「ヒルトン・サーファーズパラダイス ホテル&レジデンス(Hilton Surfers Paradise Hotel & Residences)」の朝食会場である「Catch Restaurant(キャッチ レストラン)」。大きな円形の舷窓から自然光がたっぷりと差し込む、明るい雰囲気のレストランです。
料理のラインナップは典型的な欧米系の朝食ビュッフェ。ホテルエリアとレジデンスエリアのゲストが混ぜこぜにされ、こんなに家族連れが多かったのかと息をのみます。また、ヒルトンではダイヤモンドメンバーのために素敵な座席を確保しておいてくれるのが一般的ですが、当店ではそのような配慮は無く、一貫して先入先出法を順守しています。
ところで、最近のヒルトンはダイヤモンドメンバーであっても温かい料理は追加で10ドルを請求され、淹れ置きでないコーヒーを楽しみたい場合は更に5ドルを徴収されるという、何か罰でも受けているかのような気分を味わえる仕組みに変化しつつありますが、当店は追加料金を請求されることなく、どの料理でも楽しむことができます。
ちなみに私は普段朝食は摂らない派であり、初めて泊まるホテルに限って朝食の様子を覗いてみるというスタイルなのですが、けっきょく食べたとしてもサラダとスモークサーモンと玉子とチーズぐらい。味わいは中くらいといったところであり、他のホテルの朝食と大差ありませんでした。
色とりどりのジェラートやヨーグルトなど軽薄な食べ物が多く、子供たちは大喜びなのですが、テロワールを感じさせる料理などは無いため、これで1人あたり45豪ドルというのは割高だなあというお気持ちです。私はダイヤモンドメンバーであるため実質無料で楽しめましたが、正規料金を支払うのであれば、周辺の気の利いたカフェなどのほうが満足度は高いでしょう。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。