品川から第一京浜を北に向かうと目を惹く垂れ幕。商業の神様として愛されるガネーシャです。品川で創業20年の本格インド料理屋がココ、デヴィ コーナー。姉妹店として同じ品川に
デヴィ インディアもあります。
従業員は全員がインド人であり、異国情緒に溢れる店内。料理長はデリーのラグジュアリーホテルを経ているそうで、正統的な北インド料理屋と言って良いでしょう。
夜のコース料理もリーズナブルですが、ランチセットはよりお値打ち。せっかくなので、色々食べることのできるC-SETを注文。1,450円です。
セットのドリンクはラッシーを指定。いわゆる飲むヨーグルト味であり、ロケット鉛筆のような懐かしさがあります。スーパードライのグラスがスーパークール。
セットのサラダは作り置き（盛り付け置き？）でありパッサパサに乾燥しています。人工的な味わいのするドレッシングも美味しくなく、これなら出さないほうがマシでしょう。
C-SETはチョイスしたカレーがひとつにフィッシュティッカ、タンドリーチキン、シークカバブが付きます。魚に染み入るスパイス、鶏肉に響くスパイス、挽肉（何肉か不明）に溢れるスパイスと、カレー味にも色々あるなあと勉強になる一皿です。
ナンは手で2時間もこねてから焼き上げるそうな（まじかよ）。モチモチと水分を湛えつつもバリっと焼き上げ、バターの風味をなびかせる。カレーのお供に最適です。
カレーは日替わりを選択。この日はゴーヤとチキンでした。しかしながら、うーん、ゴーヤとカレーの組み合わせはイマイチですね。それでも私はこの店に何度も通っており、その実力を知っているので、たまたま私の味覚に合わないチョイスをしてしまっただけのことでしょう。
色々と書きましたが、都内のインド料理店としてはトップクラスに好きなお店です。ニッチで本格派というわけじゃないところがいい。万人ウケする味わいであり、エスニックが苦手な方でもマイルドに楽しむことができるでしょう。オススメです。久しぶりにまたココで宴会やろうっと。
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品川は心からグルメ不毛の地ですね。気取った店はことごとく割高です。エスニック料理屋は割に納得感がある。
「ハイパーローカルなシティカルチャーガイド」を標榜するオシャレな本。今号のターゲットは品川です。とにかく地元に密着した情報が満載で、グルメコーナーは一見の価値あり。別冊の天王洲アイル特集など、色々と目のつけどころが面白い本です。
