チャイナシャドー/品川

品川にはちゃんとしたレストランが無いとよく嘆いているのですが、アロマクラシコ以外にもありましたありましたストリングスホテルの26階に。
インターシティでけえ。
前菜はサンマ。美味しいですがポーションが小さい。
炒め物。イカが非常に美味しかったのですが、一口だけなのが悲しい。
干し貝柱で出汁をとったスープ。くっきりした味で悪くないのですが、ややどぎついかも。
エビとソーセージの炒め物。ソーセージって中華で使うものなの?
鶏肉の北京風炒め。うーん、広東から始まり一貫性がない。
五目チャーハンで〆。完全に発想が日本人。
デザート。これは抜群に美味しかった。クリーミーな杏仁豆腐に甘さを抑えたお汁粉とタピオカ。アクセントに栗とナタデココ。ナタデココとか久々食べたなあ。

というわけで、あまり哲学を感じさせてくれるお店ではありませんでした。ホテルの中華ならこういった全方位的なチョイスになるのは仕方ないのかもしれませんが、このままだと超高級バーミヤンの域を出ない。ただ、客層は良いし開放的な雰囲気なので、気分転換にこれからもちょくちょく来ようと思います。昼にね。



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オーシャンディッシュクオン/芝浦ふ頭

夜景は素晴らしいが味は全くダメで有名な当店。
確かに夜景が素晴らしい。丸いビルで全面ガラス張り。270度夜景。ディズニーの花火も見えます。
岩海苔とタコが入ったコンソメジュレ。平板な味で化学調味料の塊。
牛のカルパッチョ。これは結構美味しかったです。
前菜盛り合わせ。12時から時計回りにサンマの何か、魚の何か、何かのカルパッチョ、シャケの半生、リエット、サトイモのポタージュ、中央はパテドカンパーニュとフォアグラ。目立って美味しいものはありませんが、色んな味を楽しめるので、個人的には気に入りました。
魚。もうだめ。そもそも食事に全く興味を持たずにお邪魔しているし、評判通り美味しくないので、何食べたか忘れてもうた。
メインは和牛のステーキと、牛ホホ煮込み。ステーキは脂がすごくて厳しい。一方で煮込みはシーチキンのような食感。
デザートはカキの何かとアイス。またカキか。。。私はカキがあまり好きじゃないのです。

久々お会いする方との食事であり、話題が尽きないため皿に意識が向かずに助かりました。しかし、ガチで味を楽しみに行くには厳しい店だと思います。ディズニー内にちょっと高めのレストランあるじゃん?あれあれあんなカンジの味。

そもそも皿よりも夜景をウリにしているお店なので、色々悪く言うのはマナー違反かとも思ったでのすが、同じ価格でもほっぺが落ちるほど美味しいビストロは都内に山ほどあるので、やっぱ正直にいきましょう。

あとサービス。これも全然ダメ。ワイシャツにネクタイだけの昼間のリーマンみたいなオッサンがワインを注いでくるのは勘弁して欲しい。客がジャケット着ているのにそれはない。それぐらいもうちょっと頑張ろう。



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アムール/西麻布

来栖けいがオーナーのエキュレ、の初代シェフがアロマフレスカ系列のシェフに就任。アロマフレスカがフレンチをオープンってだけで事件なのに、エキュレからシェフを引っ張ってくるって、レストラン業界って面白いですね。いきなりミシュラン一ツ星を取っちゃうあたり、勢いあっていいなあ。

乾杯のグラスシャンパンがルイロデレールで若干ひいた。確かに私は乾杯はグラスのシャンパーニュとは伝えたが、ルイロデレールとまでは言っていない。後から明細見たらリーズナブルな価格でのご提供だったので助かりましたが、この先制パンチは心臓に良くないぞ。
 アミューズはトマトの生地にリンゴを挟んで…。忘れちゃった。印象なし。残りのゴマの行方が気がかりです。
 栗の冷製スープに鯖。栗は甘くないモンブランを飲んでいるようで面白かった。鯖はビーツのシャキシャキが良い。
 白ワインがとっても美味しく食事にぴったりだったのでラベルを押さえておきました。ここのソムリエは信用できる。というか、この店をまわしている方々、全員が若い。なのにサービスの雰囲気がちょうど良い。育ちがいいのかな。サービスってほんと経験じゃなくて才能だと思います。
 ホタテとカニ。最強コンビ。本日一番のお皿。
 カワハギの昆布〆に生のマッシュルームをたっぷり。カワハギの昆布〆がものすごく美味しかったのですが、マッシュルームはイマイチ。フジヤでも似たようなの食べたけど、マッシュルームを薄く削るの、好きじゃない。
 パンはフランスから取り寄せているものらしいのですが、別に美味しくありませんすんません。
 フォアグラと茄子。茄子は色んな種類の茄子があってどれも美味しかった。すだちの香りが効いていて、このあたり完全に和食。
 マナガツオにカブ、春菊ペースト。これは意図がよくわからんかったです。まずくはないが、うまくもない。
 途中、お手洗いに立つと、ワインセラーが見える場所にあってあげぽよです。
赤。ボルドーがずっしりとしてて美味しかった。
 メインはシャラン鴨にキノコたち。右端にあるササミの部分がすごく柔らかくて美味。ソースも特に凝っている感じではなかったのですが、絶妙に美味しかったです。
 デセール一皿目はナシに柚子のシャーベット。美味しい。もっと食わせろ。
 二皿目はラムのアイスにブドウたち。アイスの味が濃過ぎて折角のブドウたちの味が消えてしまう…。
 ミニャルディーズはショートケーキが繊細過ぎてすっげー。
 コーヒーはブルーマウンテン。贅沢ですねえ。二杯も頂きました。
スマホと比べてこのミニチュアさ加減!完全に趣味の領域ですよねこのショートケーキ。

一貫して旬の食材を取り入れ、和食の要素を組み込み、面白いスタイルのフレンチだなと思いました。住宅街にひっそりとイケてる建物とか、少量多皿であるとか、女子ウケすること間違いなしのお店だと思います。内装・雰囲気・テーブルウェア・サービス、全てが素晴らしく、ヘタな海外旅行よりも非日常感があってすごくいい。でも、料理は、なんかこう、パンチが弱い。無難なトコに置きにいってる感がある。シェフはまだまだ若いんだから、もっともっと冒険しても良いと思います。

それにしても最近、色んなお店のシェフに会って、若いなー、と思うことが増えてきた。年取ったのかな。レストランの似合う、素敵なオジサンに映るといいんだけど。



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コンヴィーヴィオ/新宿三丁目

新宿には飲食店が星の数ほどありますが、イケてるレストランはほとんどないと思います。個人的に品川と共にグルメ不毛の地。渋谷は良い店がたくさんあるのに、なんででしょうね?

なので、いつも新宿近辺を訪れる際には食事に苦労します。当店は食べログでそこそこ評判良かったから、まあ行ってみるかという低いテンションのままの突入。
 左からくるみとレーズン、フォカッチャ、なんでもないパン。くるみとレーズンは具の量がたっぷり入っていてとても美味しかった。フォカッチャは油まみれでいまいち。なんでもないパンは印象なし。
 イカをぐちゃぐちゃしたやつ。黒い色はイカスミ?でもこのプレゼンテーションはナリサワを想起させるのでイエローカード。
 前菜盛り合わせ。12時から時計回りでフォアグラ、カブ生ハム、トウモロコシクッキーいちぢく、ホタテ、ピザ、中央はカツオです。それぞれ美味しいのですが、印象に残らない。あと、この盛り方はおや?と思って色々と調べると、なんとこちらのシェフはビオディナミコ出身でした。料理のクセって出るもんですね。
 自家製のトリポリーニ(幅が超広いパスタ)。茹で加減が抜群で素晴らしい。ただソースにパンチがない。麺の美味しさが非常に際立つ一品。
 ペンネッテ(ちっこいペンネ)。ソースはトリッパなんですが、こちらもパンチが無い。ペンネッテ自体が別に普通で、ソースもイマイチなので全然美味しくなかったです。
 なぜか突然30分も待って出てきたのがこれ。何がしたいんだこれ意味わからん。
 マッシュルームを鶏肉に詰めて焼いたやつ。鶏肉がとても柔らかく、ポーションもあって良かったです。大麦に適度な歯ごたえが残されていてとても良い。こちらのシェフは歯ごたえの達人なのかもしれない。
 ドルチェは落花生のアイスにカキのソース。私はカキがあまり好きじゃないので評価対象から外します。
小菓子は特に印象なし。

全般的に美味しいし値段も高くないので、良いお店だと思います。ただ、印象という意味ではあんまりなので、ミシュランの星ゲットーはまだまだ遠いかも。

シェフが名刺を持ってご挨拶に来てくださったのですが、とても若くて驚きました。こんだけ若けりゃまだまだイケますな。5年後10年後が楽しみです。



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十年近く愛読している本です。ホームパーティがあれば常にこの本に立ち返る。前菜からドルチェまで最大公約数的な技術が網羅されており、これをなぞれば体面は保てます。


龍苑/川崎新町

川崎にはコリアンタウンがあるため、焼肉屋で溢れているのですが、当店はコリアンタウンからだいぶ離れた住宅街にある孤高の焼肉屋。食べログの評価は恐ろしく低いですが、昔から川崎に住んでいる人は「焼肉なら龍苑」というほど有名なお店。

ただ、すごい待つんですよね。今回は90分待ち。ケータイ教えれば電話してくれるので、その間は近くの巨大スーパー「エスパ」で時間をつぶします。でもこれはマイカーだからできる芸当であって、タクシーで訪れた場合はどないせえっちゅうねんってぐらいヒマになるかも。
「朝鮮料理」と名乗る店は中々ありませんよね。
昔はお店の無料駐車場があったのですが、知らないうちに家が建ってました。
白菜キムチ。おそらく自家製。浅い漬かり方だけど香辛料が強烈で美味しい。そういえば私の韓国の友人が「おばあちゃんとお母さんの作るキムチの味が違う」と言っていたのが印象的でした。日本でいうカレー的な。
チョレギサラダ。すりゴマとお酢が入っていて、普通じゃなくて美味しい。
タン。上やら並やらメニュー上に格差がないので、迷うことなく注文できます。そうそう、ここのお店は「塩」か「タレ」かで味付けを選ぶことができるのですが、私は断然「塩」派。ただの塩じゃなくて、とんでもない量のニンニクと謎の油に漬け込まれており、それがネギと絡まり不気味なほどうまいのです。翌日に確実に響くレベル。
ミノ。とても新鮮。歯ごたえよし。
カルビとハラミ。ハラミは昔のほうが美味しかったような気が…。気のせいかな。食べ切れなさそうだったので、カルビはお持ち帰り。ここ、なんでもお持ち帰りさせてくれます。「納豆キムチ」みたいなものでさえも。
〆はホルモンチゲ。ホルモンの臭みが残るものの、見た目ほど辛くなくというかむしろ甘みさえ感じる。ほっとする。

数年ぶりにお邪魔しましたが、大満足でした。また来よう。


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ずいぶん昔の話ですが、川崎鶴見エリアに不動産を所有していたことがあるため、飲食店もそれなりに行きました。印象的なお店をピックアップ。


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最も効率よくダイブマスターになる vol.12

台風が続くのでダイビングを中断し座学。「潜水士」の免許を得ることに。
かなりマニアックな試験であるため、本屋でまともな参考書を買うことができず、全てamazon先輩のお世話になることに。しかしこういう専門書、高いですね。

ちなみに潜水士免許があると何ができるのかというと、水の中で商売していい、これだけです。潜水士免許が無いひとは、ダイビングのインストラクターや、沈船のサルベージ、漁業の網張り、海中生物の研究、石油掘削などなど、水中をビジネスにしちゃだめらしいです。
試験会場は関東安全衛生技術センター。どこやねん。千葉駅からウチボー線に乗り換え五井駅下車、そこからバスで30分です。自宅から試験会場までドアドアで2時間30分かかりました。
受験者数は僅か327人。午前試験2時間、午後試験2時間なのですが、マークシートで計算問題は殆どないので、実質30分で終わっちゃう。残りの時間をつぶすのが非常に辛い試験です。

マークシートだけでそんなに難しくないので、誰でも合格できます。普通自動車免許ぐらいの難易度でしょうか。泳げない人でも合格できます。その割に立派な免許を頂けるので、ネタとして持っていて悪くないと思いますよ。
その後は友人がやっている神社へ挨拶に行く。千葉駅で手土産を買おうとブラブラしていたのですが、想像を絶する都会っぷりで恐れ入りました。千葉って都会じゃん!みんなどうしてそんなに卑屈なの!?
三越で北海道物産展が開催されていたので、ロイズのポテトチップチョコをハコ買い。結構な荷物というか買い物たっぷりしてる感が出たのか、各店舗の味見どうですかー攻勢がものすごかった。北海道物産展なのにヅラを売りまくってるのはどうかと思うけれど。
長い付き合いの友人なのですが、実際に遊びに来たのはこれが初めて。失礼ながら思っていた以上に巨大な神社で驚きました。成り立ちや由来などなどを境内をお散歩しながら1時間たっぷりとご説明して下さりとってもためになりました。10世紀からあるってマジですげえ。

私はそこそこ責任感が強いほうですが、ある一定のラインを越えたら全てを投げ出して振り出しに戻すタイプなので、こういった歴史や伝統をゴーイングコンサーンするのはほんとすごいと思います。ゴーイングコンサーンって書いてみたくてようやく書けた。

その後は友人宅で酒を飲み、ベイビーと戯れ、ロイズのポテトチップチョコを食べまくり、帰りは総武線でひたすら眠りつづけるという、素敵な一日でした。

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