オノ・シーフード(Ono Seafood)/カパフル(ハワイ)


どの媒体でも大絶賛されている当店。妻のローカルの友人も「オノが一番旨い」と太鼓判を押していたので、期待に胸を膨らませて入店。通常は9時オープンですが、日曜日は10時オープンです。開店前から地元民が並ぶ並ぶ。
ちなみに「オノ」とはハワイ語で「美味しい」の意味であり、小野さんという日系人が経営しているというわけではないようです。また、すぐ近くに「オノ・ハワイアン・フード」というお店もあってややこしいのでご注意を。
開店と同時に10人近くの待ち人が店内になだれ込むのですが、回転が恐ろしく速いのでほとんど待つことは無いでしょう。注文を受けてから調味を開始するというのに驚くべきオペレーション能力である。
我々はラージサイズで注文。2種類のポケを選んだ場合50セント増しです。水かジュースがセットでついてくるのは嬉しい。
軒先に簡単なイートインスペース。こちらも回転が速いので、仮に席が埋まっていたとしても数分待てばすぐに座ることができるでしょう。
一口食べて絶句。これまでのアヒポケとは次元の違う美味しさです。仕入れが良いのか、非冷凍のマグロそのものの質が極めて高い。

味付けも絶妙です。もちろん塩とスパイスとゴマ油というベースの調味は変わらないはずなのですが、他店は絶対に真似出来ないバランスの良さがある。スパイシー・ポケのスパイス使いも食欲をそそる辛さであり、素晴らしいの一言。
白眉はジャスミンライス。アメリカにおいてはゴハンの炊き加減を期待するほうが間違っているものですが、当店のそれは抜群の頃合いでした。香りづけも見事であり、上質なタイ料理のそれに通じるものがあります。
それほどお腹は空いていなかったけれども、ラージサイズにして良かったねと妻と頷き合う。今回の旅行においてはかなりのポケを食べましたが、当店はダントツの品質です。それでいて1,000円前後。超オススメ。


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目次
「2週間のハワイ旅行で出来ること」シリーズを目次としてまとめました。
当シリーズ執筆時点(2017年5月)においては一番イケてるハワイ本。雑誌STORYの編集者・ライター・モデル・スタイリストが総力を結集した情報量です。ローカルのマニアックな口コミも多数掲載されており、リピーターも充分満足できることでしょう。
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