最も効率よくダイブマスターになる vol.09

たまには水面でのトレーニングを、ということでウィンドサーフィンサークルに参加。8月最後の週末に鎌倉の海を目指したのですが、直前に台風の影響で波が高く中止との連絡。しかし私は一週間前から完全に海モードであり、さらに8月最後の週末でもあったため、このまま夏を終えるわけにはいかないということで折衷案。すなわち海を眺めながら水に浸かることができるポイントとして、大磯ロングビーチへ行くことに。成田のホテルも素晴らしいのですが、今回に限っては海が見えることが非常に重要。

都内を正午すぎに出発して所々渋滞につかまりながら、14時着。こんな時間から来る奴いないだろうと思いきや続々車が駐車場に入ってくるので、世の中だらしない人たちばかりですね私を含めて。

チケットブースで奇跡の「14時から2,000円券」発見。なるほど、だからこの時間から来る人も多いのか。しかし安い。映画と変わらない。ちなみにビーチパラソルとデッキチェアのセットも午後からだと1,500円。格安である。
まずは遅い昼食にラーメン。やきそばやイカヤキなど夏を思わせる食べ物もたくさんあったのですが、確実にビールを飲みたくなってしまう(ノンアルコールビールは売ってなかった!)ので控えました。トンコツと味噌で麺を変えるなどこだわりもあり、 味はそれほど悪くなかったです。この時点で14:40。まだ何もしていない。

その後は童心にかえり、

流れるプールや
波のプールで大暴れ。水遊びは歳を重ねても楽しさは変わりませんね。子供の頃、親にやたらと海やプールに連れて行かれていましたが、あれは私のためというよりは自分たちのためだったのでしょう。
〆はもちろん最上段からの10m飛び込みです。
3mや5m飛び込みは並べば誰でも参加できるのですが、10mだけは別格で1時間ごとに20名だけと参加者数が定められており、参加にあたっては緊急連絡先や署名が必要な同意書の記入(事故っても文句言いませんという宣誓)が求められます。

私が参加したのは最終回の16:30。参加者数は8名のみ。「風が強いので中止にするかもしれません」と事前に言われていましたが、ギリギリで開催OKとのこと。逆に怖いジャマイカ。

飛び込み台に登ったあとも「突風で飛ばされないように、端に行かないで中央に集まってください!」と恐怖心を煽る叫び声。その後何度も何度も「絶対にふざけたり、ヘンな体勢で飛ばないで下さい!1人でもヘンなことやったら即刻中止です!」との厳重注意。
というわけで一番乗りで失礼します。
極めて冷静である。
一気に深くまで潜るので耳抜きをするヒマがなく右耳に激痛。あうー。ネットで調べたところ、入水後は思いっきり体を丸めてブレーキをかけるのがコツらしい。入水の体勢のままだと深くまで潜ってしまうんですって。

予想通り、全く怖くありませんでした。というのも私は生まれつき高所不感症であり、これまでにも
 スカイダイビングやら
 マジックマウンテンのあれやら、
  マジックマウンテンのこれやら、
ストラトスフィアのそれやらも平常心でお付き合いしてきたわけなんです。ですので10mからの飛び込みなんて、TSUTAYAの万引き防止ゲートを通る際のドキドキ感以下。
 しかし着水時の衝撃はかなりのもので、腕が真っ赤、腰まわりも真っ赤であり、椅子に座るとお尻が痛い。
17:00にプールクローズ。私の夏もこれにて終了。それにしても大満足の3時間でした。最高に楽しかった。勇気をだして遠出して本当に良かった。

最近気づいた人生を楽しむコツのひとつは「めんどくさい」に打ち勝つ、です。仮に家でゴロゴロしてたり、近場のレストランで済ませたりしていると、特に思い出にはならないはず。1日休みなら県外へ。2日休みなら沖縄へ。3日以上の休みなら海外へ。おお、なんて夢のある日々。

「最も効率よくダイブマスターになる」シリーズ目次



横浜クラフトビアめぐり

普段ローカーボな生活をしているのですが、たまに衝動的に多量の糖質、すなわちビールを摂取したくなることがあります。どうせ摂るなら美味しいものをということで、横浜でうまいクラフトビアを出すお店を一気に巡ることに。
まずは関内の「ベイ ブルーイング ヨコハマ」。
バーに併設された醸造所。目の前でビールつくっています。
盛夏であり、一気飲みである。
追加で別のビールを注文しようとしたら、ちょうど売り切れるところだったので、サービスしてもらえました。ラッキー!
生で食べるナス。瑞々しい。
自家製のウインナーも塩気が強く食べ応えがあり、ビールにぴったり。
自分ちでつくってるビール以外のものも提供。TYのがあって不思議な感じ。
次のお店に向かう途中に偶然通りがかったお店の前にハッピーアワーのお知らせ。「IRISH PUB CELTS」というお店です。
完全に想定外。
ご丁寧にジャガイモからも糖質を摂取。
お次は「Craft Beer Bars」というお店。ミもフタもない名前のお店。こんなにオーセンティックバーな雰囲気でクラフトビアばっかし出しています。
本日のビール。
この時点で未だ16時。
何飲んだのかすっかり忘れてしまった。
〆に「馬車道タップルーム」。こちらは多品種小ロットで販売してくれます。
こんなスタンプラリーみたいにされると、全部注文しちゃうよね。もはや味などどうでもよくて、種類を稼ぐことに意味がある。
さすがにビンビールまではたどりつかず。
きちんと窯があって、薪火でじっくりとスモークした肉がとても美味しい。

いやー、たっぷり飲みました。おうちに帰ってバタンキュー。翌日はこってりとした二日酔い。でも楽しかった。やっぱビールはこれぐらい豪快に飲まないと。

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アクアマーレ/観音崎

連れがアクアパッツァに行った際に横須賀美術館の招待券をもらえたとのことで、せっかくだから系列の当店に行ってみるかということに。当日午前に思い立って電話したら「テラス席のみあいています」とのこと。
 そしたらなんと、芝生広場を使って何かイベントをやるとな。
 場所取りがチラホラ始まってる。まさかこんな日にテラス席を予約できるとはついていますね。
 という企画展をやっていたのですが、これが中々楽しかった。
 怖い対象であるはずなのに、どことなくひょうきんな絵が多い。
幼児の首を刈り取って最高のドヤ顔である。
 建物も空間も今風なカンジで、リゾート感あふれる素敵な美術館です。
 レストランに突入。予約で満席との掲示アリ。危なかった。広尾本店と異なり非常にカジュアルな雰囲気。半そで半ズボンOK。
 岩ガキ。あさつきとレモン、オリーブオイルだけでシンプルに。しかし非常に美味しい。食欲がそそられる。前菜として最適。
 パンは普通。チーズを焼いたやつみたいなのはチーズ味が薄く感じました。
 バーニャカウダ。ソースは広尾本店に近いと感じましたが、野菜は全くの別物。三浦野菜と猛プッシュしていましたが大したことはありません。
 こちらも地場のアジをマリネ。見た目は素晴らしいのですが特に美味しくはない。塩とオリーブオイルだけの単純な調理だからこそ素材の良し悪しが際立つのですが、地元で採れたからといって新鮮で美味しいとは限らないことを悟りました。
 ズッパディペッシェ。イタリア風ブイヤベースですね。東京湾で揚がったイセエビ、ワタリガニ、キンメダイ、タコ、イカ、アサリ、アナゴなどの魚介類オールスターズ。どう考えても旨い!満点です。6,000円近くする皿なのでオーダーするのにビビってしまいますが、これは絶対に注文すべき!
 ところで映像のイベントは心の底からつまらないものでした。スウェーデンの画家の絵を無理やりアニメーションに起こしただかなんだかで、ストーリーがなさすぎ。絵が動いてるだけです。まあ、美術館のイベントなんだからそれぐらいシュールなほうが良いのでしょう。
ズッパの残りでリゾットを作ってもらう。こらまた魚介が米にしっかりと溶け込んで最後の一滴まで美味しく頂けました。

横須賀の僻地にしてはふたりで10,000円を余裕で超えてくるので高級店という分類でしょう。コースもあるし、アラカルトで自由に注文するのもOK。ただ、車で来るのが前提なので、ワインを飲むことができないのが残念。アルコール成分を一瞬で分解するクスリみたいなのを誰か早く開発してください。



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アロマクラシコ/品川

品川はちゃんとしたレストランが非常に少ない。その中で最もネームバリューがあるお店となると、やはり当店。
トウモロコシのサブレ。トウモロコシの旨みが強くて印象的。
パンは普通。
サーモンのミキュイ。美味しいけれど誰でも作れる料理ですね。高級レストランで出す皿じゃない。
フォアグラのテリーヌに桃のシェイク。桃のシェイクはとてもさっぱりとして単体で美味しい。問題なのはフォアグラ。2ミリぐらいしか入っていないんじゃないでしょうか。まったくフォアグラ感が無い。桃が美味しかったなあとしか思い出せない。
パスタも家庭料理みたい。私でも作れます。
カサゴのフリット。なにかこう、ずっとバラバラ感があるんですよねここの料理。いろんな食材が登場しては来るものの、一体感が無い。カサゴも、その衣も、ズッキーニを始めとするつけあわせも個別には美味しいのですが。。。松井落合江藤清原がいたころの巨人軍を思い出させるお店です。
しかし夏鹿は驚くほど美味しかった。なるほどね、色んな食材を組み合わせるんじゃなくて、こういう単品ズドンで勝負すれば満足するお店なのか。ノリとしては北島亭。双方のお店から「一緒にするな!」と怒られそうですが。
デザートはスイカに塩アイスクリームにチョコ。スイカに塩でチョコをタネに見立てているのはわかるんですが、小学生の図画工作じゃあるまいし、そんな貧弱な発想で金とらないで欲しい。どうせやるなら緑色の長方形カード型にペンギンの肉を添えて「スイカです」ぐらいやってほしい。
プチフールは手がベトベトになる何かでやや不快。
ハーブティはほぼミントティー。

ところで、味もさることながら、サービスレベルも非常に低い。皿出しがやたら遅くて各皿のインターバルが15分近くある。どのテーブルの客もヒマそうにしてる。ようやく到着したと思いきや、ふたり同時ではなくバラバラに持ってきたりする。

オープンしたてのてんてこまい状態でもないし、満席でもないのにこのオペレーションの悪さは単純に「飲食店のプロ」が当店にひとりもいないだけでしょう。というか、アロマフレスカグループが当店に全く力を入れていないんだと思います。とは言えグルメ不毛の地、品川でそれなりに雰囲気が良くてそれなりに食べれる店はここぐらいしかないので、それなりに客も入り続ける。全てが「それなり」の店。割り切って訪れるべきなんでしょうね。



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十年近く愛読している本です。ホームパーティがあれば常にこの本に立ち返る。前菜からドルチェまで最大公約数的な技術が網羅されており、これをなぞれば体面は保てます。