パラオ ダイビング クルーズ vol.1~デルタのビジネスクラスwww~

前日はマックスボルドーの最終営業日だったので深酒。1時以降記憶ないのですが、相当にひょうきんに者なっていたらしく、多方面から私の数々の悪行の証拠写真がLINEで届き、ある程度は反省していますごめんなさいでした〜ケロケロ。
さて、帰宅したのは空も明るみ始めた6時前。起床は正午。全く準備が出来ておらず、うろたえる。さらには酔いを引きずっているため身体がうまく機能せずプレーに精彩を欠いており準備は遅々として進みません。

なんとか荷物に格好をつけ、駅へ。待ち合わせ場所で待っていると、ふたごのイケメン店員が通りがかったのでハイタッチ。

さあ、知り合って間もないヒルズ族との珍道中の始まり始まり。便宜上、彼の名を山田(仮称)としておきます。
チェックイン。「○○様(私の名)はラウンジご使用になれます。ゲスト1名まで無料でOKなので、山田も入ってええで」と告げられ、え、ビジネスクラスならそもそも使えんじゃね?と尋ねると、「パラオ線は違うんです」という謎の限定主義。私はたまたまデルタの上級会員だったので事無きを得ましたが、パラオ行きを検討されている方はお気をつけて。
ラウンジは日系のそれと異なり外人ばかり。非常に空いていました。
雰囲気は高級感があってオシャンティーな一方、食べ物や飲み物のラインナップがイマイチ。一品一品の味は悪くないのですが、多様性に乏しいのです。
取り皿も小さく盛り付けるのも面倒。都合6往復もすることに。ただ、デルタは「軽食サービス」と定義しているため、たっぷりの食事を期待した私が厚かましいだけなのかもしれません。
搭乗。え?これがビジネスクラス?国内線プレミアムクラスと大して変わりがありません。こちらは日系航空会社の欧米路線級を期待していたのに拍子抜けも甚だしい。
後から乗り込んでくるエコノミー客は「さっきビジネスクラスの優先搭乗とか言ってたけど、どこに席あるんだろうね〜」とのたまいながら、私の脇を通り過ぎていく。こちらの気も知らずに。無邪気な何気ない一言が人を傷つける好例です。
ウェルカムシャンパーニュはもイマイチ。悲しくなってきた。
安定飛行に入った後、恭しくテーブルクロスが敷かれ、夕食が供されます。
私はラウンジでそれなりに腹を膨らせてきたので、軽めの「冷製プレート」を。味はまあまあ。駅弁レベル。
白ワインは並々注がれてこんなに飲めません。ちなみに隣席のオッサンがおかわりのシャンパーニュを注文しCAが「申し訳ありません、ボトルごと凍ってしまっており、溶けるまで30分から1時間かかります」という驚きの回答。全くどうしてこのようなオペレーションがまかり通るのか。
また、やはりCAは日系航空会社に限りますね。今回のフライトの担当は白髪の老女とメタボリックシンドロームのオッサンのツーマンセルでした。サービスレベルについては言わずもがな。そもそも保安要員としても機能しないのではなかろうか。ちなみに山田は牛肉のソテーを注文していたのですが「クソまずかった」とのことでした。
しっかり眠って、0:40パラオ着。ホテルに着いて、すぐ就寝。明日からのクルーズにカワイイ子いないかなー。いや別に何か事件を期待しているわけじゃないんだけど、夕食後に談話室で軽く飲みながらキャピキャピおしゃべりして、あ、もうこんな時間だまた明日ね、おやすみ〜とか言われたい。


「パラオ ダイビング クルーズ」シリーズ目次


関連記事
旅行が好きです。油断するとすぐに旅に出ます。楽しかった大型旅行の先頭記事をまとめました。リンクに飛んでから、順々に次のページをめくって頂ければ幸いです。



ふたご/麻布十番

連れが肉を食べても食べても腹が減り続けるという病にかかってしまい、焼肉を処方することに。奇しくも29日のニクの日。

十番には焼肉屋は多いのですが、ここぞという決め手に欠ける。「Cossott'e sp」に電話するも「22時以降であれば」と苦しい返答。

仕方なし、と言っては失礼かもしれませんが、先日十番店をオープンさせた「ふたご」に飛び入りする。話題店ではあるものの、一度もお邪魔したことは無かったのです。

「今片付けますんで、少々お待ちを」ということで、階段の踊り場近くでメニューを見ながら待っていると、その場に当店のチラシが置かれており、「チラシ提示で男前生ビール無料」の文字。いやー、こういうラッキーって本当に幸せ。
で、手に入れたビールがコチラ。居酒屋の大ジョッキサイズ。十番で普通に飲めば1,000円は下らないのでとても嬉しい。
脂が跳ねるので、スマホ入れを手渡される。ネタなのかマジなのか解かりかね戸惑っていると「お客様当店は初めてですか?」と胸中を見透かされたその時「あ、五反田店ならあります」と連れ。なんや行ったことあるんかい。
牛タン塩。お店の方が全部焼いてくれるのでラクチン。おまけにイケメン。私は美女は当然のこと、イケメンにも価値を見出している、というか、美女は世の中に山ほどいるけれど、イケメンは1,000人に1人ぐらいの割合でしか存在しないので、イケメン大事あるよ。

ちなみに、どうしてこんなにも男女で差が生まれるのかと私なりに考えた結論は、「化粧」です。
ネギも惜しみなくのっけてくれます。一口でパクり。う、うまい、と言いたいところだが実は普通である。
ホルモン盛り合わせ。
こちらも部位別に丁寧に焼いてくれるのですが、平凡な味。
「本日の裏メニューは特上カルビです!」と勧められ、裏メニューの定義がわからなくなりました。
使用するガーリックチップは1肉1枚のみ。残りは酒のツマミにしてしまい、息がアレになります。確かに他の肉とは一線を画す質ですが、値段の差を考えれば当然か。
普通のカルビも注文し、食べ比べ。うむ、費用対効果を考えれば普通のカルビで充分である。
名物の「はみ出たいカルビ」。フレンチレストランでこれだけのハラミを食べることを考えれば割安。
網にのせるとより一層絵になります。SNSが普及し始めて、フォトジェニックなプレゼンテーションを狙うお店が増えてきましたね。
仕上げにネギだくのタレをたっぷりかけて
完成形。肉の旨味には乏しいものの、濃いタレと共にガブガブ肉に食いつくという意味で、本来の焼肉の楽しみ方と言えるでしょう。
要予約の「はみ出るカルビ」。当然予約していなかったのですが、お店に在庫を確認したところ、快く「出せます」とのこと。この後、他の客には品切れと伝えていたので、食べたい方は予約しましょうね。
山盛りの薬味。こういう脇役をケチってない所、すごく好き。
巨大な一枚肉も、切り分けてしまえば普通のカルビですね。値段相応といったところ。
冷麺は極めてサイズが小さく割高です。
〆にはなぜか飲むヨーグルトがサービスされる。懐かしい味でほっとする。

「量半分・値段半分」というコンセプトに嘘偽りはなく、リーズナブルなお店だと思います。

ただ、帰宅途中から舌に痺れを感じ始め、ああこれは典型的な化学調味料によるダメージだと得心。喉の渇きが止まらず、また翌日は質の悪い脂が原因の胸焼けが酷い。消化器官全体が不調を訴え始め、うにゅー、気持ち悪い。履歴書の特技欄に「焼肉」と書くような方であれば慣れっこなのかもしれませんが、年に2~3回しか焼肉に行かない私にとっては厳しいものがありました。

その場での満足度は高いけれども、翌日は必ず後悔するお店です。ただ、値段は安くそこそこ美味しいし、イケメンが大量で接客も良いので、そうですね、アラサー女子が4人で「肉食べたいよね、でもそんなお金はかけたくないよね、ところで福士蒼汰だよね」という状況には極めて適合するお店だと思いました。



関連記事
麻布十番は隠れた焼肉激戦区。突出したお店は無い一方で、優等生が多い印象です。
  • 焼肉 おくむら ←ランチでは都内トップクラスの費用対効果。ハラミが旨いんだ。
  • ブルズ ←半個室なのでのんびりできる。
  • 山本牛臓 ←サムギョプサルが良い。レタスとエゴマはお代わり無料♪
  • おんがね十番 ←ランチだとオイキムチとカクテキが食べ放題♪
  • 鳳仙花 ←老舗の超有名店。
  • 純豆腐 田舎家 ←近日公開
  • 三幸園 ←ランチの焼肉丼が特徴的。
  • 新鮮ホルモン ランボー ←味と量と価格のバランスは十番焼肉業界でトップ
  • 麻布十番グルメまとめ ←ほぼ毎日、麻布十番で外食しています。その経験をオススメ店と共に大公開!
東京カレンダーの麻布十番特集に載っているお店は片っ端から行くようにしています。麻布十番ラヴァーの方は是非とも一家に一冊。Kindleだとスマホで読めるので便利です。


関連ランキング:焼肉 | 麻布十番駅六本木駅赤羽橋駅

エル カリエンテ/品川

品川での飲み会は難しい。飲み屋の数自体は多いのですが、そのどれもが中途半端であり、支払額に比して満足度が低い。したがって自ら飲み会を主催する際は、安くて融通がきいて味もまあまあな栄華楼とすることが多いのですが、今回はアトレ4階のメキシコ料理屋に挑戦です。
飲み放題メニューで選択することのできるビールはメキシコのSOLのみ。水のように軽やかで何本でも飲めてしまう。でもこれ結構仕入高いですよね?飲み放題で出してしまって大丈夫かいなと心配してしまう。
マグロのマリネ?味は悪くないのですが、ひとり1切れは食べ応えがない。
タコのマリネもひとり1口。うーん、なんだか貧乏臭い。
トマトやブロッコリーもひとり1口。「あ、あれ?この前はもっと食べ物たっぷり出たはずなんすけどねー?」と幹事役も慌て始める。
突然登場するボリューム大のエビサラダ。どうした何があった。エビのサイズも量も申し分なく総体としても持て余すほどの量。
グァカモーレもたっぷり。こうやってチョイチョイつまめる食べ物大好き。なるほど最初のマグロやタコ等は前菜中の前菜だったのですね。ただ、あの提供方法だとゲストの不安を煽るので、大皿でドーンと出してしまったほうが良いんじゃないかなあ。
バッファローウイングは大きさも辛味もニューヨークのそれに比べると大変控え目。バッファローウイングと名乗るべきではない。
飲み放題なのに、フローズンマルガリータといった面倒なカクテルも注文できるのはいいですね。女子会にも耐えうるパーティプランだと思います。
チョリソはひとり1本。うーん、やはり当店は食べ物のプレゼンテーションがもったいない。
甘エビのアヒージョはニンニクがホクホクして美味しかった。
ケサディア(トルティーヤにチーズを挟んで焼く料理)にはチーズしか入っておらず物寂しい。チキンやらエビやらの小皿料理はうっちゃって、ケサディアに挟み込んでドカーンと行ったほうが満足度は高くなると思うんだけどなあ。まあ、好みかも知れませんねOLは少量多皿を好みますし。
タコスは本格的で美味しかった。アメリカのテックスメックスのタコスも好きですが、本場メキシコの乱暴なタコスも雰囲気があって良いのです。私はメキシコに複数回、すなわちティファナコズメルならびにトゥルムとお邪魔したことがあるので、詳しいというわけではありませんが標準的な日本人に比べるとメキシコ料理は知っているほうだと思うので安心して下さい(何が)。
オッサン11人の飲み会の割にフローズンマルガリータが人気であり、店員さんも「じゃあ、ピッチャーで持ってきます!」とノリが良い。「あと、ビールもどうですか?」と気もきく。あの若者はデキるやつだ顔もイケメンである、とサービスの評価がうなぎのぼりです。
ファフィータはかなりの大きさで歓声が沸く。
お酒と共に火をつけて自動的に盛り上がる。人間って火が好きだよなあ。
トルティーヤにたっぷりの野菜とともに肉を巻いて満腹じゃ。
デザートもパーティプランの割にはしっかりとしており大満足。

税込5,400円でこれだけの料理が出て、飲み放題。品川駅チカ。スタッフも美男美女が多く気がきく。内装も雰囲気も申し分なし。良い飲み屋だと思います。何か飲み会があればまた使おうっと。
勢いでカラオケ。私はキテレツ大百科の「すいみん不足」を歌ったのですが、31歳の青年の「なんすかこの歌、知らないッス」という発言にショックを受けた。



関連記事

「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。

関連ランキング:メキシコ料理 | 品川駅北品川駅高輪台駅