そば処 たつ吉(たつきち)/日吉(横浜市)

ひようらのバスターミナル脇にある「そば処 たつ吉(たつきち)」。いわゆる日吉を牛耳る「たつ吉」グループの蕎麦店であり、総本山である「遊ZENたつ吉」のお隣に位置します。
蕎麦屋というよりもファミリーレストランのような内装で子連れ客多し。年配の方などはツマミを多数注文し、飲み屋使いしていました。このあたりの居酒屋は慶應生が席巻しているので、静けさを求めるのであれば賢い使い方かもしれません。
私はパパっと温かい「野菜そば」的なを料理を注文。単品で千円しないぐらいであり、温玉を付けて合計1,090円でした。
「野菜そば」は想像していた以上に野菜が多い。そのへんの中華料理屋の八宝菜を凌駕する野菜量であり、コメダコーヒー的「メニューの写真よりも実物の方が量が多い」という逆マック現象が垣間見れます。
他方、蕎麦そのものはイマイチですね。細麺でグダグダに火が通っており食べ応えがありません。麺の特性上、冷たい料理のほうが向いている麺なのかもしれません。
天かすとネギが自動で付帯し、トッピングの温玉をドボン。成長期の私にとってはタンパク質が足りないので、追加で唐揚げなどを注文すれば良かったかなあ。

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トゥース トゥース トウキョウ(TOOTH TOOTH TOKYO)/恵比寿

恵比寿で食事を摂った後、連れが「甘いものを食べたい」と言い出したので「トゥース トゥース トウキョウ(TOOTH TOOTH TOKYO)」へ。基本はフランス料理店とのことですが、遅い時間帯の夜パフェとしても有名なお店です。
ド平日の22時を過ぎた時間帯だったので客席はまばら。スーツ着用のリーマンみたいなのは全然おらず、みな自由業というか何というか、独特の空気感が立ち込めています。
季節のパフェは2千円弱だったかなあ。見た目は良いのですが素材それぞれに深みが無く、ぜんぜん美味しくありません。テーマは栗と葡萄と聞いていたのですが、ブドウのゼリーの味わいが支配的で、気の抜けたファンタグレープを食べているかのようです。
こちらはバスクチーズケーキ。それっぽく仕上げてはいますが、全体としてはコンパクトな味わいであり、専門店のそれに比べると数段見劣りします。
とはいえグラスワインは千円強であり、食後に軽く酒を飲みながらおしゃべりするための大人のスタバという位置づけであれば悪くないかもしれません。ただし食事やスイーツには全く期待できません。スタバの食事やスイーツが美味しくないのと同様に。

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男、かつ、左党の割にスイーツも大好きです。特にチョコレートが好きですね。JPHが基準なので、スイーツの評価は厳し目かもしれません。

難解な理論をユルいトーンで柔らかく読み解く専門書。チョコレートに係る基本的な素養から、文学や映画など芸能との関係まで解かり易く解説。ぜひチョコレートを食べながらのんびりと読んでみましょう。

Morning Glory Original(モーニング グローリー オリジナル)/ホイアン

ホイアンでトップクラスの人気を誇るレストラン「Morning Glory Original(モーニング グローリー オリジナル)」。ランチやディナーのピークタイムは予約必須との情報を得ていたので、我々はそれを外して16時頃にお邪魔します。
2階建ての大箱なのですが、個人的には屋根が高く開放的な雰囲気の2階がオススメ。ピークは外しましたがそれでも客席は半分ほどが埋まっており、人気の程が伺えます。
飲み物も料理もお値段は控えめで、ビールなど1本200円ほどです。1万杯飲んだとしても200万円で済むと考えれば大変お値打ちです。
まずはホイアン名物の「Bong Hong Trang(ボンホンチャン)」。いわゆる揚げワンタンなのですが、具材が出来損ないのラタトゥイユのような味わいで全然美味しくありません。タコスの偉大さを思い知った郷土料理でした。
店名を冠した「Moring Glory Salad(モーニング・グローリーサラダ)」。いわゆるネギサラダのような料理であり、甘酸っぱい調味が東南アジアそのもの。エビもたっぷり組み込まれており、私好みの味覚です。
続いて「White Rose(ホワイトローズ)」。こちらもホイアン名物であり、米粉の皮で包んだ蒸し餃子といったところ。いわゆる点心の海老蒸し餃子的な味わいであり、万人受けする美味しさです。
朱印船貿易に関連して「伊勢うどん」がルーツとされる「カオ ラウ(Cao Lau Noodles)」。いわゆる汁なしの混ぜ麺であり、たっぷりのハーブとスパイスが異国情緒を誘います。
ベトナムではフォーのように米粉の麺が主流ですが、こちらは珍しく小麦粉を用いた麺。うどんもかくやという太さなのですがコシが弱い。惜しい。悪くはないのですが、日本の旨い麺文化に慣れ親しんだ我々にとってはあと一歩に感じました。
以上を2人でシェアし、軽く飲んでお会計はひとりあたり1,500円ほど。円安インフレなんのそのといった支払金額であり、ド観光地でこの価格設定は非常に良心的と言えるでしょう。ホイアンを訪れた際は是非どうぞ。

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鮨 幸三(こうぞう)/長崎市

長崎屈指の飲み屋街に暖簾を掲げる「鮨 幸三(こうぞう)」。頻繁にメディアに取り上げられるというわけではありませんが、長崎で食事に興味がある方は皆が知る人気店です。ちなみに18時に予約を入れた場合、18時ピッタリにならないと開店しないので、早く到着し過ぎないよう気を付けましょう。写真が真っ暗なのはそのためです。
店内はカウンターのみで10席ほど。コートはセルフで入り口近くの棒にかけるなどカジュアルな運用です。いちばんカジュアルなのが大将で、一見客も常連客も分け隔てなく接してくれます。

私は席に着いた瞬間に「どっから来たと?」と問われ、東京だと答えると「それじゃあコッチの魚を中心に出しちゃるけんね!」と、優しさが服を着ているかのような対応です。ちなみに方言は私がイメージで書いているだけなので、厳密な発言は違っていると思います。
飲み物メニューは無く値段も不明なのですが、最終支払金額から逆算するに1合千円程度でしょう。酒は飲まず、にぎりだけパっと食べて帰る、みたいなゲストもいました。ところでお手洗いは和式であり、飲食店で見かけるのは数年ぶりかもしれません。上手く使いこなす自信の無い方は飲み過ぎないよう気を付けましょう。
まずは刺身の盛り合わせ。こんなに豪華な盛り合わせで2千円ポッキリ。アジ・ヒラマサ・クエ・ヒラメ・アコヤガイ・クジラのタンなど地元の魚介類ばかりであり、そのいずれもがムッキムキの弾力を誇り、歯を押し返してくるほどです。
にぎりの前にもう少しつまみたい旨を伝えると、ばっちりイケてる穴子が入っているとのことで、白焼で頂きました。驚くほど肉厚でバチバチに筋肉質。ムッシャムッシャとした食感を楽しみつつ壱岐の日本酒で飲み下す。このとき私は絶頂に達したのです。
カツオを炙ってもらいました。脂たっぷりモッチモチのカツオをバリっと気前よく炙っており、炎で脂と旨味が凝縮されてバリ旨い。何ともジューシーな口当たりであり、日本酒が進むのなんのって。
にぎりに入ります。まずはヒラマサ。やはりムッチリとした弾力を誇り、噛みしめるほどに旨味が滲み出てきます。ところで「ヒラマサ」って語感、誰かのあだ名みたいで可愛いですよね。キムタクみたいな。そう思いませんか?思いませんかそうですか。
ガリは甘酸っぱく青春の味がします。シャリは酸が穏やかでお米本来の甘味が感じられるスタイルで、少し柔らかめな印象を受けました。
ヒラメ。芽ネギとウニを携えて贅沢な仕様です。芽ネギのシャキっとした食感にヒラメのサクっとした歯ごたえ、押し寄せるウニの甘味。このとき私は今夜2度目の絶頂に達しました。
アオリイカは独特のネットリとした舌ざわりが特長的で、甘味もやはりネットリしています。旨味と甘味がバランスよく調和している。
特大のエビ。ひと口で頬張りムッシャムッシャと咀嚼する幸せのひととき。味も強く甲殻類特有の派手派手な旨味が記憶に残りました。
ホタテは実にクリアな味わいで、その優しい口当たりと共に心和む美味しさです。
おや、牛肉だ。鹿児島のさつま牛を起用しているそうで、魚とはまた違うジットリとした脂が心地よい。
カツオを炙りで。見てください、このジュワジュワとした脂のコーラスを。夏を感じさせる初ガツオも美味しいですが、やはり脂がたっぷりのった季節の方が全面的に美味しいですなあ。
トロも軽く炙る。その名の通りトロトロとした舌ざわりでリッチな味わい。
ウニとイクラを軍艦で。いずれも主張の強い味覚ですが、香りのある海苔でバリっと巻いてそのハーモニーを楽しみます。まさに海の幸の王様である。
玉子は関西風の調理ならびに調味だそうで、なるほど江戸前の甘味の強いそれとは全く別物。スラム街で輝く一番星の鮨屋を思い出しました。
芽ネギ。回転寿司でのケチケチした芽ネギの10倍ぐらい巻き込まれており、見ようによってはネギサラダのようです。お口直しにピッタリだ。
長崎鉄火。長崎における鉄火巻きは白身魚を用いることが多く、ヒラマサやブリ、ハマチなどが用いられるそうです。この日のそれはヒラマサであり、脂が強く食感も強く、マグロの鉄火よりも私好きかもしれません。
さえずり。いわゆるクジラの舌であり、海のベーコンとも言うべき脂の強さが特長的。それでも全くクセは無く、むしろ後を引く、病みつきになりそうなコッテリ感。
〆にコハダ。江戸前のそれに比べると調味が穏やかで、コハダ本来の味わいを楽しむことができました。

さんざん飲み食いしてお会計はひとりあたり1.5万円。こんなにも美味しく、大将は快活で楽しい。こんなに素晴らしい食体験を楽しむことができるのだから、実質無料と感じてしまうのは私だけでは無いでしょう。長崎旅行が決まれば真っ先に予約を入れたいお店です。オススメ!

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鮨は大好きなのですが、そんなに詳しくないです。居合い抜きのような真剣勝負のお店よりも、気楽でダラダラだべりながら酒を飲むようなお店を好みます。
この本は素晴らしいです。築地で働く方が著者であり、読んでるうちに寿司を食べたくなる魔力があります。鮮魚の旬や時々刻々と漁場が変わる産地についても地図入りでわかりやすい。Kindleとしてタブレットに忍ばせて鮨屋に行くのもいいですね。

シナモンガーデン(CINNAMON GARDEN)/関内(横浜)

関内駅から歩いて数分のスリランカ料理店「シナモンガーデン(CINNAMON GARDEN)」。南林間店の2号店として2023年に開業した新しいお店であり、食べログではさっそく百名店に選ばれています。
軒先には行列用の椅子が並べられているのですが、私は平日の13時頃にお邪魔したので待たずに入店できました。店内はテーブル席が中心で、カウンター席もいくつかあります。 
私は「カレー3種類おもてなしプレート」を注文。1,500円のところ、ライスを大盛にしてプラス50円です。カレーと言いつつオカズのお野菜が散りばめられており実に彩り豊かです。
ライスはバスマティライス。サラっとした口当たりながら香りが豊か。通常ライスをバスマティに変えるだけで追加料金を請求するお店が多い中、この盛り込みでこの支払金額は実にリーズナブル。スパイスたっぷりの野菜のオカズ(?)を混ぜ混ぜしながら味覚のグラデーションを楽しみます。
「カトゥレット」というオカズも付いて来ます。サバが練り込まれたスパイシーなコロッケといった印象で、日本人が創り出すには難しい味覚です。
3種のカレーに入ります。こちらは豆のカレーで、いわゆる日本人が想像するカレーというよりは豆のペーストといった印象。穀物の甘味も感じられ、豆のスパイシーマッシュポテトといったニュアンスです。豆のスパイシーマッシュポテトって何?
日替わりのカレーはイカ。なるほどイカ特有の独特の旨味が感じられ奥行きのある味わい。不思議と牛のモツのスパイシー煮込みのような風味のように取れなくもありません。
こちらはチキンカレー。一般的な日本人が想起するチキンカレーとは異なり、鶏肉をスパイシーに味付けした結果、汁気が多くなっちゃった的な料理です。思っていたよりも辛く、ジワジワと汗が滲み出て来ます。
美味しかった。超美味しかった。カレーといえば糖質の王者のような印象がありますが、当店のそれは野菜を中心とした具材が多く、栄養バランスの良さを感じました。ネット上に「ルーが少ない」というコメントが散見されますが、カレーとはもはや別の料理だと捉えたほうが良さそうです。次回はローストチキンレッグがドーンとのった「チキンビリヤニ」を注文してみよう。オススメです。

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カレーって美味しいですよね。インドカレーも日本カレーも大好き。ただしそれほど詳しいジャンルではなく、スパイスマニアには逆立ちしても勝てないので、意外性のあるオススメカレーをご紹介。

カレーにまつわる単語が辞典形式にまとめられ、知っていそうで全く知らないカレーエピソードがたくさん詰まっています。気合を入れてカレーを食べに行く前に目を通してから臨むと楽しさ倍増!