博多炉端 魚男/薬院

十年来の友人が博多転勤となり、たまたま私も用事があったので飲みに行きましょう。お友達って、東京じゃ中々会わないのに、地方だと気軽に会っちゃいますよね。
魚男と書いてフィッシュマンと読みます。選曲が30代ドンズバのJ-POPでワイワイガヤガヤした雰囲気。
お通しはホタテの茶碗蒸し。スシローレベルでしたが、お通しとしてコレが出てくるのは嬉しいですね。
名物の刺身階段盛り合わせ。面白いですが皿が邪魔。味は一般的な居酒屋レベル。2,600円は高い。まあ、プレゼンテーション代と考えることとしましょう。泡状のポン酢やタマネギダレ、ごま油、焼肉のタレみたいなタレで食べるのは試みとしては悪くないのですが、普通にわさび醤油が一番。
海鮮ユッケ。ゴマダレを加えて頂きます。海苔の味もしっかりしてて、お気に入り。
赤色灯が輝くワゴンに載せられて登場する食べ物と酒。一律500円とな。魅力的な価格設定ですが、食べ物は冷えていそうだったのでパス。日本酒を頂きました。お得です。
クリスタルバーニャカウダ。どのあたりがクリスタルなのか説明を求めても要領を得ない。普通に美味しいんだから、普通にバーニャカウダでいいのに。
ウニとクリーム豆腐。ウ、ウニはこれだけか。。。ジュレは醤油味。
豆乳とニガリを投入したエスプーマで豆腐っぽくします。が、全然美味しくない。
アラカブのアクアパッツァ。海鮮がぐっと身近に感じられる調理で良かったです。骨が多く可食部が少ないのが残念。
〆は炙り〆サバの棒寿司。身が厚くゴハンもたっぷりで食べ応えあり。これで1,000円切るのは優秀。

突然大音量のイノキが流れてダーってなったり、爆音でハッピーバースデーコールしたり、照明が落ちてミラーボールが回り始めたりと賑やかなお店です。食事もエスプーマや液体窒素などを取り入れるなどエンタメ系。新社会人が訪れれば驚きの連続でしょう。モダンスパニッシュやコンテンポラリーフレンチを食べる大人にとってはピンと来ないかもしれませんが。あ、あと結構高くつくのでお気をつけて。