キャグニーズ(Cagney's)/プライド・オブ・アメリカ(Pride Of America)

昨日のシュラスコ料理はカバーチャージがかかりますが、定額料金。当店はカバーチャージはかかりませんが、アラカルトでの注文であり、一品一品に対して料金が追加されていくレストランです。
風格のある店内。客層もあわせて、ミシュランの星付きレストランと遜色ありません。
パンはニンニクとハーブの香りが仄かに香る。船上で食べるものとしてはレベルがかなり高いです。
ロブスターのビスク。ゆうべのビスクと全く同じ味わいで安心。当店の場合はオマールの身もたっぷりと添えられているのが多幸感を押し上げます。
クラブケーキ。なんだこの豆腐ステーキみたいな外見は。ソースの粒子も粗く、洗練されていません。
カニの身がぎっちりと詰まっており当然に美味しいのですが、どうにもダサい料理ですね。カニ缶に衣をつけて焼いたらこうなるのではないか。ソースもマヨネーズに粒マスタードを混ぜただけのような味覚でありイマイチでした。
私のメインはサーフ&ターフ。「大きなエビにフィレミニョン」という案内だったのですが、何の事はない、一昨日のレモンシュリンプと同様の素材であり、サーフ&ターフと名乗るには力不足です。

フィレミニョンはフォルクスレベルの味わいで及第点といったところ。2種のソースが壊滅的に不味く、レモンを絞り、塩とコショウで自力で乗り切りました。この店はソースがダメだ。
妻はリブアイ。一口頂きましたが、こちらのほうが赤身と脂身のバランスが良い。ただしそれほど質の高い素材でもないので、まあ船内のステーキハウスだよねと納得。
付け合せはオニオンリング、トリュフ風味のマッシュポテト、芽キャベツ、アスパラガス。オニオンリングは油が酸化しており苦味すら感じられてアウト。マッシュポテトはきちんとジャガイモをマッシュしたものであり、恐らくオイルでしょうがトリュフの風味も充分で美味。芽キャベツとアスパラは適度な火入れ。緑の味も濃く、美味しく頂けました。
妻のデザートはチョコブラウニー。霧笛楼のチョコブラウニーにナッツなどをたっぷり練り込んだような味わいで格別です。このような暴力的なスイーツの腕についてはアメリカ人は天下一品。
私は「セブン・レイヤー・ケーキ」なるものを注文。ハワイの新鮮な果物たちを虹色に楽しむことができる逸品を期待していたのですが、供されたのは真っ茶色の塊でした。
これには隣のテーブルの女性たちも大爆笑。特大サイズであり、食べても食べても一向に減りません。サイドのバニラアイスで味を変えようとするのですが、これまた平板なラクトアイスのような味わいであり、傷に塩を塗り込むとはこのことである。
良くも悪くもアメリカのステーキハウスですね。決してまずくはありませんが、記憶に残ることもない。無料レストランでもそれなりに整合性の取れた料理にありつけることを考えれば、あえて追加料金を払ってお邪魔するほどのお店ではないと感じました。


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