目には聊か物足りなく映るかもしれません。1泊5万円という価格帯は割高感が否めない。もっとも、これはハイアットリージェンシー グアムが特別に強欲なわけではなく、昨今のアメリカのホテル業界全体が等しく抱える病のようなものですから、怒りの矛先をどこに向ければよいか分からないのが正直なところです。
それでもスタッフの質には救われました。フロント、ドアマン、ラウンジと、どこで接したスタッフも例外なく感じが良く、笑顔を絶やしません。かつて宿泊したハワイのハイアットリージェンシーのスタッフが、まるでそこに客がいないかのように、ややもすると敵のように振る舞っていたことを思えば雲泥の差と言っていい。当館に来てよかったと思えたのは、結局のところ、人の温かさのおかげでした。

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ウォルドーフ・アストリア 大阪(Waldorf Astoria Osaka)/梅田

ヒルトングループの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア」が日本初進出。JR大阪駅に隣接する大規模再開発エリア「グラングリーン大阪 南館」の上層階に位置します。ちなみに近くには「キャノピーbyヒルトン 大阪梅田」が先行して開業を済ませています。
1階のエントランスから専用エレベーターで29階のアライバルロビーへと向かいチェックイン。このクラスのホテルで突っ立ってチェックイン手続きを進めるのは珍しく、また、全体として外国人びいきな雰囲気があり、スタッフ全体からハワイ在住の日本人のようなニュアンスが感じられました。このクラスのホテルでは抱くことの珍しい感情です。
スタッフの案内で部屋へと向かいます。この写真はスタッフが去った後に撮ったものですが、部屋のドアを開けた瞬間はブラインドが降りており室内は真っ暗で、しかも入口近くに照明のスイッチは無く、スタッフがスマホのライトで照らしながら入室するというコントのような運用です。
お部屋の第一印象は「狭い」です。ソファが無く、モノを置くような台も少なく色々と使い勝手が良くありません。欲しい機能が欲しいところに無いんだよなあ。
窓からの眺望。ホテルの客室は31階から38階の高層階に位置しており、床から天井まで広がる大きな窓からは梅田の街並みや淀川までを望むことができます。
お部屋の広さに比例してクローゼットも狭く、長期滞在は難しそう。こうなってくると高価なだけのビジネスホテルのように思えてきました。
他方、ミニバーは充実しており、冷蔵庫には有償の酒類がたっぷり。ミネラルウォーターやコーヒー・お茶類は無料で用意されています。
ウェットエリアは洒落ているのですが、洗面台にバスタブ、トイレ、シャワーブースがひとつの空間に固められており、ひとりが何か使うと同伴者は立ち入れなくなる仕様です。少なくともトイレは独立型にして欲しいなあ。このクラスのホテルとしては珍しい水回りの不便さです。
外出から戻るとお部屋がターンダウンされていました。まだ寝るには早いと照明を明るくしようとするのですが、タブレットの操作盤の使い勝手が恐ろしく悪い。加えて、就寝時にそのタブレットがいつまでもビカビカと光っており眩しいので伏せてタオルを被せて寝ました。マジでどうなってんだこのホテル。
共用設備に参りましょう。当館、というか「ウォルドーフ・アストリア」はグローバルポリシーとしてラウンジを設けておらず、その代替としてバーでダイヤモンドメンバー向けに1時間5,500円で飲み放題プランを提供しています。いやいやいやいや、それなら普通にゆっくり飲むから。ちなみに写真は共用設備のひとつである「ライブラリー」ですが、その割に本が全然置かれておらず、存在意義がよくわかりません。
フィットネスセンターは、総客室数252としては標準的な装備でしょうか。他のラグジュアリーホテルと異なりビジターやジム会員のみのプランが無く、宿泊者限定なのはいいですね。
屋内温水プールは全長20メートルと小ぶりですが、都心のビルの中であることを考えれば仕方ないでしょう。それよりも子連れ客が多い割にガチ泳ぎゾーンと水遊びゾーンをロープで区切っておらず普通に危ない。事故が起こってからでは遅いと私は思う。
また、全裸で入るジャクージーやサウナにスマホを持ち込むゲストをきちんと取り締まって欲しい(画像は公式ウェブサイトより)。最初、ドライサウナでスマホを操作している人がいて、私の貧相な身体を撮られたらどうしようと不安を覚えすぐに退出。Body Feels EXIT。

隣のミストサウナに移ったら、そこでもスマホをいじってる人がいて、もちろんミストサウナだから撮られてもらんま1/2みたいに上手く隠れるからギリOKかなと我慢して、でも、そもそも湿気でそのスマホ壊れたりしない?大丈夫そ?と落ち着かなくて退出。

ジャクージーに移ったら、そこでもスマホを触っている人がいて、しかもストラップやリングを付けているわけじゃなく生のまんまで操作してて、泡がブクブクしてバシャって飛んでスマホにかかって慌ててボトって浴槽に落としてしまわないかと気が気じゃない。

盗撮リスクに加え、らんま1/2リスクに水没リスク。スパのスタッフと客室の担当に合計2度、真剣に苦情を申し立てたのですが、その後、ホテル側から特にフォローはなく、チェックアウト手続きも実に朗らかでした。素敵な笑顔でした。
朝食はウォルドーフ・アストリアを象徴するラウンジ「ピーコックアレー(Peacock Alley)」「ジョリー ブラッスリー(Jolie Brasserie)」のいずれか好きな方で摂ることができます。いずれも動線やゲストのエリア分けがぐっちゃぐちゃで、子供がどこでも好き放題に泣き喚いて走り回っており落ち着きません。
ちなみに「ピーコックアレー(Peacock Alley)」では「プラダを着た悪魔2」とのコラボが企画されており、映画公開記念特別版のアフタヌーンティーが1人13,000円で用意されています。アラサーの派手な女子とアラ還(※)のおぢの怪しげなカップルも居り、子供が走り回るヘルシーな空間の中ひときわ異彩を放っていました。貧乏なOLが必死にお金を貯めて13,000円でアフタヌーンティーを予約してこの状況だとバッド入りそうです。

※アラウンド還暦、すなわち60歳前後のこと。決して棺桶ではない。
また、朝食時の「ジョリー ブラッスリー(Jolie Brasserie)」には信じがたい行列が生じており、1泊10万円を超えるホテルでこれは無い。開業したばかりのホテルであればわからなくもないのですが、当館は開業から既に1年が経っており、つまりはあまり改善するつもりが無いのかもしれません。
散々な滞在でした。これが1泊2-3万円のホテルであれば私もうるさいことは言いませんが、これで1泊10万円超が相場だと厳しい評価を下すほかありません。ハードもソフトも上のレベルを行く「コンラッド大阪(Conrad Osaka)」のほうが価格が控えめとは悪い冗談でしょう。2027年には「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」の開業が予定されていますが、ほんまに大丈夫かいな。

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グランドハイアット仁川(Grand Hyatt Incheon)/仁川国際空港

ウズベキスタンへ向かうには仁川国際空港で乗り換える必要があるため、せっかくなので仁川にも滞在することにしました。宿泊先は「グランドハイアット仁川(Grand Hyatt Incheon)」。以前は旧館・新館あわせてひとつのデカイデカイホテルでしたが、2026年の3月に片割れをハイアットリージェンシーとして分割・リブランドしたようです。
空港からは専用のシャトルバスが無料で運行されています。夜遅くに仁川国際空港の第2ターミナルに到着したため、その日の運行は終了していましたが、それでもUberで15分・15,000ウォンほどの距離です。
吹き抜けがドーンと広く、グランドハイアットらしい誂えです。ハイアットリージェンシーと併せて合計1,000室を超えるというマンモスホテル。共用設備も充実しており、単に寝るだけの空港ホテルとは一線を画すスケール感です。
レセプションでの手続きにつき、最初は英語だったのですが、日本のパスポートを提示した途端に流暢な日本語での案内となり、またその後、アシアナ航空機内でも韓国人が普通に日本語で話しかけてくるので、いや、いくらなんでも日本語話せすぎだろう。韓国語を話せる日本人は草彅剛ぐらいですが、韓国の若者は大体話せるような錯覚を覚えるぐらいに日本語に満ちており、日本の語学教育について色々と思い悩んでしまいました。
お部屋は「ファミリーキング(Family King Room)」のお部屋にご案内頂けました。広さは54平米と、トランジット向けのホテルとしては破格のゆとりです。
広々としたワーキングデスクとチェアも備え付けられており、PC作業もバリバリとこなすことができます。ネット回線は高速でストレスフリーですが、55インチの大型テレビはスマートテレビではないため、スマホからのキャストなどハイテクな遊びはできません。お部屋で動画を楽しみたいノマド族は、自前のFire TV Stick等を持参することをおすすめします。
窓からの眺望はカジノリゾート「パラダイスシティ」などのホテル群を見渡すことができ、アーバンなメガリゾートの空気を味わえます。また、お部屋の向きによっては滑走路ならびに飛行機の離発着も見渡せるようです。
部屋の広さに比べるとクローゼットは小さめで、長期滞在は難しいかもしれません。もちろん空港近くのホテルに長期滞在するゲストは少ないでしょうから、これはこれで問題ないでしょう。
ミニバーもあるにはあるのですが必要最低限のシンプルな仕様であり、このあたりもトランジット客などの短期滞在を想定した割り切りが感じられます。なお、無料のミネラルウォーターが1泊あたり1.5リットル支給されます。
ウェットエリアも広々としているのですが、バスタブ・トイレ・洗面台がひとつの空間にまとめられているため使い勝手はあまりよくありません。ウォシュレットも無く、海外のホテルらしい仕様と言えるでしょう。
共用設備に参りましょう。フィットネスセンターはグランドハイアット側になく、スカイブリッジを通ってハイアットリージェンシーへ向かう必要があります。設備は充実しているのですが、1,000室を超えるホテルとしてはやや狭く感じました。
プールは素晴らしいですねえ。グランドハイアット側・ハイアットリージェンシー側の両方に用意があり、前者が大人向け・後者が子連れOKのように整理されています。もちろんその整理は公式なものではなく、いきおい高級なグランドハイアットには家族連れが少ないだけかもしれません。いずれにせよ、空港ホテルでここまでプールに気合いが入っているのは珍しい。
エグゼクティブラウンジの用意もあるのですが、夜遅くの到着であったためカクテルタイムを楽しむことができず、また、朝食も担当が「ラウンジよりもレストランのほうがいい」と助言してくれたのでレストランへ。つまりラウンジではちょっとお茶しただけなので、私に多くを語ることはできません。
その朝食は、フロアにドーンと構える「レストラン 8(Restaurant 8)」へお邪魔しました。その名の通り、カフェ、クッチーナ(イタリアン)、ヌードル、グリル、寿司、焼き鳥、デリ&デザートという、8つの異なるコンセプトのキッチンがひとつの空間に集結した巨大なオールデイダイニングとなっています。
ビュッフェスタイルでの提供で、ベーコンや卵料理といった洋食の定番はもちろんのこと、本格的なアジアンヌードルや和食、さらには韓国らしいメニューまで多種多様に揃っており、胃袋がいくつあっても足りません。トランジットホテルの朝食は、仕方なく腹を満たすホテル飯というネガティブなイメージが付いて回りますが、当館のそれは都心部のラグジュアリーホテルのそれに比肩するクオリティであり大満足。宿泊する予定があれば、迷わず朝食付きのプランで予約を入れましょう。
単なるトランジットホテルと侮ることなかれ。立地、部屋の広さ、プールの充実度、そして朝食のクオリティに至るまで、支払金額を考えれば実にお値打ちなホテルでした。仁川空港を利用する際に、わざわざ立ち寄って滞在する価値まであるでしょう。
それにしても、韓国人の肌って何であんなに綺麗でテカっとしてるんですかね。若い女の子がそうなのは理解できるのですが、そのへんのオバチャンやオッチャンの肌まで艶々してる。スキンケアというよりも、幼少期からの食べ物の違いなのかなあ。

ちなみに髪色がピンクや青なのは芸能人だけで、一般人はほとんどが黒髪。茶髪ですら少ない印象を受けました。メイクも控えめな子が多く、相対的に日本の女の子はメイクが濃すぎだと思う。

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