路面側は全面ガラス張りのモダンな内装(写真は食べログ公式ページより)。自然光が差し込み、開放感あふれる明るい空間です。カウンター8席にテーブル席に加え、個室にテラス席もあるようです。女子おひとりさまはテーブル席に案内するのに、男子おひとりさまはカウンターに詰め込むというフェミな運用で、いきなり違和感を覚えました。店内はガラガラに空いているのに、です。
サラダ。ランチに付随するサラダとしてはとてもサラダであり、今後の展開に期待が持てます。葉物野菜の質は良く、量もたっぷり。私はランチの看板メニューである「ズワイガニのカニミソクリーム」のパスタを注文。1,500円です。こちらはサラダに比べると課題の残る仕上がりです。一番のネックはトッピングのズワイガニで、水分が抜けたボソボソとした食感で旨味もスカスカ。盛りつけは立派なのに、素材としての存在感はとても薄い。
ソースもカニミソの磯の旨みや自然な深みに乏しく、どこか人工的な均一な味わいに終始する印象です。「濃厚」と謳われていますが、それは複雑なコクというよりも、平板な風味が重なっているだけで、食べ進めても起伏に欠ける。生パスタのモチモチとした食感がかろうじて食体験を支えているものの、シーフード専門店の看板メニューとしては素材のクオリティとソースの完成度に物足りなさがを覚えました。量も少ない。
1,500円も出せば気合の入ったつけ麺屋で大満足できることを考えればパワー不足に感じました。しかも、開店したばかりの一番気合の入っている時期の看板メニューがコレでは先が思いやられます。これらを踏まえると、ご近所の「Cesco (チェスコ)」のランチは凄いなあ。
ツイート
関連記事
恵比寿も十番に負けず劣らず良い街ですよね。1度住んで、片っ端から食べ歩いてみたいなあ。よそ者ながら印象に残ったお店は下記の通り。
- ガストロノミー ジョエル ロブション ←やはり最強。季節ごとにお邪魔したい。
- Saucer(ソーセ) ←コッテリしたソースを全面に押し出すスタイル。
- mori(モリ) ←ワンオペの凄腕。
- アーティショー(Artichaut) ←本物のフランス料理。
- ラ メゾン フィニステール(La maison finistere) ←最近のチャラチャラした自称フランス料理とは一線を画す硬派な味わい。
- CarneSio east(カルネジーオ イースト) ←なんて素晴らしい費用対効果なのでしょう。
- 日本料理 四四A2(よしあつ) ←ギャルのLINEみたいな店名だが良き。
- 鳥焼き 小花(とりやき おはな) ←焼鳥屋の範疇を超えた世界での出来事。
- 恵比寿ニューれば屋 ←日本酒を浴びるほど。
- 恵比寿焼肉 ホルモン富士 ←安かろう良かろうという奇跡のお店。
- クンビラ(KHUMBILA) ←スパイスのオーケストラともいうべき複雑な味わいが五感に押し寄せる。





