白金台駅2番出口のすぐ裏にある「港区立郷土歴史館」。東京大学の安田講堂の設計者であり、「内田ゴシック」と称されることで有名な建築家・内田祥三(よしかず)の代表作のひとつです。港区マウント取る前に予習しておくべき必修科目。港区リテラシーの差が出る場所です。
1階には日本が誇る名門婚礼・宴会施設「八芳園」がプロデュースした初のカフェ「ベジタブルライフカフェ(VEGETABLE LIFE CAFE)」が入居しています。一見するとお堅い公共施設の中にありながら、普通にパワポ作ったりオンライン会議しているニイチャンがいたりもして、何とも不思議な空間です。
入ってすぐの券売機でオーダー。メニューは2週間ごとに変わるそうです。店名から野菜だらけかと思いきや、肉や魚などの用意もあり、ゆるいベジタブルライフの始点としてちょうど良いかもしれません。港区のベジタブルライフスターターパックです。
私は「大山鶏のハンバーグ みぞれ餡」のプレートを注文。1,300円です。ちょっと量が少なそうだったので、ベジタブルライフエクストラパックとして「本日のスープ」も追加しました。
大山鶏は一般的に脂肪が少なくさっぱりとした味わいが特徴ですが、当店はコンセプトに準じて更にさっぱりに感じました。ヘルシーで上品な反面、食べ応えやコクの面ではやや物足りなさを感じます。雑穀米の量も少なく、食べながらお腹が空きました。
「本日のスープ」は酸辣湯(サンラータン)風のスープでした。酸味がきいているため味の輪郭がはっきりし、これまでのザ・カフェ飯の中では比較的存在感を発揮しています。それでもやはり野菜や豆腐ベースのやさしいスープに仕上げており、野菜中心のカフェという業態上、がっつり系の満足感よりも体への負担の少なさや素材の素直さを楽しむ一杯と捉えるのが適切かもしれません。
どうにも物足りないのでもうワンセットを追加注文、ベジタブルライフブースターパックしようかとも考えましたが、そこまで食べてしまうとヘルシーだか何だかわからなくなってしまうので控えておきました。
とは言え歴史的建造物の中の八芳園のカフェでゆったりと食事を楽しむことができるのは素敵な体験。「港区立郷土歴史館」としては古代から現代に至るまで港区だけでこんなに語れるんだと言う気づきもあり、文化的で優雅な時間を過ごすことができました。駅からも近いし、地味にオススメです。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。









































