那覇市泊(とまり)の「炭火酒場 輪乃家(わのや)」。崇元寺通りから一本川沿いの裏路地に入ったところに位置し、これぞ隠れ家という立地です。
店内はカウンターに5-6席とテーブル席と小上がり。沖縄の居酒屋らしく子連れOKなスタイルであり、相応の賑やかさは覚悟して訪れましょう。
お通しはポテトサラダ。芋のホクホク感を程よく残しながらマヨネーズのコクと酸味が全体をまとめ上げています。家庭的な温かみを感じさせる味覚です。
白菜キムチ。単に辛いだけでなく、野菜の甘みと発酵による深い旨みがしっかりと凝縮されています。角の取れたまろやかな辛味と酸味のバランスを楽しむ名脇役。
島豆腐厚揚げ。沖縄ならではの食材を用いており、外皮はサクッと小気味よい音を立てるほど香ばしく、内部はぎゅっと凝縮された大豆の濃厚な旨みと特有のしっかりした弾力を楽しみます。
串焼10本盛。沖縄の「やんばる若鶏」を用いているそうで、中でもレバーがいいですね。トロトロとしたレア焼きに仕上げており、臭みは無く、ゴマ油を主体とした調味も後を引く美味しさ。この10本で1,800円というのは大変お値打ち。ただし10本まとめて提供されるので、後半は冷めて脂が浮いてしまうのが難点。大勢で注文すべき料理なのかもしれません。
パクチーとトマトとオニオンのサラダ。独特の香りを放つパクチーと、完熟トマトの爽やかな酸味と甘味、そしてオニオンの心地よいシャキシャキ感が一体となっています。ただし注文したことを忘れるぐらい後になって出てくるという提供タイミングは残念である。
以上を食べ、軽く飲んでお会計は5千円弱。料理の質と量を考えれば大変にお値打ち。ただし子連れ客は騒がしいし、オペレーションもグダグダなので(他の客もオーダー忘れを確認していた)、そのあたりはトレードオフかもしれません。時間と心にゆとりをもって訪れましょう。ツイート
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