那覇の官庁街である泉崎に位置するステーキダイニング「Wine & Steak alpha(アルファ)」。「Cheval(シュヴァル)」小泉敦子シェフが一時期厨房を預かっていたという噂を聞き、早速お邪魔してみました。
カウンター8席のみの小さなお店であり、料理人ひとりのワンオペなのですが、段取りや提供スピードには、個人的にこれほど待たされた経験が記憶にないほどの忍耐を要しました。謎の暖簾の奥にはお店の関係者らしき方がパソコンとにらめっこしているのですが、普通にお店が回っていないのだから手伝ってあげればいいのになあ。せめて電話ぐらいは出てあげて欲しい。
グラスワインはいずれも千円前後と一見高くないのですが、量が全く2口ぐらいで飲み終わります。料理は全く出てくる気配はなく、酒代ばっかりかかるので、このあたりで既に帰りたくなりました。
メニューにつき、卓上のQRコードを読み込むと食べログのページが表示され、それをもとに口頭で注文する仕組み。デジタルツールの導入目的と実装の間に大きな乖離を感じざるを得ず、この閲覧と実行の断絶は日経コンピュータに特集を組んでもらいたいぐらいです。
お通しは冷凍庫から取り出した食材をフライヤーで揚げたものでした。「経産牛の串カツ」と主張されていましたが、私の口には肉本来の旨味よりも油の重さが強く感じられ、油そのものを食べているような重たい後味が残りました。
「パテドゥバスク」は、口の中で脂がうまく溶けきらず固形感が残る印象で、蝋のような歯ざわりに感じました。生地もパサつきが気になり、個人的に期待していた仕上がりとは大きな隔たりがあるように思います。
「本日の気まぐれ彩りサラダ」は商品名から期待する瑞々は感じられず、四捨五入するとキャベツの千切りといった印象です。トッピングの揚げたジャガイモは串カツの油っこさを引き継いでおり、これをサラダとして主張して良いのかどうか疑問が残ります。これで1,200円も支払うのであれば、普通にトンカツ屋に行けば良かったなあ。
この時点で当店が最大のアイデンティティとして掲げる「年間生産頭数わずか300頭、幻の黒毛和牛・神戸高見牛の熟成ステーキ」に辿り着く気力は既に霧散してしまい、ここで失礼することにしました。このオペレーションでは日が暮れるどころか夜が明ける勢いです。おつかれさまでした。
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